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たらたら日記

2001年12月31日(月)

 ダンナと一緒に日本橋へ。自分の希望としては、DVDがもう少しなめらかに見られて、グラフィックを扱ってもフリーズしなくなればな、と。
 基本方針としては、しばらくはパワーアップを考えなくても済むように、できるだけよいものを揃えよう、というわけで。
 CPUをペンティアム3の500Mから4の1.7Gに変えることにしたために、マザーボードからメモりからグラフィックボードから取り替えるはめになりました。電源もついでに交換。
 列挙すると、
 マザーボード GIGABITE GA-81TXE Intel850チップセット
 CPU ペンティアム4 1.7G
 メモリ Kingston RDRAM 256MB×2
 グラフィックボード RADEON7500 ATI RV200(バルク品)
 あー…はっきり言って私には何のことだかわからないんだけど、ダンナが「こう書いておけば、わかる人にはわかる」って言うから…。
 なにせ私、「電源ってファンがついてるんだ?」とか聞くくらい、なんにもわかってないですから。あ、ちなみに電源は250Wから350Wにしました。
 合計で10万少々となりました。これだけ出費するなら、すでに組みあがっているマシンを買った方が早かったと思うんだけど、これ以上キーボードが増えてもねえ。諸事情あって、うちでは使っていないキーボードがゴロゴロしていたりする。
 さて、その他の買い物。ワンダースワンのロマンシング・サガ。ついでにロマサガの音楽のアレンジ・アルバム「ラ・ロマンス」も買ってしまったり…。アギトDVD1巻。ディズニー「白雪姫」DVD。実はこれのLD持っているんだけど、安かったから、つい。…なにせ、今あるLDプレイヤーがつぶれたら買い換えることも修理も無理だし…そうなると山のようにあるLDボックスが見られなくなる。売り場に並んでいるDVDボックスを見ながら、買い換えようかなあ…という考えが頭をよぎる。「宝島」とか「ガンバの冒険」とか…。
管理人組み立てに取り組む 帰ってきてから、ねじ回しを手にさっそく挑戦。ダンナの指示に従って、わけわかっていないまま、差し込んだりつないだり…。
 HDD、FDD、DVD-ROM、CD-R、サウンドボード以外は総とっかえ。「これはもう、改造という次元じゃなくて、組み立てだ」とダンナ。「自分で組み立てたと胸張れるで」
 で、せっかく証拠写真を撮ったので、サイトに載せろとうるさいので、恥ずかしながら、「管理人パソコン組み立てるの図」出しました。
 あとはOSから始まって、ひたすらインストール。今回OSのバージョンアップは見送って、98SEのままです。CD入れて再起動して入れて再起動して…。わたわたしている間に2001年は終わりました。  

2001年12月30日(日)

 ダンナの実家では毎年、年末に親戚一同集まってもちつきをします。去年は冬コミに行くのでさぼってしまったけれど、長男の嫁が二年続けて留守だとさすがにまずいので、今年はコミケ行きをあきらめました。

 前の日、ついたのが深夜だったので、目が覚めたのは7時45分頃でした。というわけで、ガオの感想はまた後日。
 と言いつつ、終わりのほうだけちろっと見た感じでは…今ごろ総集編ですか?このまま、なんとなくおちゃらけた状態で最終回までいくのでしょうか?新たなる敵はもう出ないのかな。目、鼻、口ときたから、合体してもよさそうだけど。悟空の大冒険(笑)。映画版で出てきた全員ボーカルバージョン主題歌をバックに映し出される映像を見ながら、ガオって本当にお馬鹿だなあ…と思いましたことさ。
 えーい、半端な敵を出すくらいだったら、幻でも何でもいいから、ロウキを出してくれ〜。

 で、アギト。いつもはビデオ見返しながら感想を上げているけれど、寝ぼけながら一回見たきりなので、通常よりあっさりなのはお許しいただきたい。
 もし先週で最終回だったら暴れる、と書いたけれど、もし中途半端でいい加減な展開に突入するくらいだったら、あれでスッパリ終わったものだと考えた方がましだろうな…と、冒頭を見ながらつらつらと考えていた。(氷川くんのフォローがすっぽり抜け落ちていたわね)
 で、オープニングで、北條さんの名前がなくて、見る気力が3割になったのは、否めない事実である。
 ひと月の間、アンノウンが出なかったからといって、G3−Xシステム活動停止を決定するお偉方。北條さんの差し金でないとしたら…あんたら、本当に馬鹿者どもだ。
 それぞれの生活を送るダブルライダース。翔一(仮)くん…君、全然変わらんね。突飛な料理を作るのは昔からだったようで…専門学校時代の先生に誘われて、住み込みで店の手伝いをすることに。
 いっぽうの涼君はバイク屋でのバイト決定。バイク屋のオヤジは初代ライダーのスーツアクターだった方らしく、一部の男性ファンが感動してたっけ。そもそも涼君はどうやって生活しているのか謎でしたからねえ。
 わざわざ涼君のとこに報告しにくる翔一(仮)くん。男二人でまったりとした時を過ごしております(^^;
 さて、自称沢木氏は幽霊ではなくゾンビであったことが判明。やはり津上家にはマイ霊安室があるらしい。雪菜さんが死んだのがいつか知らないけど、後追い自殺して、生き返らせたのは黒服青年(成長後)で、その前にあかつき号事件があって、翔一(仮)くんが半年美杉家に世話になっていて…。いや、考えるだけ無駄だな。
 黒服青年は蠍座のアンタレスの位置を移動させてしまいました。……おいおい……。
 で、どこの機関か知らないけど、大騒ぎ。
 画面に向かって「すみません、私、もうアギト見切っちゃっていいですか」とつぶやいてしまいました。
 アンタレスが地球から何光年離れているのか覚えていないけれど、その光が地球に届くまで、1年や2年といったレベルではなかったことは確か。たとえ今日爆発したとしても、その事実が知れるのははるか先の話のはず。ヘタにリアルにしようとして、思い切り墓穴を掘っていますな。
 ドッペルゲンガー(?)に出会って、死ぬまで食べた某青年。双子を起用したという話だけど、あれだけちょっとしか映らないなら、意味ない気がする。
 バイク屋で涼君と絡んでいた女性ライダー、白バイで交通整理していた尾室くんをぶっちぎります。白バイ姿、格好いいよ、オムロン。
 わざわざ翔一くんのバイトしている様子をそっとのぞきにいってる涼君…(冷や汗)
 黒服青年は新たな高位ロードを生み出します。…うーむ。デザインは格好良い。そんな人里近くの竹藪で目立つことして、「見たな」「ここは聖域だ」とか言っても…ねえ。
 ギルスはまた露払いかなー。しょうがないかもしれないけど、全国のチビっこファンが泣いちゃうぞ〜。
 次回予告で。何をえらそうに足組んでポーズつけて「問題は…」とか言ってるんですか、北條さん。しかし、スーツ着ていてもあんなに細く見えるなんて。尋常じゃないです。

 さて、もちつきです。石のウスに木のキネでつく、本格派です。
 今まで、つき手に回ったことはあるけれど、今回初めてお水取りに挑戦しました。…あんなに体力仕事だとは思わなかった。一ウス終わるごとに、酸欠状態でひーひーいいました。根がどんくさいものだから、何度もキネで叩かれそうになりました。でも、つき手は交代できても、お水取り役の人は今まで一人しかいなかったから、少しでも休んでもらえれば、ね。

 夜中にNHKで海外ドラマの千夜一夜物語をやってました。さすがに原作そのまんまだと問題があるようで(^^; いろいろとストーリーを変えてましたね。でも映像がすごかったわ〜。CGもそうだけど、市場に集まる種々雑多な人々の描写とか、ね。

2001年12月29日(土)

 今まで順繰りに「マックのキューブが欲しい病」「ノートパソコン(できればVAIOあたり)が欲しい病」「もっと高機能な新しいパソコンが欲しい病」にかかりながらも、なんとかやり過ごしてきたけれど、「今のパソコンを改造したい病」に、ついに陥落してしまいました。というわけで、「みどりんパワーアップ計画」発動。年末にダンナの実家に帰省したら、日本橋でCPUを買おう、と決意。仕事が休みになったので、ひたすらデータのバックアップに専念。ニフティのデータがテキストのみのはずなのに、250MB以上あるというのはどういうわけだ、ブルブル。
 なにげなく、テレビのチャンネルを回してたら、2時間ミステリの犯人役で、木野薫を演じておられた菊池さんが出演。うう、やっぱり渋いわ。
 ダンナもパソコン改造を決意、というわけで、パソコン2台(ミドルタワー&フルタワー)とソフト類一式積み込んで、帰省いたしましたとさ。

 車の中でテレビつけていたら、浅野忠信氏主演で妙にけだるい独白の続く映像が映ってた。ちょっとここでは書けないような描写も多々。なんか、つげ義春のマンガみたいだなあ、とか言ってたら、本当に「ねじ式」の映画版だった。…さあ、そこのあなた、どうぞご一緒に。せーの、「医者はどこだ!」

2001年12月28日(金)

