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たらたら日記

2004年10月31日(日)

 本日のデカ。
 ベタ。徹頭徹尾ベタ。
 ホージーには悪いけど、前半はひたすら笑えてしまい、後半はひたすら先が読めて大苦笑。
 ああ、スタッフ、こういうのやってみたかったんだろうな……と。
 細かいシーンは好きなとこけっこうあったんだけどね。
 別に弟くんをデリートする必要は無かったんじゃないかな。整合性が「画づくり」に負けてしまった気がする。
 ラストシーンに「京都買います」と思わずつぶやき、彼女が薔薇の花か何かになってるんじゃないかと思ったのは私だけか。

2004年10月30日(土)

 えーっと……また間があいています。
 まず、木曜日は職場の歓送迎会がありました。しこたま飲まされました。一人でビール中ビン1本分と日本酒お銚子1本半くらい飲んだかな。果たして多いと見るか少ないと見るか。年齢と性別からすれば多い気がする。かろうじて二日酔いにはならずにすんだ。まったく週明けから……
 金曜日はやはり起きるのが遅めになり、電車の時間に間に合いそうになかったので……職場まで歩いていきました。いや、なんつうか、いろんな位置の関係で、電車に乗っていくのと家からてくてく歩いていくのでは十分少々しか違わないのだ。普段運動不足なので、ふとももやふくらはぎの筋肉がぴくぴく震えてしまったけれどね。
 今日は町の(正確には新市のうちの旧行政区分の片方の)文化祭。うちの施設が入っているセンターや周囲は大にぎわい。うちでもお三時に抹茶と和菓子を取り寄せていただきました。おいしかった。

 今日から後楽園では素面公演のはずだけど……雨天中止で握手会だったみたい。内容がわかるのは明日以降だなあ。正直不安一杯だよ。南無南無……。

 web拍手のお返事。
 「リアル鬼ごっこ」の情報ありがとうございます。ネタとして読まれただけ……ということはないでしょうから……。実際に確認してみるべきかな、と思っています。

2004年10月27日(水) その2

 昨日はダンナが早めに帰ってきたので、ボトムズを一気に消化しました。クメン編終幕から……えーと、何編っていうんだろう、惑星サンサ編の前の宇宙船の話は。
 一応一度見ているはずなんだけど、まるで初めて見る話のように頭に入ってきます。この歳になってようやく理解できてくる部分というのが多いんだろうな、きっと。リアルタイム世代だけど、実はリアルタイムでは見ていません。家のアンテナの都合で映らなかったのだ(涙) 雑誌を必死で眺めたり友だちから話を聞いて指をくわえていた高校時代……。
 カンジェルマン殿下が古きものの象徴としてすべてを引き連れて滅ぼうとしていたのも、今ならわかる気がする。是非は別として。
 キリコの周りの人間が、初めは損得尽くで近付いてくるのに、いつの間にか自分を顧みずにキリコを支援していくようになっていくのが面白い(約一名を除く)。 キリコの純なまっすぐさが(なんかこう書くと猛烈に語弊がある感じだけど)影響を与えていくのかな。
 学生の頃の印象では、キリコは果てしなく大人だったんだけど、今では、ああ18歳なんだなって思う。当時の雑誌の記事で、キリコは戦争で感情を失ったのではない、感情がまだ生まれていないのだ、というような言葉があったと思うんだけど、まさにその通りと思う昨今。
 キリコとフィアナとイプシロンと……。恋の三角関係と言えば話は簡単なんだけど。ダンナに言わせると、イプシロンのフィアナに対する思いは母親への思いに近いものがあるらしい。それを言うなら、フィアナも「刷り込み」されてしまった……てことはキリコを「ママ」と思っている可能性大で(笑)キリコはキリコで、フィアナのことを「異性」として思っているのかどうか、実は怪しいんじゃないかと思う私である。母性とまではいかないけど、受けることの無かった「愛情」全般の体現じゃないのかなあ。彼には。
 舞台が宇宙に移って「『レッドショルダーのマーチ』が聞ける」とウキウキと言い放ったダンナである。
 宇宙船に乗ったばかりの二人のラブイチャぶりに「見ている方が恥ずかしくなる」とつぶやいたらダンナが「意地悪な神様がいるから」と言った、次の瞬間鳴り響く……そうかこれがレッドショルダーのマーチか。……すっかり忘れていたよ。
 放映当時は、フィアナは微妙に同性受けが悪かった気がするなあ。今見るとキリコと二人でいるときに妙にしゃべりが甘たるくなるのがちょっと気になるといえばなるけど。やっぱりあれだな、一頭のメスを争うオス二頭の神聖たるべき戦いに介入したうえ一方的に片方を傷つけたという点で、人間としてというよりは動物として禁忌を犯したせいだろうな。

