上平寺城の麓にあたり、京極高清の湖北統一後の本城。
上平寺城に対する平時の居館。
国道365号線上平寺区内に伊吹神社があり、その裏一帯が居館跡。
「御屋形」「弾正屋敷」「蔵屋敷」「隠岐屋敷」「厩」と記された方形区画が数多く認められる。「御屋形」は言うまでも無く京極氏の居館を指すもので、この背後には「御自愛泉石」と記された部分がある。これは庭園のことで、今も瓢形の池や立石が残ります。
非常に整備された屋敷跡が数多く、当時の賑わいを感じます。
大永三年(1523)には焼失したと思われる。
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伊吹神社前の屋敷跡発掘現場 屋敷周辺に配された石垣が見られる 2002年6月撮影 |
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