畿内七高山のひとつと呼ばれる伊吹山は、遠く江戸時代まで修験者の山として栄えておりました。
この伊吹山を、再び修行の場として吉田慈敬ご住職をはじめ、東雲寺檀家信徒の皆さまがたの手によって活用していただきますことは、地元伊吹町にとりまして誠に歓迎すべきことであります。
伊吹山は皆様ご高承のとおり、冬はスキー、夏は登山の山として中京、京阪神などから、年間80万人の人々がレクレーションの対象として来山されておりますが、このたびは、この伊吹山を〃心の道場〃とされ活用いただくことは地域にとって新たな活力を与えていただくことになると確信いたすものでございます。
改めて、吉田慈敬ご住職をはじめ関係されます皆様のご努力に敬意と感謝を申し上げますとともに、皆様がたの所期の目的が達せられますことを心より祈念申し上げましてご挨拶といたします。
合掌 |