 テレビのニュースを見ると、十年前の光景がなんのひねりもなく繰り返されているようでやりきれない。
 なんだかニュース速報でアニメ番組が潰れたことや特撮番組で画面に情報枠が付いたことで暴言を吐いている人たちがいるらしいけれど、それに対してはもはや言うべき言葉もない。
 番組がすべてニュースと化して、CMはすべて公共広告機構になってしまった10年前のことを思えば、番組をやっているだけで驚きに値すると思うんだけどね、私なんか。

 ダンナが今晩よんでいた漫画、「リアル鬼ごっこ」……ってちょっと前に評判になった小説じゃん、漫画化されてたんだ、と声をかけると「でもハズレ」と返ってきた。ペラペラとめくってみたけれど……なんというか……もうなんとも言いようもなく絵が下手。陸上部の主人公が「鬼」から逃げ出すコマのあまりの稚拙さには我が目を疑いましたよ。はじめちらりと覗いたとき永井幸二郎の絵に似ていると一瞬でも思ってしまった自分が情けない。永井さんに申し訳ない。
 あまりにあまりなので却って気になって、思わず検索をかけてみましたよ。そしたら作者本人のサイトにぶち当たってしまいました。一枚絵は雰囲気あるんだけどなー。
 ついでにいうと、検索してひっかかったところ見てみると原作の評判も散々ですな。ならなんで売れたんだろう?

 web拍手のお返事。
 30×30のお題、面白いと言っていただけて嬉しいです。あまりよそで見かけないお題なのですが、もっと普及してもいいですよね。気の向いたときに気に入った題材で話を書くのに有り難いな、と思っています。

2004年10月27日(水)

 ああ、なんかもう、一気に寒いですね。
 遅れましたが、デカの感想です。
 先々週はともかく、先週分は「見なかったこと」にして黒歴史として封印してしまいたい気分だったので、この先楽しめるかどうか不安だったのですが……。今週はぬるかろうが甘かろうがツッコミ処満載だろうが「自分の好きなデカ」として見られました。このあたりの違いはどこで生じるものか、自分にもよくわかりません。
 さて本編。
 メンテナンスその他を全部一人でしているなんてナンセンス!!
 ……と言ってしまったらお話が成りたたなくなるのでしょうが。いや、たしかに前からスワンさんの他にメカニック班の影が見えないなとは思っていたし、そもそもデカベースにはやたら人員が少ないんですけど。
 個人的にはメカ一つ発進するのにわらわらスタッフがいる、という図が好きなんですけどね。
 テツが「金のシールが!」と騒いでいるのを聞いて即「金なら1枚、銀なら5枚」とつぶやいてしまった30秒後、ジャスミンにそっくり台詞を言われてしまいました。あのCMまだ現役だからジャスミン語録に入っているとは思わなかったよ。
 Tシャツ姿で鉄工所を雑巾がけしているテツは妙に似合っていたな。バン、バンソーコくらい自分で取りなさい。センちゃん、その雑巾濡れてるよ。
 ブンター、こんなに早く再会できるとは思ってなかったけど、いいキャラだねえ、ほんと。
 「悪いやつに引っかかってなければいいが……」はい、悪いやつですアブレラさん。なんか微妙に毎回性格が定まっていない気がするんだけど……。
 なんか横手さんが書くとバンがテツに対してお兄ちゃんだ、ほんとに。
 えーと、合体がうまくいかないシーンは2話のバンクでしょうか(汗)
 けっこうスリットの深いドレスを翻して走るスワンさんは綺麗だなあ、しみじみ。
 しかし授賞式のある惑星と地球てどういう距離やねん。
 えーと、デカスワンに関して特に語るところは……(汗) 仮面ライダーファムの技よりは効率的かもしれない、あの全体技。よくわからないけどすごい技ていうのは車田漫画の中だけでいいんだけど。
 むしろ刮目すべきはS.P.Dソロバン(笑) どうせならシャッと玉を落としてから「ご破算で願いましてーは」とやってほしかった。
 話の順が前後しますが、デカスワンをかばうマスターは格好良かったな。アブレラさんは海風でマントがハタハタはためいて見栄えがしました。が、地球の半分が吹っ飛ぶという動力炉爆発のスイッチを押していくというのが……。いったいアブレラさんは受け持ち市場である地球が壊れてしまってもよいのか、無いと困るのか、いまいち一貫性に欠けています。
 デカウイングにはSWATモードでないと合体できないのかという疑問はさておき。「宇宙の塵になれ」と簡単に言いますけどね。「プラテネス」なんぞを読んでいると、スペースデブリがいかに危険で厄介なものか、いかに減らすのが大変か描かれているので、えらいことしてくれるなよと思ってしまいます。「プラテネス」いいですよー。青くて痛くて。アニメ版は知らないんですけどね。
 普段白衣の下に隠れているけど、あのツートンの制服ってスマートで微妙に色っぽくていいなあ。デカの衣装て基本的にみんな足長く見えるよね(一部例外有り)。
 しかし、ボスに大上段に「愛」とか語られてしまったら吹き出してしまいましたが。
 ボスとスワンさんの浜辺DEデート。背伸びするスワンさんにははっきり言ってドキドキしてしまいましたさ。ハイマルさんを送っていったはずのテツくんは速攻戻ってきてラブラブっぷりを眺めてるし。切ないね(笑) 自分としてはニコニコ見ていたのですが、「あの女、ボスにくっつきやがって〜」と怒り心頭の人もいたんだろうな(若干思い当たる節があるらしい)。
 EDコント。スピーチ押しつけられたブンターさんがちゃんと出てきてよかったです。
 次回予告。ホージーに恋人がいるのはともかくとして。あの長さの黒髪で、白いカーテンかかったアパートの窓辺でギター爪弾くって……一体いつの時代ですか。60年代から70年代の香りぷんぷん。多分狙ってるんだろうけど。