 東映ヒーローネットに入れるようになったので、いそいそと山崎さんのインタビューを読みにいきました。まさかあんなロングインタビューだったとは。大枚はたいた(大げさ)甲斐がありました。役者になったきっかけとかは他でも読んでいたけれど…かわいげのない子どもだったのですか、山崎さん。わかるようなわからぬような。…しかし、お茶のお代わりを所望する山崎さん、なんて愛らしい…。この方、自分が全国の大勢の女性の道を狂わせている自覚あるのかしら…。…きっとないんだろうな…、おもちゃ屋で店員さんにばれてびびりまくっているくらいだから…。

2001年12月26日(水)

 クウガの時は皆無だったが、アギトに関してはあちこちのサイトに感想を読みにうかがっている。いろいろな意見を目にするけれど、一件、見事なくらい私と正反対の感想を抱かれる方がいらっしゃる。私が気に入る部分は、向こうが不満な部分。向こうが誉める部分は、私が文句たれた部分。そりゃもう、見事に。だからといって別に腹が立ったりはしない。とてもしっかりとした自分なりの物の見方、考え方を持っていらっしゃる方です。毎度感心してます。…思わず、私の物の感じ方って変なのだろうか、と不安になってしまう。いや、実際おかしいのかもしれないけれど…。でも、見たときの感情はどうにもできないしな…。

2001年12月25日(火) その2

 冬休み映画のCMが流れ始めてますが、ゴジラの併映のハム太郎、「監督・出崎統」と出ているのが目に入って「え?」と硬直した次の瞬間、画面に映る止め絵(笑)。うっわ〜、確かに出崎演出だ(笑)。っていっても、今の若い人にはわからないか。「あしたのジョー」とか「エースをねらえ!」とか「宝島」とかの演出をしたお方なんですけどね。

 さて、今週のアギト。
 「最終回のつもりで書いた」話らしいが、もしここでエンドマークがでたら、自分は果たして納得しただろうか。…まだ色々謎も、語るべくして語られない部分も残っているから、暴れたかもね。作っている側としては、あらかたの謎は説明したつもりかもしれないけど、実のところ作品内で憶測がついていた域を出ていない。たとえば、なぜ涼君がアギトではないギルスになったのかという大きな謎だって残っているんだけど、おそらくそのあたりを語る気はまったくないだろうと思われる。ま、いいけどさ。こういう諦念が積み重なって、自分はアギトに対してのめり込みきれないのだろう。
 冒頭で、黒服青年に腹を打ち抜かれた翔一くん。映画版の真魚ちゃんの予知の中では、沢木氏(自称)に抱き起こされるんだけど(うう、このときの沢木氏の表情が色っぽくてね)、本編ではアギトの力を先に失った3人が駆け寄ります。いっぽう、苦戦する氷川くんは一時的に視力を回復し、打ち出される銃弾に青ハヤブサは一時退却。
 CM明け。なんでわざわざ、そんなところ(真島くんが涼君かくまっていた地下)に隠れてるんですか、みんな。なぜ自分からアギトを捨てた!と叫ぶ涼君に、あれは人間が持ってはいけない力なのだと答える翔一くん。そこへ氷川くん乱入。いったいなんでここに…。アギトの力は人を不幸にする、という翔一くんの言葉に氷川くんは、あなたは現に多くの人を救っている、と言い募る。アギトでない氷川さんにはわかりませんよ、と突き放し、みんなもう無関係だとやぐされる翔一くん。…そりゃあそうなんだけど。君、氷川くんに対してはとことん無神経やね。
 帰宅後、部屋で物思う真魚ちゃんに、ドア越しにアギトを捨てたと告げる翔一くん。姉さんのことが許されるとは思わないけれど…ごめん、と。…見ている自分の中の苛立ちはなんだろう。大切な人を傷つけたかもしれない異形の力…身近な人物が同じ力を持つことを受け入れられない少女。己の持つ異形のおぞましい力による疎外感に傷つく若者。これらは自分としては好きなシチュエーションのはずなのに…。「無責任なやつ」とか思ってしまう自分がいる。なぜ、自分は翔一くんに対しては、許容ある心で接することができないのか、自分で自分がわからない。なぜ私はこんなに心狭い…(苦)。
 北條さんの付き添いで氷川くんは病院へ。検査の結果は異常なしだけれど…。北條さんは氷川くんに当分装着員から外れるべきだ、と強く進言します。あなたたち、また人のいるところでそんな大声で大事な話を…。氷川くんは自分が戦い続けることで、戦えなくなっている津上さんが戻ってくるような気がする、と。知りませんよという北條さんですが、そんなことでいいんですか〜。市民の安全のことを考えたら、殴ってでも、上にチクってでもやめさせるべきなのでは? …でも、北條さんのあまりの男前ぶりに画面の前でクラクラしていた私でした(滅)
 真澄さんのマンションでは、ひさびさに真島くんの「どーするの?」が炸裂。「誰がアンノウンと戦うわけ!?」そうねえ、補欠もあの様子だしね。…われわれはただの人間だ、それぞれ自由に生きていけばいい、われわれを繋ぐものはもう何もない…と静かに語る木野さん。でも涼君、仁王立ち。やっとみつけた絆だ、という言葉が…なんだか悲しくて寂しい。
 さて、キリスト教に対する知識を持っていらっしゃる方の多くがすでに指摘されていましたが、真魚ちゃんの名前、やはり「天の恵みの食べ物」の意味も持っていたのですね。教授に諭されながらも、どうすればいいかわからず、泣きながら飛び出す真魚ちゃん。
 チャリンコライダー真魚ちゃんを、偽ジャラジくん(違)が襲います。翔一くんに会いにいく途中の涼君がかばい、単車で逃げます。涼君、予備のメットを常備しているのね。そのころ、黒服青年は自分から抜け出そうとする「白の力」に苦しみ、それほど帰りたいなら帰るべき場所を無くしてやる、と元「アギトの会」会員殺害を決意。
 涼君は真魚ちゃんに、アンノウンはアギトになるかもしれない人間を襲っている、あんたもアギトになる可能性がある、と語ります。戸惑う真魚ちゃん。……いい気味だ、と心の底で思ってしまった自分を、誰か叱ってやってください…。
 再び襲われる二人。逃げる途中、何故か木野さん&真島くんとバッタリ。3人のナイトに守られる真魚ちゃん。…いいなあ。
 バイクをかっとばしていた翔一くんは、空を行く青ハヤブサを目撃し、方向転換。君、無関係になったんとちゃうんかい。
 ヤマアラシに苦戦していたうえに、ハヤブサまで加わって大ピンチの4人。木野さんはハヤブサの直撃を受け、苦悶。ヤマアラシの放った針を、真魚ちゃんをかばって飛び込んだ翔一くんが胸に受けます。涼君と真魚ちゃんはバイクで逃走。木野さんは携帯していた(!)手術用具を取り出し、翔一くんの胸から針を摘出しようとします。針を受けるとジャラジくんが呪文を唱えれば、水になってしまうのですが、幸い真魚ちゃんを追いかけてお留守です。真島くんが長い腕で翔一くんを押さえつけ、木野さんは先ほどの衝撃に苦しみながらもメスをふるいます。…しかし、麻酔無しは痛かろう。自分はアギトに飲み込まれたが、それは自分の弱さのせいだ、俺は自分の弱さと戦うから、お前も頑張れ、と木野さん。
 バイクで、おなじみの工場に逃げ込む涼君と真魚ちゃん。2体に追いつかれたところでG3−Xが飛び込みます。…しかしやはり目に異常。「氷川くん、どうした」と小沢さん(お、漢…)。なんで気付かないのかな…と思うけど。そこへいきなり乗り込んできて、尾室くんのインカムを拝借し、氷川くんのナビゲーションをする北條さん。見ているほうの頭の中は大爆発。車中一泊もフレンチデートも、まあみんな大騒ぎよねとしらっと流しておりましたが、今回は…参りました。
 無事青ハヤブサを撃破したものの、ヤマアラシにやられっぱなしの氷川くん。危うし、涼君&真魚ちゃん。そこへ翔一くんと木野さん、真島くんが飛び込んできます。これだけ数がそろっても、真魚ちゃんを守るべき力を持った人はいません。真魚ちゃんが内心「役立たず」と思っているかどうか…知りませんけどね。
 黒服青年があらわれ、役者が揃います。
 「もう一度アギトとして戦って」と叫ぶ真魚嬢。…わたくしは何も語りますまい。
 黒服青年に飛びかかるも、バリア(?)に弾きとばされる翔一くん。人間には私に触れることさえできない、と、もはや嘲弄も哀れみもない貌でつぶやく青年。視力回復した氷川くんが青年にGX−05を撃ち込み続け、バリアがそれを受けとめる隙に飛び込む翔一くん。弾当たると危ないよって。(よく考えるといくら翔一くんが拳向けたからって、氷川くんもよく「普通の人間の姿」の青年に銃ぶっぱなしたものだ。いいのか、そんなことで) 無事翔一くんは青年にワンパンチ入れます。大ショ〜ックの青年。お腹から白服少年初期形態が飛び出しちゃいます。それぞれの場所へ還る白い少年。よく、間違えないもんだ。…しかし、翔一アギトくらいほどよく育っていると、第2形態くらいになっていてもよさそうなものだけど…まあ、隆ちゃんのほうが可愛いからいいか。
 取り戻したアギトの力に、変身する翔一くん。続いて涼君、木野さんも。ああ、木野さんの変身姿を再び拝めるとは…!初めて青年に驚愕と怯えの表情が浮かびます。ご主人様を守るべく、飛び出すヤマアラシ。木野キック…もとい、アサルトキック、かかと落としもといヒールクロウ、そしてノーマルアギトキックもとい…あれ、正式名称なんだっけ、を受けて、天使の輪も出さずに爆発するヤマアラシ。
 そんなことより青年は人間に殴られたことによほどご不満のご様子。
 うちに帰った真魚ちゃんと翔一くんは、「ごめん」「こっちこそごめん」と謝り合い、教授はそっと微笑みます。……君ら、それでいいのか。……そんなことでいいのか……。
 真澄さんのマンションでくつろぐ三人衆。家出少年だった真島くんは、木野さんのオペを間近に見て、自分も医者をめざすことに決めたと木野さんに告げます。お前ならできる、と微笑む木野さん。「浩二…コーヒーをたのむ」とカップを差し出す木野さん。浩二って言い方がなんか…(悶) 真島くんが台所へ消えて…ソファへ静かに体を預ける木野さん。様子のおかしさに気付いた涼君が揺り動かしても、木野さんの目が開くことはなく…。そんな、真島くんに席を外させても、すぐわかっちゃうやんか。真島くんに出会って、涼君に出会って、…それでも雪山からまだ出られないんか?まだ、雅人さんを抱えて、雪山の中を歩き続けないとあかんのか?…そんなん寂しすぎるやんか。木野さん、そんなん寂しすぎる。そんなんで旅出ったらあかんわ。
 次回、この時期になって新キャラ登場?しかも女性ライダー? …まさか、ね。はは…。しかし、まだ風呂敷たたまなきゃならないんだから、よけいなことに手を出している場合じゃないでしょう。謎はあらかた解けた、なんて弁明、私は認めんぞ。
 ……今回はいつもにも増して毒がキツくなってしまったなあ。

