占治が原
 伊吹山項から弥高百坊へ続く中尾根の、ちょうどまん中あたりにちょつとした広場があります。ここを占治原といいます。昔から日本のまん中だといわれて来たところです。弥高寺を開いた三修上人が草をとってあたりにばらまいたら、あたり一面よもぎが生えたといわれます。伊吹山のもぐさは、ここから広がったのだそうです。一切衆生原指蓮艾、しめじがはらのさしもぐさといわれます。
次のおとぎばなし