2004年10月26日(火)

 どうも自覚している以上に疲れているようです。帰宅して、お腹がふくれるとガクッと眠くなり、体が温まると眠くなり。ダンナは、通勤するようになったのにいままでと同じ生活リズムのせいだろう、と言います。たしかに今までゼロに近かった通勤時間が片道40分とはいえ増えたのは事実だけれど……。たぶんそれだけじゃない。
 新しい職場は以前の四分の一ほどの規模で、対象人口も同じくらい。そしてカウンターの忙しさは四分の一どころではなく、はっきり言って暇です。そしてその暇であるということがどうにも心を疲れさせます。常に人の動向に注意し、自分が見られる存在であることを意識しつつ次々と仕事を処理することに慣れていたので、ぽつねんとカウンターに座って人と自分への意識を保ち続けていることはひどく緊張します。人が変わったことで、町の人に「使いにくくなった」と思われているんじゃないか、とびくびくしていることもあります。合併当初のバタバタがなくなってきたからこそ、気持ちの疲れがめだってきている気がします。
 すみません。なるべく仕事の愚痴は書かないようにしてきたんですけど。

2004年10月24日(日)

 月並みですが、地震の被害に遭われた方々にお見舞いもうしあげます。たぶん、これからが本当に大変で、長い長い長い苦労が待っていることでしょうが……。少しでも寒さが穏やかでありますように。

 デカの感想は明日以降にさせてください。

2004年10月22日(金)

 ちょっと前に買っておいた、アバレンジャーのドラマCD(番組終了後発売されたやつ)を聞きました。面白かったです。いやいやまじで。前半の長編ドラマは格好良かったし(ちょっとろーどおぶざりんぐ入ってたけど)後半のラジオ番組形式も気が利いていて。なによりオールスターキャスト・爆竜総出演というのが豪勢。アフレコ現場はさぞにぎやかだったんだろうな。アスカさんは割とアニメ声だからこういうCDドラマでもよく映えるね。あの(自主規制)だった映画の代わりに、この話を映画で見られたらよかったのに……ってお金がかかりすぎて無理か。ダイノアースが舞台だからセッティングだけで大ごとだ。えーっと、そういえば脚本は(ブックレットをめくりめくり……)そうか、會川さんか、なるほど……

2004年10月21日(木)

 毎日毎日同じ話題で申し訳ないのだが……。
 東映チャンネルでデビルマンのメイキングをやっていたので、見てしまったのです。知識として出演者に役者はいないということはわかっていたけれど、実際に出てくる人出てくる人「演技は初めてで」と言っているのを聞くとへたり込んでしまう。早いけど軽いCGは……なんか可成り勘違いしてる気もするけど、まあよしとしよう。しかし……。途中からもう画面を見る気力も失せて机に突っ伏し、なおかつ追い打ちをかけられ惨めにびくびくと身悶えしておりました。「友情や親子の思いやりや愛」……それデビルマンのテーマ違う。とどめにエンディング……「希望や平和を感じさせる」……それ完璧にデビルマンと違う。燃え尽きましたともさ、真っ白な灰に。
 批判する権利を失ってもいい。逃げ場のない映画館で2時間責め苦に耐えるなんて私には無理。
 というわけで、この話題はこれにて打ち切り。

2004年10月20日(水)