2001年12月25日(火)

 世間様はクリスマス三連休をいかがお過ごしになりましたか。自分は1日ずれた休み中です。例年は仕事納めの後(汗)、印刷している年賀状を、調子の悪いプリンタをだましだまし作っているところです。
 ビリカン誕生日創作は挫折しました。む、無念…。ギース様の誕生日には必ず…!

 ちょっと真面目な話。最近のいわゆる狂牛病騒ぎで、一部で狂牛病をギャグのネタにしているところも見受けられるようです。まだ日本では患者は出ていないようですが…。狂牛病に非常に近い病気で、クロイツフェルト・ヤコブ病があるのをご存じでしょうか。日本では、脳手術を行った際に移植した硬膜が汚染されていたために、発症した患者が大勢存在し、現在訴訟が行われています。うちの近隣でも、今年になってから数名亡くなっておられます。公共施設に勤めている関係で、遺族の方にお会いする機会がありました…。えらそうなことをいえる立場の人間じゃありませんが、狂牛病をちゃかすような風潮は、なんだか悲しい私です。ひとことどうしても言いたくて。

 さて、気持ちを切り替えて。
 遅れましたが、今週の特撮感想。
 今週のガオ。まだ本調子でないテトムが無理をして、ガオズロックを移動させますが、夜中に異変が起こります。…みんなの寝顔可愛いな…、特に荒鷲…、白銀も見たかった…なんてことは置いておいて。レッドのGフォンから不気味な虫が這い出します。ところで、その妙にゴージャスなインテリアはいったい…。
 翌朝、突然の攻撃に大揺れのガオズロック。いつもこういうときはパジャマで飛び出してくるのに、なぜかみんな着替えてやってきます(苦笑)。
 羅刹さまの待つ高台へ向かう、ガオたち。変身しようとしますが、手のGフォンはぼろりと崩れます。クリスマスオルグの回で、レッドがGフォンを渡した時に、羅刹さまは自分の分身を忍ばせておき、そいつがみなのGフォンを蝕んだのです。…そういう回りくどいことをするくらいなら、ドロドロが忍び込んだときにみんなの寝首を掻けばよかったと思うのだが、どうか。
 その様子を聞いてびっくりするテトム。あの…余計なものくっついてきてたの気付かなかったのですか、巫女様?そんなテトムに襲いかかるミニクチビルゲ((C)超人バロム1)。緊縛のテトム嬢。
 ガオたちは、変身できなくとも心を一つに合わせれば強いはず、と羅刹さまに飛びかかりますが、羅刹さまは「なんて甘くておいしそうな夢」と彼らを一蹴。以下、生身のガオたちと羅刹さまの戦闘シーンが続きます。岩場をゴロゴロほんとに痛そうだよう(;_;) …皆さん、怪我しない程度にがんばってくださいね…。えーっと、もしかして荒鷲さん吹き替えってことはないよね…。いや、なんかアクション苦手みたいな報告聞いているから…。
 ぼこぼこにされたガオたちの前にあらわれるシルバー。しかし彼もあっさりやられ、変身が解けて、Gブレスフォンを壊されます。ああ、情けない(涙)。狼鬼が泣くよ。
 「所詮うぬらの力はそこまでだ」と羅刹さま。(この言い回し好きだな) 動けずにいるガオたちをしりめに、ガオズロックを好きに操って見せます。テトムが中にいるのに…!と焦る六色団子。特にイエローの反応が気になる私(やっぱり鷲巫女推奨派)。分身を呼び戻し、亀石を墜落させる羅刹さま。テトムとガオたちの夢ごと分身を喰らい、巨大化します。自分たちの無力さに弱音を吐くガオたち。白銀はノーコメント。……ところで、ダウンしているガオたちの中で、つい白銀のヒップに目がいってしまう私はやっぱり変態さんでしょうか(泣)。
 亀石に迫る巨大羅刹さま。「テトム、逃げてくれ、まだその中に生きているのなら」(レッド)「千年の命、無駄に散らすな、テトム」(白銀)という真剣な呼び声の一方で、テトムは…いい格好。若い娘さんが…(若くもないか)。特大フォーク&ナイフで粉砕される亀石。激昂したレッドは止める白銀の手を振り払い(わお)、羅刹さまにとびかかります。羅刹さまが赤団子を口に入れようとしたその時、あらわれるパワーアニマルたち。ガオシャークの背にはテトムが。飛び降りるテトムを誰か抱きとめるかと思ったんだけどな。くたばるって、テトム、言葉が悪い。
 喜びもつかの間、ぱっくりいかれるレッド。…「じごくのそうべえ」もしくは「地獄八景」といったところですか。ガオコング以下容赦なく羅刹さまをどつき、腹の口から飛び出すレッド(文にすると変だな)。ガオライオンの背に拾われるレッド。…ガオライオンは巨大化したまんまなんですか?なんだかいろいろ不都合がありそうだな…。食事の量とか…。こわれたGフォンはガオディアスがあっさり直してたけど、そんなことでいいの?
 ともあれ、時間もありません。さっさと合体。ガオマッスルとハンターの2タッグ。羅刹さま、「下味付け」って…「注文の多い料理店」を思い出しました。こんがり焼き上げようとするも、失敗。体でかくなっちゃったんだから、とにかく使えというライオンのリクエストにお応えして(嘘です)、ガオケンタウロス登場。羅刹さまって温羅さまと違って本当に行動派…なんだけど微妙に小物っぽいかも。あっさりやられておしまいに。「敗北の味もまた…」って(汗)…。
 倒れてしまったテトムを取り囲み、決意を新たにするガオたち。雪が降ってきて、今日がクリスマス、と思い出します。ブラックが白銀に「クリスマスって知ってるか?」というような仕草をして、白銀が「はて?」という顔をしていたのが楽しかったです。
 胴上げをしているガオたちを眺めるは、冒頭で羅刹さまに追い払われてしまった黒こげヤバイバ。次回は彼の逆襲でしょうか。…でもなんで予告でガオキング踊ってるんだろう。

 とりあえずいったんアップします。

2001年12月23日(日) その2

 ダンナの風邪は寝込むほどひどくはないので、ちょっと気晴らしも兼ねて近所へ買い物ツアー。ピクミンのCMソング「愛のうた」買っちゃいました。うっかりするとゲーム機ごとソフトを買ってしまいそうだったんだけど、そこはぐっとこらえて(笑)。ワンダースワンカラーでロマンシング・サガ1が出ていると聞いてたんだけど、手に入らなかった。いや、正確にはゲーム機同梱版は置いていたんだけど、さすがに機械2台はいらない。…ところで、狼鬼人形を探しているんだけど、見たことないです。本当に売ってるのかしら?(涙)
 カラープリンタが先日いきなり故障したので、年賀状のために新しいの買おうかどうしようか迷った末、今日のところは見送り。ダンナは前からCD−Rに直接印刷できるのを欲しがってたんだけど…。とりあえず、年賀状はモノクロデザインにすれば、もう一台のページプリンタのほうでなんとかなるし…。というわけで、帰ってきてから、今頃ごしょごしょと文面作り。市販の素材集でも去年の蛇とかと違って、馬だと色々ナイスな図案が多いから嬉しいわ。

