OVA、実写映画


ガイバーはオリジナルアニメビデオが三シリーズ、ハリウッドでの実写映画が二本制作されています。
ここではそれらの作品についての感想や解説などを語ってみました。
・・・例によって偏りまくっていますが、ご容赦を。(笑)

OVA
強殖装甲ガイバー(86年版 バルキュリア)
強殖装甲ガイバー(89〜90年版 第一期OVA)
強殖装甲ガイバー ACT2(92年版 第二期OVA)
実写映画
GUYVER
GUYVER DARK HERO


強殖装甲ガイバー(バルキュリア編)

深町晶:水島裕  瀬川瑞紀:富沢美智恵
バルキュリア:戸田恵子  ガイバーV:小杉十郎太

私をガイバーに引き込んだ記念すべきOVA。

ストーリーは偶然ガイバーとなってしまった少年、深町晶が
捕らわれの瑞紀を救出し、ガイバーU(バルキュリア)との対決を経て
クロノス日本支部を壊滅させるというヒーロー物の明快型と言えます。
人間関係は晶君と瑞紀ちゃんに絞っているため、
哲郎君は出番無し、ガイバーVも唐突に出てくる謎の人物で終わってます。
これを見て原作本読んだから、最初はとまどいました・・・
(最初はヘタレていた晶君、ストーリー中盤から熱血ヒーローと化しますから)
ってのは、昔のお話。

私の記憶に間違いが無ければ、このビデオが「アニメ大好き」で放送された時、
バルキュリア捕食シーンがまるまるカットされていました〜。
(確かにヤバイシーンなんですけど・・・)
その為にバルキュリアがガイバーUとして現れるのが唐突すぎてとまどいましたっけ。
後、クラスメイト達が狙撃されて倒れるシーンもカットされてましたね。
二回目の放送の時はちゃんと放送されましたけど。(笑)

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強殖装甲ガイバー(第一期OVA)

全六巻セット
「出現 驚異の強殖装甲」「激突 二人のガイバー」「謎の影 ガイバーV」
「猛撃 超獣化兵五人衆」「戦慄 ガイバー死す」「決戦 クロノス日本支部壊滅」

深町晶:草尾毅  瀬川瑞紀:水谷優子  瀬川哲郎:塩谷浩三
巻島顎人:田中秀幸  リスカー:若本則夫  ギュオー:柴田秀勝
ゼクトール:沢木郁也  エレゲン:小杉十郎太
ガスター:銀河万丈  ダーゼルブ:郷里大輔  ザンクルス:広中雅史

これは一巻のストーリーをメインにして超獣化兵五人衆を絡ませた構成になっています。
顎人君は本編より極悪していたり(なんとユニット強奪の真犯人だったとはっ)、
すべてのきっかけとなった実験体もきっちりと見せ場を貰っていたりと、
一人一人のキャラの背景というか存在が重くなっているのはさすがですね。
どさくさまぎれとはいえ、晶君が顎人君にパンチを入れてしまいますし。(もしかして快挙!?)
クロノス側では超獣化兵の皆さんが良い味を出して話を盛り上げてくださいました。
(対エンザイム戦では解説者になっていたのは置いといてっと。)
ラストのゼクトールとエレゲンのやりとりや、
最終形態となったゼクトールがガイバーVを追いつめるところなんか
どちらが悪役か分からないぐらいでした。(ゼクトールの方が熱血ヒーローみたいだった)

なお、この一期と二期のビデオには
ソフビフィギュアを使ったゾアノイドデータファイルがおまけとして収録されています。

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強殖装甲ガイバーACT2(第二期OVA)

全三巻 (一巻に二話収録)
「追撃の序章(プレリュード)」「実験体部隊 損種実験体(ロストナンバーズ)の挑戦」
「衝撃の変身 悲劇のエンザイムU」「脱出なるか 魔の竹代町」
「獣神変 村上征樹」「アプトム猛攻 甦れガイバーT」

深町晶:草尾毅  瀬川瑞紀:水谷優子  瀬川哲郎:塩谷浩三  巻島顎人:田中秀幸
村上征樹:鈴置洋孝  尾沼志津:川村万梨阿  深町史雄:島香裕  尾沼与平:緒方賢一
ハミルカル・バルカス:加藤精三  アプトム:二又一成 

あ〜このシリーズは何と言いますか・・・、
作画にかなり難があるため、見るのが辛いというのが本音であります。
あまりに辛かったせいか初代一巻は製造元で取り替えるという
ハプニングまで勃発してしまいました。
(そう、このシリーズの一巻は修正前版と再制作版の二種類があるのです)
ストーリー自体はなかなかのモノがあるんですけどねえ・・・。
(アプトムがダイムの最期をみとるシーンは泣けます)
ストーリーは二巻のラストから五巻のラストまでを簡単にして再構成されていますが、
第一期で既に超獣化兵五人衆が全滅しているのは辛いですね、
本来の主力敵役がすでにいないんですから。
(ご飯がいないから、アプトムもパワーアップ出来ないよ〜)

しかし、意味もなく太陽をバックに宙返りする村上さんの姿には、泣くべきなのか喜ぶべきなのか?

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GUYVER(実写映画)

ショーン:ジャック・アームストロング
ミズキ:ヴィヴィアン・ウー
マックス:マーク・ハミル

ユニットを持ち逃げするのはクロノスの科学者で
ゾアノイドでもあるテツ・セガワ。何とミズキの父親!!
字幕が関西弁なゾアノイドの皆さん・・・。
ルーク・スカイウォーカーの面影が全くないマーク・ハミル扮するマックス。(泣)
テツ・セガワのペテンに引っ掛かり、ユニットと間違えて壊れたトースターをバルカスに届けるリスカー
(このリスカーはゾアノイド部隊の隊長さん、ちなみに職場恋愛中)
またそのトースターでパンを焼くバルカス。(爺ではなくてダンディーなおじさま)
殖装のキーワードは「あい あむ ざ がいばー。」
ゾアノイドごとミズキを斬ってしまったとうろたえている内に
「よくもわいの彼女をやってくれたなっ。」と怒ったリスカーにメタルを抉られるガイバー。
服を着たまま調製槽に浸かっている姿が無茶苦茶不自然だったマックス。
再生中のメタルをゾアノイドが飲み込んでしまった為に
そのゾアノイドの腹の中から復活するガイバー。(それも高周波ソードで腹を切り裂いて)
ゾアノイドはミズキの凶器攻撃でダウンするほど弱い奴がいる・・・。
ラスボスのバルカスはただの怪獣だった・・・。
勝利のご褒美はミズキとの接吻〜♪

いやあ、ホントに笑える凄い映画でした。(爆)
あれ?誉めているつもりなのに、おちょくっているとしか思えない解説になってしまった・・・、何故?

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GUYVER DARK HERO(実写映画)

すいません、これは未見なので解説出来ません・・・。
ミズキに振られたショーンが殖装した獣化兵と戦う話だと聞いていますが。

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