 今日はデビルマンを見ました。といっても映画版ではございません。15年ばかり前に作られたOVA版が東映チャンネルで放映されていたので。そういうところだけは映画にありがたいと思わなけりゃね。
 一応前にレンタルで見たことはあるのですが、その頃はまだ原作に出会った体験が生々しく残っていたので、あまり冷静に評価できなかったのです。
 あー、ワタクシ一応リアルタイム世代といえばそうなのですが、さすがに当時は幼稚園児だったので……。たいがいのものは黙って見せてくれる母親もデビルマン(テレビシリーズ)は気味悪がってチャンネル回してくれなかったし、漫画を買うなんて甲斐性があるはずもなく。漫画版に出会いなおしたのは昭和も最終期、大学生の頃でございました。ただ、幼稚園の頃に、誰かのうちに遊びに行って、そこのお兄さんがマガジンを持っていて、それをこっそり読んだことが一度だけありました。美樹ちゃんが風呂場でデーモンに襲われ、操られて、素っ裸で明に襲いかかるという回でした。それが6歳の女児にどれほどの衝撃を与えたことか……自分の中の「エロス」意識への影響は甚大でした。
 さて、話をOVA版に戻して。「誕生編」と「妖鳥死麗濡編」。久々に見ると、やはり良く出来ているな、と思いました。スタッフもかなり豪勢なんですよね。小松原さんはナウシカの後なので、線に若干ひきずっているな、とも思いましたが。誕生編冒頭のうさぎをかばうシーンは、明の見た目は弱々しいけれど、弱きものを守る正義感と暴力に屈しない勇気を描いていて、後の「なぜ明がデビルマンになるべく選ばれたか」という部分につながっていて、うまいなと思いました。木刀の政もこの時点で顔出ししてるんですよね。たぶんもっと後の話で重要な役割を振られるはずだったんでしょうけど。OVA版、続きが出るのをずっと待っていたんですけど……もう小松原さんは故人ですしね……。
 とにかく作画は丁寧だし、動と静の対比を生かした演出も職人芸。飛鳥邸の内部の様子が、あちこちに散弾銃の痕があったりダーツの的に矢が大量に刺さっていたり、飛鳥博士の凶暴化の跡が見えて細かいです。明の両親を襲った悪魔が一瞬垣間見えるのがちゃんとジンメンだったりするのも細かい。そしてシレーヌ……美しい……。たとえ口が耳まで裂けていても。胸丸出しだったんだなあ。個人的には乳房よりも、肋骨から腹にかけての肉付きの描き方が好き(変態)。ラストシーンでは明の例の台詞がなかったことに驚いたけれど、絵として充分美しさを描いているから、言葉にしなくてもオッケー。しかし、トラック炎上させるは、飛行機落とすは、人間を守ると言いつつ巻き添え出しまくり。その辺のえげつなさが素敵(笑)

2004年10月19日(火)

 雨のお休みの日。洗濯ができぬ。ぶつぶつ……

 最近どう考えても番組を録画している量と実際に見る量のバランスがくずれている気がします。ダイナマンとかメタルダーとか、録画しただけでまったく見ていない。買ったDVDも山になってるんだけど……。もう少ししたら、ちょっとはましになるのかなあ。なにせ他の人が十年二十年かけて重ねてきた知識をこの1年半ほどでぎゅうぎゅう詰め込んでいて、頭がほぼパンク状態ですよ。
 とりあえず今現在順調に消費しているのはボトムズと佐武市(……特撮ちゃうやん)。佐武市は私が2歳くらいのときの番組だからさすがにリアルタイムは知らないなあ。こう、洒落ているというか、ある意味気取った雰囲気は、時代の空気なんだろうか。大学生がカムイ伝抱えてるのがステイタスだったのってこの頃じゃなかったっけ。まあそれはともかく、004と同じ顔のはずの市やんが、性格まるで違うっていうのがスルッと受け入れられるのが自分でも不思議だ。市やん子ども好きだもんな。にしても、石森タッチの再現率のすごいこと。女性の艶めかしさには呆然としてしまいますよ。
 ボトムズは順調にクメン編突入。「BGMをウド編とクメン編で総とっかえしてるのかな」とつぶやいたらダンナに「あったりまえじゃないですか〜!!」とえらくキッツク言われました(涙) ヘリにて運ばれるATの図に、そういえばスコープドッグの肩にもフックついていたなあ、と。「降ろすときはかぎ爪を伸ばすのかなあ」というとダンナは「そこには突っ込まないでおいてあげて」と。動くようにすると強度が弱くなるし、何らかの事故で勝手に伸びたら落ちてしまうから、ほんまはよくないんやけど、そこは突っ込まないでくれる、となぜか必死のダンナ。楽しいなあ、うん。