2001年12月23日(日)

 今日は祝日です。ということで仕事は休み。しっかりビデオもセットしておいたのに、7時半には目が覚めてしまった。
 今日は久々にダンナとふたりでのんびり過ごせる…と思ったら、ダンナが風邪ひいちゃった。なんてこった〜い!
 とりあえず、もうすぐお昼時。今年の風邪は胃に来るというから、どうしようかなあ。

 最近、特撮の感想にエネルギー取られすぎなので、とりあえず、叫びたいことだけ先に叫びます。
 ガオの本編の感想は後でゆっくり書きます。予告見て頭の中爆発しました。お、温泉ですか〜。浴衣の白銀と洗面器の図って…。ああ、やっぱり彼はかっこつけより天然ボケでないと!(失礼) …それにしても、サービス? …アギトの面々でも見てみたいが無理だろうな…。

 アギトで。
 目の調子がおかしい氷川くん。北條さんは病院に付き添いですか〜。真剣な顔が、激烈男前!! 自分が戦い続けることで、津上さんが戻ってきてくれる気がする、という氷川くんに、どうなっても知りませんよ、と言いますが…。
 そして、氷川くんの異常に戸惑うトレーラーの中にのりこんできて、インカムをむしり取り、目の見えない氷川くんに指示を!
 うぎゃ〜〜ぁぁぁ〜〜!!
 前回の話を見て、こんなシチュエーションの創作を書いた人は絶対いたと思うけど(先週ちょっとアギトサイト巡りできなくて、確認はできてないけど)、まさか実際本編でやってくださるとは!!
 これを萌えずして、何を萌えろというのか!
 真剣な声が〜〜〜あ、あ、あ。

 一部で情報が流れていた通り、木野さん退場。
 彼が過去の冬山の中を歩き続けるとしたら、あまりにも寂しすぎる。

2001年12月21日(金)

 先月休日出勤した代休が転がり込んできたので、なんとかひとつ、話を上げました。
 後書きに言い訳や説明を山ほどしたかったのですが、ぐっとこらえました。どう読みとるかは、読んでくださる方それぞれに委ねられるものなのですから。(ならもっと伝わりやすく書かなきゃダメやんか)
 …しかし、今年は本気で誕生日創作やばいかもしれない…。

2001年12月18日(火)

 とにかく年内にまったく更新なしだとマズすぎるので、以前余所さまに差し上げたものですが、一つ出しました。

 インターネットエクスプローラーをバージョン6に変えました。何が違うのかよくわかりませんが…というか、ふだんあまり使わないので。ネスケで見えないところだけ見に行くのに使ってます。ついでにネットスケープコミュニケーターも6.21に変えました。こちらもふだんはめったに使わないんですけどね。

 さて、遅れまくったアギト感想ですが…。
 どうも今回、自分的に、もえポイントがあまりないのです。最終回も近いというのに、こんなことでいいのだろうか…。「今回面白かったよ!」という人にはごめんなさいです。
 まあ、ちょっと本題に入る前に言い訳じみた話。前から自分は「謎には興味ない」という発言をしてましたけど、別にアギトに限らず、物語に仕組まれた謎などについて自分の頭で考えるということをまったくしないのですわ、私。基本的にあまり推理物を読みませんし、ミステリーや謎を含んだ物語を読むことがあっても、それは単にその世界やストーリーや登場人物を楽しんでるだけなのです。怠惰な質なのかもしれませんね。
 ま、いろいろゆうててもしゃあないし、いってみましょか。
 冒頭で。紋章の力を黒服青年によって炎に変えられ、業火に巻かれ苦しむアギト。変身する力を奪われ、苦しみながらその様子を見ていた涼君は、生身のまま炎の中に飛び込みアギトを助け出します。あなた、まあ、無茶をする…。青年と青ハヤブサ(?)の攻撃に倒れ変身が解ける翔一くん。だが、またも青年は「白の力」に苦しみ、その隙に涼君と翔一くんは逃げ出します。今度は2ケツじゃないのね(ま、お下品)。ご主人様の変調にぼんやり立っている青ハヤブサが妙にプリチー。「飲み込んでやる」青年の雄叫びはギルス顔負け。ところで謎少年初期形態こと隆之介くん、髪切りました?
 バイクかっとばす二人組だが、苦しみを強め、道端に止まる涼君。「どーしたんですか!」と叫ぶしかできない翔一くん。そこへやってくる自称沢木氏のリムジン。…一体どうやって場所を…。で、バイクは置いてきちゃったのね。(真)津上宅に運び込まれ、「力を抜き取られた」と訴える涼君。あの青年は何者か、二人の翔一の間で会話が交わされる。(真)翔一は青年に選ばれすべてを伝えられながら、彼を裏切りアギトを守る者になった。それは「姉さんがアギトだったから?」彼女は無関係だという(真)翔一の言葉は(仮)翔一には届かず、アギトの力なんていらないと叫び飛び出す。
 美杉家では真魚ちゃんが傷心。…北條くん、お話があるから、後でいらっしゃい。
 さて、氷川くんが無事退院して、焼肉でお祝いのSAULメンバー。尾室くんは開き直ったんでしょうか、小沢さんのハシはねのけて肉を取ってます。後でケリくらってもしりませんよ。…だから、私、こういう食べ物取り合いネタ苦手なんだってば。
 翔一くんは真澄さんの(?)マンションに腰を落ち着けている木野さんのもとへ。
 えー…、わたくし誓って基本的にノーマル好きな人間で、そっち方面の妄想は(ネタとしてはともかく本気では)しないのですが、このマンションでのシーンの真島くん…。新婚家庭に闖入者があらわれて、拗ねてしまった若奥様にしか見えませんでした(爆) ピンクのカップでコーヒー飲んでるしさ…。
 戦う意味がわからなくなった、と木野に訴える悩める主人公。以前木野が彼や涼を襲ったのはアギトの力のせいではないか、と。でも、木野さんは自分は翔一くんを助けることはできないといいます。自分は本当に助けるべき相手を前にして、助けることができなかったのだから、と。
 翔一くんが去った後、真島くんは木野さんに、これ以上過去にとらわれるのはやめてと訴えます。彼は多くの人を救っているではないか。自分は木野さんに憧れているのだ、と。真島くん、成長期まっさかりのようで、見るたび容姿が変わっています。今、のっぽな人にありがちだけど、背中が丸まり気味なので、しゃんと背筋を伸ばせばおそろしく格好良くなることでしょう。
 さて、新種アンノウン出現。おお、ジャラジくんだ(違う)。アギトの力を黒服青年が奪いに回りはじめても、超能力予備軍殺害は中止にはならないようです。なんでだ。ほどよく育った力でないと、取り込むのが面倒なのかしらん。赤んぼじゃダメなのね〜、隆之介くんじゃないと(^^)
 水となって溶けるというひさびさの不可能犯罪に、アンノウンの仕業と確信する現場検証中の北條さん。河野さんは氷川くんにお前の出番だなと言います。ふむ、このとき要くんはももひきをはいていたのね。格好悪いなんて言いません。風邪をひかないように、おじシャツでもパッチでもなんでも着込んでください。
 北條さんはアギトに頼ってばかりはいられない、と先日からの自説をご開帳。語尾がなんだかくるくる巻いていて妙に可愛かったり。反論しようとする氷川くんですが、突如ぼやける視界に戸惑います。そんな様子を鋭い目で見る北條さん。
 無断外泊の末帰ってきた居候は、ひきこもりのお姫さまに声をかけるも逃げられます。教授は「自分のせい」だと。いや…「超人」を作ろうとする義兄を止められなかったからといって、しょうがないでしょう。そんなに己を責めないでも。
 ところで…教授によれば、沢木氏(自称)って雪菜さんが死んだ後、後追い自殺してたんですか〜? …となると今の彼は幽霊?でも、かえってそのほうが神出鬼没ぶりにも納得がいくというものです。
 ん?ちょっと待って? 教授は雪菜さんの恋人のことを知っていた? ということは、もしかして、津上翔一という名前も知っていたわけ?? ちょっと待ってよ。どうなってるの〜井○さん。
 (真)津上宅の涼君は、今の翔一くんには助けが必要、と苦しい体を押して出かけようとします。沢木氏(自称)は彼を頼む、と一言。見つめあう二人。おっとこまえ。
 いっぽう木野さんも翔一くんの元に出かけようとします。自分に何ができるかはわからないけれど。
 あんたら、そんなに翔一くんのことが心配か。(ちょっぴり不満らしい)
 真魚ちゃんに話しかけようとしても、「近寄らないで」と拒絶される翔一くん。ショックを受けているところを青ハヤブサに襲われます。
 さっそくの通報で氷川くん出動。北條さんも車を現場へと向けます。
 アギトに変身して戦いながら、ふと「近寄らないで」という真魚ちゃんの言葉がよみがえり、立ちすくむ翔一くん。ハヤブサはG3−Xが引き受け…アギトの目の前には青年が。あえて無防備におのれをさらすアギト。そこへ駆けつける単車2台。おお、2ケツ。しかし、もう電波受信できないのにどうやってここへ…。
 もらいますよ、という青年の言葉に、かすかにうなずくアギト。しょうがないよね、彼には戦う意味がないんだし…と納得しかけて…。ちょっと待て〜〜! 今現在もアンノウンによって殺害されている人がいるんでしょ。たぶんこれからも続くんでしょ。君が戦うことを放棄したら、そういう人たちを見殺しにすることになるんだぞ〜。
 …所詮、翔一くんは初めっから自分の都合で戦っているだけだっていうのは、わかってたけどさ…。
 涼君の制止の言葉もむなしく、青年の放つ衝撃波はアギトの腹を射抜き、白の力は青年のもとへ。
 拳が空を切る、氷川くんの異様な戦いぶりを、影から見つめる北條さん。(おい)
 次回予告で、氷川くんの「目のことは黙っていてください」という台詞が。ちょっと待てパート2。目の見えない状態で、アンノウンとまともに戦えるというの。責任感なのかプライドなのか知らないけれど、市民の安全を第一に考えるならば、即刻装着員を交替するべきでしょう。あなたの個人的な感情をいっている場合じゃないでしょう。ま、この期に及んでは北條さんも替わってくれないかもしれないけれどさ。
 いつぞやの、23話のときと同じような徒労感を、わずかながら感じました。
 自分本位な人ばかり出るのはいい。エゴむき出しオッケー。私はね。でも、何か、何か、子どもに向けて語りかけるべき、肝心な、芯になるべきものが抜け落ちているような、そんな焦燥感にとらわれる。