 最近迷っていることが一つ。いや、実にバカバカしい限りなのだが……映画デビルマンを見に行くか否かである。前売りはすでに買ってしまっているので、あとは足を運ぶだけなのだが……。
 もう1年以上も前から原作ファンから叩かれまくっていた映画版だけど、それは制作側の外部へのアプローチが拙すぎるせいもあるし、あの壮大で過激な原作の世界を再現するのは、はなから無理に決まっているのだから、まあCGなりなんなりだけでもちょっと見るべきものがあれば御の字かな〜とか思っていたんですけどね。
 どうも公開十日足らずの反応を見るに、原作の世界観がどうこうという以前の問題で、そもそも映像作品として成立していないらしい。原作ファン以外の感想もなんというかもう××なのである。普通どんなにけなされる作品でも擁護意見のあるものだが、見事に否定一色。そこまで言われると却って怖いもの見たさの気持ちが湧くんだけど……。見ていないものの批判はするまい、というのが自分のスタンスでもあるし。でも、見に行くだけ金と時間と気力の無駄、とあちこちで断言されているとね……つまらないとわかっていて見に行くのもMみたいだし。
 あ、ここで語っているデビルマン原作とは全身緑の黒パンツ男が「デッビ〜ルッ!」なアニメとは別物です。別に他の原作ファンのように「買って読め」とは言いませんが、人間の暗部に根元的に迫ったストーリーと美しいまでの暴力的描写で、多くの人に影響を与えた漫画なのだということを知識として持っていただけると嬉しいです。そういえばアギトや映画ファイズもあきらかにデビルマンの影響受けていますね。ていうか私、自分の書いた感想で北条さんのこと雷門教授(デーモンは不平を持った人間が変化したもんだなんていうトンデモ理論をぶちあげて人間狩りの基礎をつくったお方)呼ばわりしているよ(苦笑)

 さて、今日はダンナが定時で帰ってきたので、電気屋へ行ってビデオカメラを買ってきました。もちろん後楽園対策。軽いのが欲しかったんだよお。ビデオカメラってやっぱり男性の掌に合わせて作ってあるのか、微妙に持ちにくいのが多くて困った。私も女にしちゃ手の大きいほうなんだが、幅が違うみたいです、やっぱり。
 あとは英語版ナチュラルキーボードを補充。消耗品だもの。他のはよう使わん。日本語ナチュラルキーボードはenterキーが押しにくいので却下。

2004年10月17日(日)

 気が付いたらずいぶんサボっていましたね……。
 むしろ前の職場より退勤は早いんですが。

 今日のデカ。
 先週に引き続き微妙……ていうか……
 ええい、はっきり言ってしまおう。つまらなかった。
 いわゆる刑事物へのリスペクトをやりたかったんだろうけどね。話の段取りが無茶というか、流れに整合性がないというか。
 怒れるジャスミンを描きたかったんだろうけど、こっちは画面の前でおいてきぼりですわ。ナンデソンナニカッテニモリアガッテンノー。
 SWATモード出さなきゃいけないものなのかな。敵がチンケなのに。
 先週チョウ・サンという名前聞いた時から、いかりやさんなのか、それとも太陽にほえろのほうか…と考えていたけど、ウィッスとか言っていたから前者ですね。どっちにしても直撃世代の自分。
 EDが合わないこと…。
 ていうか。予告見た時点で全部吹っ飛びました。いままで意図的にネタバレは避けてきてたから。ごく初期の頃からささやかれていたけど、やっぱりスワンさんも変身できるんですね! 犬鳥猿でトリオ組んでたりしたんだろうか。いやいや楽しみ。

 ちょっと思うところがあって、うちの龍騎コンテンツに載せているSSを冊子の形にしてみよう、とここ数日かかりきりです。
 普通にWordの段組でテキストを流し込んでみても余白などが思うようにいかないので、表組みを駆使しています。行間もやたら多いので、枚数がとんでもないことに……
 うまくページに収めるために手直しを入れながら、あの頃、句読点や改行ひとつにこだわりながら書いていたんだよな……と感慨。
 かなりレイアウト凝ったことしているので、お見せできないのが残念です(笑)

2004年10月13日(水)

 先日からCSで始まった佐武と市捕物控をとりあえず1話だけ見てみました。OPにばーんと名を飾る真崎守、村野守美といったスタッフに思い切り時代の香りを感じました。さて中身はと言うと、うわー、これ完璧に大人向けだ。話には聞いていたけれど、ここまで徹底しているとは思っていなかった。
 昔のアニメなので作画枚数は少ないけれど、画面の見せ方がすごく格好良い。むしろ劇画を意識して意図的に動きを減らしているのかもしれない。とにかく演出が凝っている。画面の美しさは白黒作品だからこそ成立するのかもしれない。背景が墨絵調の濃淡というのも趣あります。センスの良さというのは映像技術的なこととは関係なく存在するのだなあ、としみじみ……。