 ドラマの最終回時期です。
 アンティークも終わりました。なんかよくわからない終わり方だったけど、「変」なとこも含めて魅力だったので。しかしまたも出しちゃいましたね、男性同士の抱擁シーン。「女性たちきゃーきゃー言わせようとしてるんやろね」「そうやろね」冷静につぶやく我ら夫婦。
 「さよなら小津先生」は2、3回しか見てなかったけど、お約束と思いつつ結構キましたね。タイトルからすると、あらかじめ終盤の展開は決まっていたんだろうね。脚本、「躍る大走査線」の人ですよね。私は「躍走」は見てないんだけど、評判は聞いているしダンナもはまってた。かなり警察のことを取材したんでしょうね。たぶん人は蓄えた知識を他に活かすということができるもので…。「チーム」で再び警察を取り上げて。「チーム」下手に妥協しない話の暗さが好きでした。はは。さて、この作品で少年犯罪を取り扱ったことで積み重なったキャリアが、今回の作品への流れになったんでしょうね。

 半端な立体感が妙な印象を受ける「ときめも3」のCMがテレビで流れてました。「女の子向けの育成ゲーム?」ときくダンナに、男が女の子を落とすゲームだよ、と教える。でも女の子にもファンいるみたいだけど、と付け加えると、「脚本は女性か」と聞く。もちろん男性だろう、との私の答えに「そりゃ変だ」とダンナ。男が書く女性なんて、男に都合がいいばかりで、女性から見たら…と。「女性が書く男性だって女性に都合いいよ」というと、「そりゃそうだ!!!」とやたら強調。「男がふたり寄ろうモンなら、バックに薔薇の花が湧いて出る」…あのう、そんなのばかりじゃないですけど…「でも8割はそうやろ」…その数字の根拠はどこから出てきてるんですか、ダンナ〜(泣)

2001年12月17日(月)

 少しずつの睡眠不足がたまっていって、ゆうべはいつもより早く寝たくらいだったのに、今日起きたのは昼過ぎでした(汗)。
 というわけで、最近特撮感想が遅れぎみですみません。
 今週のガオ。
 とりあえず一言。ツエツエさん、ほんとに復活しないんですか〜〜!?(涙)
 テトムをさらわれちゃって、意気消沈のガオたち。
 おまけに腹ペコ…って、あんたたち小さな子どもじゃないんだから。何か作れとは言いません。誰かカップラーメンでも買っていらっしゃい。腹が減っては戦もできんでしょ。白銀がやたらカッコつけてたけど、悪いものでも食べました?(ああ、私の白銀の認識って…)
 一方、恋女房を失った(違う?違わないよね)ヤバイバ。「ツエツエが浮かばれない」人ならぬオルグに浮かぶ瀬があるのかどうかは知りませんが…。彼女の死にようがあまりであったことは確かです。
 自分の料理人になれ、という言葉にうんといわないテトムに対し、羅刹さまはガオたちとドロドロが戦うさまを見せます。忍法影分身により、自分と同等の力を持つ偽物と戦うガオたち。ところで、ガオで偽物が出るのってこれで2度目じゃない?彼らを助けたければ、言うことを聞け、とテトムに迫る羅刹さま。
 そいえば、白銀はまだテトムの手料理食べたことないのね。楽しみよね〜。
 そこへ、料理を手にヤバイバ登場。ツエツエが羅刹さまのために、と残した特製レシピをもとに作った料理。うう、泣かせる話や。けれど羅刹さまは、こんなもの食えるかとひっくり返し、逆上したヤバイバは羅刹さまに飛びかかり、テトムを連れて消えます。
 とりあえずいったん退却するガオたち。が、休む暇無く襲われます。影を傷つければ自分も傷つく為、苦しむガオたち。そこへ料理を持ってやってくるヤバイバとテトム。ガオの巫女に料理を作らせた、と得意げに報告するヤバイバだが、差し出されたのは先ほどと寸分たがわぬ品。再びひっくり返す羅刹さまですが、それはツエツエのレシピを見てテトムが作ったもの…。
 …どうもこの辺りの演出意図が見えません。食べ物を粗末にするとバチが当たる、ということでいいのでしょうか。
 ともあれヤバイバに八つ当たりの羅刹さま。ドロドロに、奴にも自分の影と戦う運命を与えよ、と命令。しかしドロドロの術はヤバイバの手にした遠見の鏡に跳ね返され、自らの影と戦う羽目になるドロドロ。レッドはドロドロの影を攻撃し、ドロドロ本体も倒れます。…ってデュークオルグなのにこんなにあっさりやられちゃっていいんですか〜?もったいない。
 汚名返上とドロドロを巨大化させるヤバイバですが、羅刹さまの怒りは解けず、舞台から退散。ドロドロは「生涯一度きりの究極奥義」でガオたちを異次元へ。河原にはテトムと羅刹さまだけ取り残されます。
 ガオたちが落とされた「鬼霊界」は地獄を思わせるなにやら不気味なところ。ちょっと「俺の屍を越えてゆけ」を思い出したり。そこに待つは倒したはずのオルグたち。此度は目眩ましならず、漂う憎しみの風。…さて、オルグに魂があるのかどうか知りませんが、怨念なり執念なり憎しみが凝って鬼霊界にて姿をなすというわけでしょうか。いまいちよくわかりません。歓迎の言葉を述べるドロドロ…。ああ、またなにやら懐かしい…いやいや、ここでまたトリップするわけには。
 河原にてテトムを攻め立てる羅刹さま。そこへ駆けつけるパワーアニマルたち。聖なる獣たちの立て続けの攻撃にたまらず羅刹さまも退却。一人取り残され、荒神さまにすがることも許されず、己の不甲斐なさに涙するテトム。せめてもう一度みんなに食べて欲しかったと、川に入り、砂にまみれた玉子焼きを清めます。…うわー寒そう。役者さんも大変だ。テトムの想いのこもった玉子焼きがガオライオンの口に飛び込み、獅子は巨大化。合体してガオケンタウロスに。……えーっと…、この場合、巨大化ライオンを購入すれば、それまでのパワーアニマルシリーズで合体できるのでしょうか(^^; 名前はいつ誰が決めたっ!?
 ともあれ、ガオケンタウロスは軽々と時空の壁を突き破り、ドロドロを今度こそあっさり倒し(ああ、もったいない、もったいない。なんだかんだで格好つけな台詞好きだったのに)ガオたちを元の時空へと戻します。舞い戻ったガオたちが見たのは川岸に倒れ伏すテトムの姿。さて、テトムを抱き起こす役は誰だ?順当に考えるとレッドだろうけれど、ここはイエローにお願いしたいな。シルバーは、いつも早朝デートしてるんだからここはゆずってあげなさい。

 某チョ○ボールCMの話。キョロちゃんを追いかける女の子と台所に立っている女性は親子だろうか姉妹だろうか。母親にしては若すぎるんだよね。三姉妹でアパート暮らしというあたりかなあ。

 すみません。アギトはちょっと後回し。

2001年12月15日(土)

 東映ヒーローネットの入会特典が届きました。…そうです、申し込んでしまったのです。ずっと鼻でせせら笑っていたのに…。山崎さんのインタビューが載っているらしいという話を聞いたとたん、速攻で手続きしました(苦笑)。
 なんか送ってくるらしい、とは知っていたんだけど、興味なかったものだから、届いた箱の大きさにびっくり。私の留守中に受け取ったらしいダンナは「クウガのでっかい人形?それともアギトのでっかい人形?それかライダーベルト?」ときいてくる。開けてみると…キカイダーのでっかい人形でした…。私にどうしろというんだ、これ…。
 「奥さんには悪いけど、バランス悪いな、これ」とダンナ。確かにちょっと胴長ぎみなんだけど…。「トイレ行けへんやん。手が届かなくて」…もんどりうって笑い転げました…。ネタをありがとう。
 ほかにガチャポンの中身(仮面ライダー)と、トレカがついてました。ヒロインカード。うむ、対象はやっぱり男性メインなのね。小沢さんのカードもあったけど、やっぱりビールを飲んでいる写真がしっかり載っていました(汗)。ダンナはアギトを3回しか(自己申告)見ていないけれど、小沢さんのことを「ビールをすごく飲む人」という認識をしてました。不本意な覚えられ方だ…。

2001年12月14日(金)

 なんと、キャラ通1月号が届きました。まだ15日になってないのに。先月の発送がかなり遅れたから、反省したのかしら。山崎効果で購読申込みが増えて、事務量が増えたせいでてんてこまい…とかだったら遅れてもしょうがないかな(単に願望)。
 今月の表紙は主役ライダー3人を差し置いて、一番大きく載っている北條さん(笑)。プッシュされてるなあ。先月から2ページになった山崎さんの連載ですが、今回は片方がカラーです!評判が良いのだ、と思っておきましょう。北條さんの初期の言動が、自分を認めさせたいという自己アピール、という意見に異論はありませんが、現在邪念がない、というのには疑問符。むしろより強くなっているのでは?
 次回は小沢さん役の藤田さんも参加されるそうで、載っていた写真のワンピース姿がすっごく可愛かったです(^^)
 はじめ連載3回とかいう話だったのに、続いていますね。男性ファンも多いそうで嬉し。

2001年12月13日(木)

 アギトのレンタルビデオ3巻見ました。河野さんが真魚ちゃんを見て、氷川さんに「知り合いか?」とか聞いていました…。言うほど作り込んでいるわけじゃないんですね、脚本(含み笑い)。まあ、ストーリーやらなにやら、いまさら突っ込んでもしょうがないので(ツッコミどころは掃いて捨てるほどありますが)。
 北條ウォッチャーとしては、見所満載の巻です。似合わないことこのうえないG3装着姿とか、得意満面で見開かれる大きな大きなお目目とか。そしてなにより!当時まったくビデオとか録っていなかったにも関わらず、脳裏に焼き付いて離れなかった離脱シーン!これが自分がアギトに対して愛着を抱き始めた最初です。この回を境に、それまで数行だけだった感想が徐々に長くなっていったのでした。
 それにしても、日曜の朝見るときは、ダンナを起こさぬように音量を最小限に絞って見ていたので気付かなかったんだけど…。ゆでダコにやられる北條さんの声って…(悶絶)
 この激しい浮き沈みのせいで、固いお面がすっかりこわれてしまって、北條さんの豊かな表情が拝めるようになったのね〜。(すみません、どうかこの浮かれポンチのことはそっとしておいてください)

2001年12月12日(水)

 今、書きかけのアギトのファイルが3つ。頭の中にはもう2つ。でも下手をすると(本編の展開によっては)全部ボツ。他の話も頭に3つくらいあるけど書けるだろうか。キリリクだけでもなんとかしたいものだけれど。

2001年12月11日(火)

 遅れましたが、今週の特撮感想。

 今週のガオ。
 ツエツエさ〜〜〜ん!!(涙)
 おのれ、羅刹。許すまじ。

 すみません。一言叫びたかったんです。
 オルグというものが、悪しき衝動が形をとったものだというならば、その言動が刹那的であることは仕方ないのかもしれないけれど…。やっぱり食べ物を粗末にするのはいただけないぞ、羅刹さま。
 新たなるデュークオルグ、ドロドロ。(…しかし、このネーミングは…(^^;) 「私の腹心」って何時何処での話でしょう。台詞回しはいちいち格好いいんだけど。(所詮時代劇調に弱い私)
 …初めて出てきましたね。ガオズロックの食事風景。そーかー、テトムが作っていたのか。いまいちピンとこないけど。食器がいっぱい出ていて、片付けするのが大変そう。
 せっかくガオズロックに忍び込んだのに、ガオたちの寝首を掻かないドロドロたち。むう。ガオたちを倒すために策を練ったりするわりに、こんな絶好の機会を見逃すとは、羅刹さま首尾一貫しておられない。衝動のままに動くオルグというものは、やはりいいかげんなのか。
 光る泉に手を触れ、苦しみ悲鳴を上げるツエツエさん。女性は光り物に弱いのか。お陰で作戦は失敗。それにしてもツエツエさん、脚が細い!長い!
 ブラックくんの枕を持って一緒にガオアクセスポーズをとっちゃうテトムが可愛い。
 ツエツエさんを叱責し、見限ろうとする羅刹さま。だがドロドロは彼女にまだ利用価値があると。
 オルグ反応に飛び出てみれば、過去のオルグのお蔵出し(笑)。「アウトオブシーズン(byイエロー)」なお化けたち。
 ガオズロックを移動させたうえ、泉に隠れてたテトムだけど、ちょっと退屈気味。そこへ白銀登場。いつもなら、みんなのところへ行くのに、とテトムに言われ、「そうね」と出ていく白銀くん。TVブロスで「オネエ言葉を話すシーンがある」と言っていたのはこれのことですか。たった一言だしオネエというほどのことでも…。でも、台詞を言った玉山さんはすっごく恥ずかしかったんだろうな(笑)
 ガオたちのもとにシルバー参戦。忍術を見破る。…あり?千年前には所謂忍術というものは確立してなかったのでは。その頃ガオズロックにはもう一人の白銀。…ではなくツエツエ。ミュージカル経験者というだけあって、ツエツエとテトムの立ち回りはとても決まっていました。うー、ツエツエさん格好いいよう。美人だよう。
 ハイネスデュークの言葉のままに動くツエツエに向かって、自らの意志で戦うガオレンジャーたちが負けるはずがない、というテトム。動揺するツエツエさん。
 ガオズロックに戻ろうとするガオたちの前に立ちふさがるヤバイバたち。オルゲットたちの忍び姿かわい〜い。
 立ち回りの末、聖なる泉に落ちたツエツエさん。苦しむフリをしますが、実は平気。角さえなければ、聖なる泉など怖るるに足りぬ、とドロドロに一本角を切り落とされていたのです。再生するから、と言い含められて。すべては羅刹さまのおん為に…という言い回し、なにやら懐かしくて好きだな。クス。
 首尾良くテトムを拉致して、羅刹さまに誉められるツエツエさんですが、力尽きて倒れます。角がないツエツエにびっくりするヤバイバ。羅刹さまは…まあ、予想していたことですが、テトムに料理を作らせたいがために、ツエツエを捨て石にしていたのです。さすが衝動に生きるオルグ。食欲最優先。
 ところで…いつからシルバーも「破邪百獣剣」に参加できるようになったんでしょうか。そして、ツエツエさんを盾にする羅刹さま。…ツエツエさんの散華の様子が奇麗だったのがせめてもの慰め。ガオたち呆然。…彼らだってヤバツエコンビのこと嫌いだったとは思えない。相方を失いショックのヤバイバ。
 ドロドロは自ら巨大化して、あっさりやられるかと思えばまたも幻影。シルバーの持つ魔獣たちはまだ前々回のダメージが抜けていないって…そんな大ごとだったんですか、あれ。でもお陰でまた美味しいところを持っていけたシルバー。
 次回、恋女房を失った男や○○のヤバイバの動向が気になるところ。ところで、ちらと映っていた見知らぬ精霊王はケンタウロスとかいう奴ですか?