 ちょっと遅くなりましたが、Web拍手へのお返事。
 >Sさま。ダイレン格好いいですよね。本当に燃えますね。自分は初遭遇なのですが、多くの人に愛されている作品だと感じました。

2004年10月12日(火)

 今日は家でゴロゴロ。ひたすら眠いです。

 さて、昨日の映画村行きの顛末。またRさんとご一緒させて頂きました。
 お目当ては9月から公演が始まっている「ライダー忠臣蔵」。ちょうど1年前、山さきさんのDVD発売イベントでプレゼントにしていた「ファイズvs宮本武蔵」のポスターに大笑いしていたときは、まさか自分がいそいそと映画村イベントに通うようになるとは夢にも……。
 ま、フタを開けてみれば、デカvs新選組とは違って、忠臣蔵は話に何も絡んでいませんでした。キャラの名前に使っているだけで。
 ショーの内容は後回しにするとして、他の出来事を。

 ショーの会場に「ふたりはプリキュア」のコスプレをしたお嬢さんたちがいて、何ごとかと驚いていたのですが、ショーの後、オープンセット区域に出てみると、コスプレをしている人たちがあちこちうろついていました。最近アニメにもゲームにも疎いのでほとんどネタがわからなかったのですが、ナルトとか遙かとか戦国無双とか月下とか、とにかくあちこちに。いろんな種類のが。いったい何ごとかと気になって仕方ありませんでしたが結局詳細は不明。時代物コスの催しかなと思ったのですが鋼の人たちもいて謎。とりあえずプリキュアのお嬢さん方は握手タイムの頭でっかちで怖いキャラのかわりに子どもたちに握手する義務があると思うのですが。

 お昼を食べていたら店の窓から、外にわらわらと人が集まっていく様子が見えて……。あの「日本一の斬られ役」福本清三さんの撮影ショーが行われるというアナウンスが響いてきました。そうこうするうちに窓から、ショー開始を待つ福本さんの後ろ姿が見えました。もう結構なお歳のはずなのに、ごく自然にスッキリ伸びた背中は何ともいえぬ風格が漂っていました。格好いい〜。
 昼食を腹に収めてから飛んでいきましたが、すでに始まっていて幾重もの人垣。遠目にしか見えませんでしたが、福本さんの切られた後の仰け反りっぷりはすごいものがありました。
 次の回は早々と会場に駆けつけて陣取り(笑) この日は良い天気だったので人出が多くて、大勢(なぜか子ども含む)が見学に集まりました。このショーは無料なのですが、ショーの後に希望者は福本さんと写真撮影ができる、とアナウンス。もちろん無料。太っ腹だぞ、映画村。
 ショーの内容は、はじめいきなり芝居が始まります。吉良ゆかりの武家屋敷の前で赤穂の密偵として見とがめられた若い男女が侍達に取り囲まれ、そこへ浪人姿の福本さんが現れ、いざチャンバラというところでカット。監督役の人が出てきて、殺陣の付け方を実演します。この監督と演者のやりとりがしっかりお笑い入っておりまして。お堀に落ちる落ちないともめていた侍さんは特にオイシイとこを持って行ってました。その間福本さんは飄々と立っておられました。「早く行け」くらいしか台詞がなかったのですが、いいお声でしたねえ。
 一通り型を付け終わり、一回流してからいざ本番。先ほどと雰囲気ガラリと変わって緊迫感。ズバリズバリと二回切られた福本さん、仰け反りっぷりがほんとにすごかったです。立ち回りも格好良かったですよ。近くで見ると本当に細くて薄くて、アバラなんて筆で描いたようにくっきり見えてましたが、えもいわれぬ存在感がありました。
 ヒーローショーの時間の関係で、その回は終わるとすぐ立ち去ったのですが、最終の回では撮影会にも参加しました。……ハリウッドに行ってトム・クルーズと共演されたような方なのに、なんとも気さくで感じの良いお人でした。横に並ぶと、私とあまり目の位置が違わなかったので驚きました。もっと大きく見えていましたのに。