 今週のアギト。
 冒頭短いです。かつて命を救われた黒服青年に襲われ、変身する涼君。だが、彼に対してはまともな戦いになりません。
 さて…。今回も氷川くんはお休み。こうなると某所で聞いた噂が信憑性を帯びてくる。ともかく最後の締めには間に合って色々挽回してください。
 黒服青年が白の力の拒否反応(?)で苦しむ隙に「逃げろ!」と必死に涼君に呼びかける木野さん。涼君はそれに従い、木野さんも助け起こしてバイクへ。こんな場合でもしっかりヘルメット。例のマンションに文字通り転がり込んだ木野さんは、アギトの力を奪われた、と涼君と真島くんに語ります。あの青年と戦ってはいけない、と。…もう木野アギトを拝めないのね。あの重々しさが好きだったのに。まっさきに翔一くんに伝えに行こうとする涼君。いつのまにあなたそんな翔一くんと仲良しに…。
 涼君は木野さんに、あんたは俺を助けようとした、変わったな、と言います。でも、変わったわけじゃない、と思う。もともとそれも木野さんの中にあった部分の一つで。木野さんは人間としての様々な側面を抱え込んでいて、それらが揺らいでいるのだろう。一時期、木野=二重人格説がささやかれていたけれど、人がいくつもの人格を持ち合わせていることは当たり前なのでは。高潔な医師の面も、他者を排除する冷徹な面も、みな彼のペルソナ。
 ところで、木野家の食客(笑)の真島くんはまだ伸び盛りのようで、涼君、彼のこと見上げてましたよ。
 美杉家にて真魚ちゃんと翔一くんの会話。翔一くんは風谷教授が倒れているところに、居合わせたそう。その近くで雪菜お姉さんと待ち合わせていたから…。そして、その日が彼が姉さんと会った最後の日だと。えー、事件があったのが2年(いや、もう3年近く)前?あかつき号事件が半年…いや、1年近く前で…。その間のタイムラグはいったい…。ともあれ、二人は風谷教授と雪菜さんとの関係に気付いたようです。
 北條さんに会いに行く翔一くんと真魚ちゃん。…北條さん、今日はずーっと表情が怖いです。女の子相手にその顔はなかろう。雪菜さんの手紙を見た翔一くんに、なぜ北條さんが、と訊かれて「それは秘密です」 ブーッと吹いてしまいましたよ。そらあ、言えんわなあ。ああ、しかし、あの声であの台詞。当分あの台詞だけで御飯2杯はいけそうです(意味不明)
 ビデオテープを手にサイコメトリー(?)する真魚ちゃん。以前手にしたときは何も感じなかったはずだけど…自称沢木さんによって力を増幅されているせいでしょうか、今回は「見えた」ようです。苦しむ若い女性が「アギト」になる姿を。…うーむ。基本的にアギトは線が細いから、元が女性だと思うと妙になまめかしく見えるぞ。真魚ちゃんの力を知らなかった翔一くんは驚き、その口から語られる出来事に衝撃を受け、飛び出します。
 向かった先は津上邸。自称沢木氏こと津上翔一(真)(ああ、ややこしい)に詰め寄ります。まだ彼が多くを隠しているのではないかと、雪菜さんが風谷教授を殺したのではないかと。自称沢木氏は「落ち着け」と叫びます。いや、あなたが落ち着いてください。彼は言います。自分が風谷教授を殺したのだと。信じてくれと。…いや、ちょっと信じられないでしょう…(冷や汗)
 警察で、北條さんは真魚ちゃんに自説をべらべらとしゃべります。それが合っているかどうかはともかくとして…。真魚ちゃんの気持ちをかけらも思いやらない点で失格です(何に?)。…今日の北條さんは嫌いです。
 美杉家に帰ってみれば、美杉教授が、風谷教授を死に追いやったのは自分だと。…まったく誰も彼も…。
 まこと、えらい勢いで風呂敷が畳まれています。…某所の「花見のビニールシート」発言が頭を離れない私です。
 さて、翔一くんに会えなかった涼君はフクロウとご対面。
 フクロウごときにエクシード化してほしくないですね、あれはとっておきにしてほしい。いかにも力のインフレ化のようで…。
 力を取られちゃったって、え? マジですか?ギルスも見られないの?嘘。
 美杉教授との会話をほっぽって駆けつけた翔一くん→アギトは炎に包まれ、以下次週。
 次回、真魚ちゃんが翔一くんを拒絶するみたいで、やりきれないなあ。

2001年12月10日(月)

 ちょっと公私ともにめげちゃうことがありました。一応皆片はつきましたが。
 恒例の特撮感想は少し延期させてください。時間と気力が必要なのですが、今ちょっと気力が足りないです。

 かわりに意味のないおしゃべりをいくつか。
 なんだかんだでドラマ「アンティーク」見てます。今期のドラマで唯一(科捜研は見逃すことのほうが多い)。タイプの違う、見目麗しい男性が4人も取り揃えられていながら、平静に見ている自分(^^; 画面の作り込み具合にこだわりが感じられるのでそれが楽しい。
 しかし今日の擬似キスシーンに画面の前で暴れた女性も多かったことでしょう。…サービス?
 さてしかし、今日の脚本は納得いか〜ん!誘拐犯に与えられたケーキの味うんぬんといってますが、普通「近くで買ってきたケーキ」と考えるのが順当じゃないの?犯人が作るなんて考えるか〜?!ぶちぶち…

 ダンナが「バラの女のひとがまたCMに出てたよ」と教えてくれた。電化製品とヨーグルトだそうで。私はまだいっこもまともに見たことないのに〜。くすん。

 黒田硫黄さんの漫画に出てくる眼鏡かけた男性は激烈色っぽい。普通眼鏡キャラはストイックさが主に表現されて(そこに抑えた色気が滲む…と眼鏡フェチのほたえごと)いるのだが、この方の絵の場合、フェロモン出しまくり。まあ、基本的にこの方の絵は色っぽい(老若男女とも)と思っているのですが。賛同を得られるかどうかは自信なし。

 少し前から、休みなどうちにいる時はのべつまくなしに何か食べてる。甘いものを特に。朝食のパンもずっと素焼き(?)で食べてたのが物足りなくなってきた。体が脂肪をつけたがっているようだ。寒くなってきたから。下半身のぶよぶよ肉襦袢じゃまだ足りないのか〜(泣)自分は上半身と下半身が別人のような体型で、ただいま上半身は骨と皮状態。まともに脂肪がつく頃には…下半身は…考えたくない。

 ゆうべはいつもの休み前より早く寝た。夕方も寝てしまった。今晩ももうすぐ寝るつもり。なんでこんなに眠れるのか。ああ、時間が。書きたい創作は今溜まりまくっているのに。…今年はビリーとエルンストのクリスマス兼誕生日創作は諦めないといけないかもしれない。

2001年12月6日(木)

 昨日はちょっぴり体調不良。今日はもうだいじょぶだけど。

 楽しみにしていたTVブロス購入。
 冒頭は「ガオシルバーのビリヤード上達法」…うーむ…。今はやりなんですかね。アギトの映画メイキングでもライダー3人組がビリヤードしてたし。しかし玉山さんは美人さんだ。
 山崎さんは予想通り「あらま美形」のコーナーでした。「決め!」な写真とおちゃっぴいな写真の表情のギャップが…(笑) 狙ってますね、山崎さん。ぜひテレビのイヤミ大王しか知らない人を混乱のるつぼに投げ込んでやってください(^▽^)

 昨日アギトのビデオ2巻見ました。…一人で。クウガはダンナにもなかば無理矢理見せてたけどね。
 氷川くんがなんだか幼い気がしました。理由は簡単。ちゃんと顔にお肉がついているからです。今、削げてますからね。8キロ痩せたって何事…。涼君もちょっと輪郭が柔らかめ。彼も顔立ち引き締まりました。
 5話は見損ねていたんで、噂の傷心涼ちゃん初めて見ました。
 謎少年初期形態もいっぱい見られてうれしいな。可愛いよ〜可愛いよ〜。
 この辺りの話は、まだ自分がクウガとアギトのあまりの世界観の違いにまだ馴染めずにいて、戸惑いと苛立ちを抱えながら見ていたころですね。…人間何によらず慣れるものなのね。
 この頃はまだアクションシーンに時間を取っていたのね。最近、ゆっちゃなんだけど、最後に取って付けたようなアクションが多い気がする。
 …私、何でこの時点で北條さんが美形だって気付かなかったんだろう。やはり長らく見ている間に脳内シナプスで「北條さん=美人」回路が繋がったんだろうか。それにしても、実にイヤミがストレートだなあ。イヤミじゃなくてむしろただの暴言。
 もうすぐ3巻も出るよね。はやくへたれ北條さんを見たいぞ。

 最近のささやかな楽しみ。コンビニに行くたびに妖怪根付を買う。ずっと陰の巻しか置いてなかったんだけど、最近陽の巻も見かけるようになった。昨日はいきなり鎌鼬が当たって嬉しい。私のケータイのストラップはデビルマン(原作版)なので、根付は単に机の横にぶら下げてるだけです。

2001年12月4日(火)

 最近ウイルスメールが猛威を振るっているそうです。が、うちには一件も届いていません。一応、対ウイルスソフトの定義を最新版にして備えてはいますが。アウトルック系のメーラーソフトを使っていないので、こちらからバラ撒くことはないと思いますが…。不便をかこちつつもネスケを手放せないのはこういう事態がときどき起きるからなんですよね…。

2001年12月3日(月)

 日記では仕事の話を書かないようにしてますが、実は結構今悲惨です。わはは。
 ダンナも悲惨です。3日に1回は帰ってきません。

 いつの間にか…1万ヒットを超えていました。
 あらためて何か企画を立てるような甲斐性はありませんが、皆さまに心から感謝します。
 ひっそりほそぼそと続けている場所ですが、個人的には2年足らずの間に世界が広がった気がします。
 実際にお会いできた方。
 掲示板やメールでお話しさせていただいた方。
 そして、まだお話しなどはさせていただいてないけれど、足を運んでいただいて私が書く物をご覧いただいている方々。
 出会いの不思議を感じつつ…ありがとうございます。