 常設のヒーロー展示コーナーはまた少しだけモデルチェンジしていました。デカ&剣映画で使われた衣装と小道具がショーケースの中。マリーの衣装は素敵なデザインです。剣の新世代ライダーはともかく、ピーコックアンデッド(伊坂さん)の着ぐるみがでーんとありました。鋲や刺が一杯で格好良いです……が、テレビ本編で見たときは今ひとつ映像的に映えなかったのは誰の責任だ?
 55Vのゴーグリーンが使ったというレスキュージャケットと透け面も展示されていました。
 前は内側に入れたデカルームのセット(模造)はデカたちの着ぐるみが立っていて立ち入り禁止……だったのですが……デカブルーの体型が妙にテレビ本編を彷彿とさせる……。近寄ってまじまじと見たのですが、気のせいではなく確かに他の四体とくらべてブルーだけお腹が微妙にぽこっとしていました。な、なにもそんなところまで本編再現しなくても〜! わざとだとすればこだわりすぎです、映画村のスタッフ。

 さてさて、最後になりましたがヒーローショーの話です。
 3回ともいい感じにお子さま連れで会場が埋まっていました。前のデカの時より多かったのはお天気が良かったからなのか、ライダーの方が人気あるのか……。入り口に張られたポスターを見て子どもが「仮面ライダーなんとかかんとか」と読んでいましたが、そりゃあ忠臣蔵なんてわからんわな。ていうか大人でもきっちりとは浸透しておるまい。私だってあまりよくは知らないよ。
 会場スタッフの方々は、今回はスタッフTシャツの胸に「BOARD」のワッペンをつけていました。前回の宇宙警察マークといい、細かいですよ。
 舞台設営は基本的に前と同じ。階段状の段差と扉とスクリーン。ワイヤーは今回無しのようで残念。全体を真っ白けに塗りつぶしていて、舞台両端にBOARDの蜂の巣マークが描かれていました。
 さて今回少しでも内容に触れようとすると重度のネタバレになるので、そうそう映画村のショーなんて見に行く人もいないとは思うのですが、念のため反転させていただきます。
 相変わらず手慣れたお姉さんのハイテンションな導入の後、会場が真っ暗になると、必ず子どもの泣き声が響いてくるのはご愛敬。スクリーンにいきなりどこかの研究所らしき映像が流れます。白衣の男性が「このシステムが完成すれば剣崎君の戦いが楽になる」とか言っているので壊滅前のBOARDという設定なんでしょうか。少し後にカリスも出てくるので時系列としてはおかしいのでしょうが気にしたら負けです。もう一人の白衣の男性が「キラーくん」と呼ばれていましたが、これは吉良くんの聞き違いでしょうね(汗) しかしやっぱりキラーシステムがどうこうと聞こえるのですが、そのシステムでなにやらやばいものを甦らせるのそうろうのと言い出して、いきなり相手を射殺です。高笑いしながら歩み去る映像に合わせて舞台の扉が開き、血の付いた白衣を来た男性が現れ、立ち去ります。そしてOP映像。相変わらず凝っています。
 浅野先生が死んだと騒ぐ大石という女性職員の前に現れる吉良博士。……どうやら忠臣蔵というのは登場人物の名前だけらしいということにこの時点で気付きます。剣崎に連絡しようとする大石女史の前に現れる三体のオルフェノク……え、オルフェノク? 馬・鶴・蛇のトリオです。鶴フェノク、腰が太いです(涙) どうもSB社解体時に入手した細胞から作り上げたそうです。記憶は残っていないそうで、すっかり化け物然とした低知能な動きが泣かせます。そこへブレイド登場。ブルーのカブトムシのカードの文様が照明によって扉に浮かび、それを割って出てくるところがいい感じです。が、3対1で苦戦、ていうかはっきりいってボロ負け。そこへカリス登場。映画村恒例2階からの名乗り・飛び降りですが、歓声が起こるのはやっぱり気持ちいいですね。カリスってやっぱり格好良いよなあ。が、たいしてアクションもしないうちに、いきなり大石女史が吉良博士に味方をする旨申し入れ、こんな奴ら無視するよう言います。この大石女史、すらりとした長身でなかなかの美人さん(正直言ってヒロセさんより私の好み)なのですが、細く長い足でギュムとブレイドを踏みつける姿はなかなかの迫力でした。
 吉良と大石が去り、ぽかーん状態のブレイドとカリス。ブレイドを助け起こしたりするわりにフレンドリーじゃないカリス。「人間を助ける趣味はない」がオルフェは見境無しなので倒す。てことは天音ちゃんに被害が及ばないように、なのかしら、と脳内補完。で、二人はいったん退場。
 大石女史はなぜかこれまた吉良が持っていたファイズギアを抱えて逃走を図るも露見。自分で装着しようとしてはじき飛ばされるなど熱演です。そこへ場内を通ってブレイドとカリス登場。これまたお約束なんだけど会場が盛り上がるんだよね。そしてそして、舞台からはファイズ登場。照明が落とされ、黄色いマスクとボディを走る赤い線が光る図は屋内ならではの演出で実に格好良かったです。ここで再びカリスの台詞「人間を助ける趣味はない」……たしかにたっくんは人間じゃありません。どうやらたっくんをブレイドとカリスが呼びに行ったらしいんだけど、どこまでいったんだ(笑) 
 さてしかし、後楽園に引き続きここでもファイズ=最強なのか。格好良いからいいんだけど。しっかりチャッチャと手を振る仕草も再現されていて素敵。いやほんと映画村のショーはキャラの本物度が高くて良いわ。カリスもね、いい造形だよね。腰の辺りのラインが実に格好良く見える。ブレイドは……うーん、剣を使ったアクションというのは、相手も剣を持っていないと見栄えがしないんだよね。ちょっと残念。
 さて、オルフェ三人組がいいところなく倒され、吉良博士はキラーシステムで自らの遺伝子を強化。スクリーンにはそれっぽい映像が流れます。登場したのは金ぴかのマスクで、どこぞの巨大ロボを改造したような胸部アーマーのライダー。はっきり言って微妙。自称仮面ライダーキラー……って、おい(汗) まあこれがかなり強いんだけど、システムが完全ではなくて……という約束な展開でジ・エンド。