 さて、遅れましたが、恒例の特撮感想。
 今週のガオ。
 ガオゴッドの「試練」を受け、やる気満々&責任感に燃えちゃってるガオレッド。…一連のゴッドのアレには納得いかないものが多々あるのだけれど…。まあ、それはおいといて。ちょっと小うるさいレッドくんです。
 前回一人で頑張った白銀くんは、今回ダウン。みんなの心の力を受けて大きな力を発動させた後寝込んでしまうなんて…役柄的にてっきり朱天だと思っていたら、実は遼くんだったのね。熱血虚弱体質のヒロイン。(開き直りのトルーパーネタ)
 さてしかし白銀くんは野宿どころか、本格的に例のプールバーに居候しているということが判明。…あー、彼がいるとお客が増えるとか…というわけでもなさそうだし…。しかし店のソファに寝てるとは…。せめて毛布くらい貸してやれよ、マスター。(…ちょっと頭の中を不埒な考えがよぎりかけたけど、あえて無視)
 オルグ発見に飛び出してはみたものの、クリスマスオルグの配るプレゼントに並んでいる子どもの邪魔して、子どもたちにたしなめられるガオたち。いーなー、いかにもで。ばかばかしくってよろしい。ブラックくんは後ろ髪切ったんだね。すっきりしました。
 一人クリスマスオルグの正体を見極めようと残り、後をつけ回すレッドだけれど…。「いい人」ぶりを発揮しまくりのクリスマスオルグ。で、ヤバツエコンビにオルグの風上にも置けないと折檻されます。あら。蹴り上げたときにツエツエさまのおみ脚が。(オヤジ入ってます)
 羅刹さまも登場し、オルグと人間と手を結ぶ道も…、と。
 一部始終を見ていたレッドは、クリスマスオルグの前へ。しみじみと語り合います。クリスマスオルグのトナカイの鼻しっかり赤い(笑)。レッドは自分も和平の道を…、と言います。でも向こうはレッドはGフォンを持っていていつでも仲間を呼べるし変身できるから心を許せない、といいます。彼の自衛のための「武器」は「臭い靴下」。……またも、いかにも子どもが喜びそうなちょっぴりお下品なネタですこと。Gフォンを渡し、しっかり靴下を受け取るレッドくんでした。
 羅刹さまの前に出向いていって熱弁を振るうレッド。「感動した!」って…やっぱり今年の流行語大賞ですか?(^^; 羅刹さまと顔近付けると…なんだかあの唇でチューされそうだ。で、しっかり手足を拘束されちゃうレッド。ガオのリーダーが単細胞でよかったと言われますが、そこがレッドのいいところなんじゃないかなあ。(いや、皮肉でなしに)
 自分は初めのほう見ていないんだけど、走センセどちらかといえば戦いを望んでいなくて動物と同じようにオルグとも心を通わせることができないかと考えていたらしいじゃないですか。そんな彼だから、ホイホイだまされても仕方ないと思うし、むしろだまされて欲しい。
 オルグ反応を手掛かりに駆けつけるガオたち。オルグ様ご一行となごやかに談笑しているレッド(いい歳なのはわかってるけどワインを手にしているのには違和感)…はもちろん幻で。網をかけられちゃったガオたちの前に引きずり出される手錠足錠のレッド。十字架に磔だった白銀にくらべて扱いに差がなくないか?(笑)しかし、「おたんちん」なんて言葉久しぶりに聞いたわ。
 クリスマスオルグならぬクルシメマスオルグの多彩な攻撃。雪の中の画面はちょっとキレイと思いました。「あんにゃろ、武器いっぱい持ってんじゃねえかよ」というレッドの台詞がツボ。
 悪臭靴下を使って窮地を脱した(笑)レッド。後はサクサクと。久々しょっぱなからイカロスだし。
 最後にガオメンバーによるサンタさん。…いったい彼らの資金はどうなっているんだろう。テトムのへそくりの古銭を換金してるとか…。冴ちゃんのサンタ姿すっごく可愛かった(^^)(やっぱりオヤジ)
 次週の予告。次回登場のオルグの台詞回しがカッコイイ…って、いきなり忍者ですか?なんかツエツエさまのコスプレがまた見られそう。うーむ、忍者…。なんか楽しみなような不安なような。ねえ、どう思われます?
 CMで…ガオケンタウロスって何よ〜!イカロスで打ち止めじゃないの?

 今週のアギト。
 もしかして、氷川くん今週出番無しですか〜?壊れちゃったガワだけ出てきたけど、後は会話の中の登場ばかりで。ファンが泣くよ?
 今回の冒頭部はなんだか長かったですね。格好いい主役みたいな(笑)台詞を言って変身したわりにぴりっとしないバーニングアギト。G3−Xはエルにブン投げられます。いきなりえらい勢いでエルに突っかかっていくアギト。「愛の力ね」とつぶやいてみたり。怒りの鉄拳繰り出すし。ギルスは再びエクシード化して…単なるかかと落とし。木野アギトも口が開くのか…、てわけでアサルトキック(というらしい)。そしてシャイニング化したアギトの、映画版以来の紋章蹴破りキック(他に呼び様というものが)。なんだか戸惑ってばかりのエル、ついに昇天…かと思えばまたも固まりとなって飛んでいく。「おかーちゃーん!」とばかりに黒服青年の胸に飛び込むエルの魂。病室びしょぬれ。青年はアギトの力に衝撃を。
 氷川くんを病院に運んだ翔一くんたちは駆けつけた小沢さんたちに会います。ここでの涼君と小沢さんのやりとりが自分には何だか釈然としないのですわ。自分たちにあまり関わるな、と言うのはいつものことだけど。所詮ただの人間って…自分を特別視してる?それに対して「最後に勝つのはただの人間」って…。いや、それはそうなんだけど。今、この文脈で使われることに違和感。涼君そんな選民思想持つような人じゃないでしょ。戦いを重ねてきた自信と誇りといえばそうなのかもしれないけど、やっぱり変。違う。
 木野さんと涼君と翔一くんはあかつき号についてお互い知っていることをすりあわせ、ようやく視聴者が知っているのと同程度の認識を共有。
 涼君と翔一くんが語り合う画面はとても綺麗でした。夕陽と空間の広がりがね。アギトとしては珍しく。
 ついに病室を出た黒服青年。呼び止めた医師に力をふるい、一瞬殺したかと思ったけれど、医師は単に見逃しただけ。そうか、彼は「ただの人間」は愛してるから傷つけないんだ。そして「神出鬼没」の十八番を奪い自称沢木氏宅へ。とりあえず自ら手を汚す気になったようです。なんかまた二人でごちゃごちゃようわからんことゆうてますが…人は人を救えない、悲劇は繰り返す、という言葉はなんだか身につまされる。関係ないですが、このあいだネットで偶然沢木氏(自称)役の小川さんの「黙認」ファンクラブを見つけたのですが、金髪におひげの写真が載っていて、誰かわかりません状態でした。
 翔一くんの本名はやっぱり沢木哲也だったんだね。前々から言われてたけど、実にあっさりと出しましたね。メルマガでも賀集さんがあっさりばらしていて、いいんだろうかと思ったけど。美杉家じゃわざとらしいほど「翔一くん」と連呼して誰も哲也くんなんて呼びやしない。まあ、いきなり呼べないだろうけど。
 翔一(仮)くんが記憶を取り戻したことで、彼と父親の死との関連に思いを馳せる真魚ちゃんでした。
 ふわふわした白い羽根がちょっぴりラブリーなフクロウ型アンノウン。どうやって人を襲ってるのか暗くてよくわかりません。今回唯一電波が届いたらしいきのっち(菊池さん公認呼称)登場。えらくあっさりした声で「変身」。そこへ黒服青年登場。青年の顔を知っている木野さん驚愕。青年に吹っ飛ばされ逃げる木野アギト。なんだか木野さんとアナザーアギトってイコールで結びつくなあ。翔一くんとアギトと違って。
 警視庁でのお昼時。河野さんは愛妻弁当持参。量が多いとこぼしますが、ラーメン一杯のほうがお腹にくると思うんだけど。きちんとウインナがたこさんなのに感動。北條さんに勧めるけれど、もちろん断られます。北條さんお昼は何を食べてるんだろう。いや、フレンチ以外で。だいたいいつもお昼にあんなとこ行ってたら時間食ってしょうがなかろう。
 北條さんはあかつき号で起こった事件は人類にかつて起こった事象の縮図とか言いますが、話がそこまで大きくなってしまったら、謎を解いたところで、君の手でどうにかできる事柄じゃなくなると思うのだがどうか。風谷伸幸事件の犯人はアギトだと言い切る北條さん。どのアギトでしょう?最近アギトだらけだから(笑) 出番こんだけ〜。東Aさんのうそつき〜。
 一方では真魚ちゃんが見せる伸幸氏の写真に反応を見せる翔一くん。
 まさか昨夜からずっと走り続けじゃないだろうけど、バイクで疾走する木野さん。襲いかかる白フクロウ。生身でアクションしつつ「変身(あっさり風味)」するきのっち。今回は電波が届いたらしい涼君はバイクを方向転換。翔一くんには届かなかったらしい。黒服青年によって炎に包まれる木野アギト。腹を打ち抜かれ、浮かび上がる白服少年(=アギトの力?)は黒服青年のもとへ。ところで、なんだか今回黒服青年はちょっと顔が違って見えます。目がちょっと丸くて大きい。木野さんは打ち抜かれた腹ではなく胸を押さえて苦しみます。白の力を取り込んだ青年も苦悶。拒絶反応? しかし、こんな簡単に力を奪えるならさっさと集めればよかったのにさ。
 涼君登場。えーと、そういえば涼君は青年の顔を知っているんだった。いきなり成長したのにびびって蹴り入れたんだっけね。

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