 さてさてショーが終わると恒例のサイン会。今回はサイン用グッズは色紙(500円)とTシャツ&お面(二千円)でしたが、Tシャツがけっこうはけていました。やっぱり文具セットより親御さんが財布のひもをゆるめやすいのでしょうか。ブレイドが一心にサインする横でカリスが握手していたのですが……これがサービス精神満点。握手と言いつつ、実際はツーショット写真会となっておりまして。ひとりひとりの子どもと並んでポーズを取り、親御さんがカメラに撮り収めていました。(一応一人一枚制限だったけど) これがまあ、実に見ていて飽きなかったですね。ひとりひとり、子どもの身長に合わせてポーズを変えて、頭をなでたり肩を抱いたり、本当に小さな子にはひざまずいてあげたり、列が途切れたときは向けられたカメラにポーズを、それも何種類も取っていました。子どもたちもみんな嬉しそうだったなー。ここのヒーロー、本物度高いもんね。ときどき子どもと一緒にちゃっかり写っているお母さんがいましたが、みんなキャーキャーいってハート飛ばしていました。お母さん人気高いな、カリス。ブレイドはと言えばですね、司会のお姉さんが時々子どもに「どのライダーが好き?」と聞いていまして、「ブレイド」という答えが出るたびにスチャッとガッツポーズをとっておりました。可愛い。ところで好きなライダーの答えにレンゲルがなかったような気がするのですが。
 サイン会終了後は撮影会。これは誰でも参加可能。つくづく太っ腹だぞ、映画村。ブレイドとカリスのそばに子どもがわらわらと集まって、ポージングして親御さんがパシャパシャ。最終公演の最後の撮影会にはコスプレデカの乱入がありまして、ブレイド・カリスとデカピンク・デカイエローが並ぶというシュールな図ができあがっておりました。
 二種類のショーをハシゴして、実に充実した映画村訪問でした。

 その後、茶店でR様と目一杯おしゃべりをし、帰りにはデカの公式ドラマブックを入手して帰りました。話数順ではなく、メインキャラ別にストーリーを並べてあるのが面白かったですね。

2004年10月11日(月)

 今日は祝日なので仕事は休み。映画村に行ってまいりました。恒例のヒーローショーが目的だったのですが……。思いがけず福本清三さんの撮影ショーを見ることができました。……ていうか、並んで写真まで撮ってしまいました。太っ腹だぞ、映画村。
 とりあえずそれだけ叫んで、詳細は後で。

2004年10月10日(日)

 ただいま出勤前。以前より早く家を出なければいけなくなったので、以降省略モードが続きます。
 今週のデカ。
 神様、なぜセンちゃんファンはせっかくのメイン回にこのような複雑怪奇な気持ちを味わなければならないのでしょうか。キモイ・ウザイと悪評高いセンヲタへの試練なのでしょうか(涙)
 なんか、意気高く俺に捜査させてくださいなんて叫ぶセンちゃを見たときに、いきなり自分の中のスイッチが切れました。勝手に貧乏設定もくっついてきちゃったし。センちゃ金持ちには見えないけどビンボくさくはない気がするんだが。聞かなかったことにしてもいいかな〜〜。
 コロンボネタもな〜。露骨すぎるしな〜。
 弱き者が虐げられるを見て怒るセンちゃというのはまあエエかいなと思ったけど、テツに運ばせるの見て、そんならぐだぐだやっとらんと自分で容態確認してとっとと連れて行け、とがっくりしてしまった。そういうとこいいかげんにされると嫌なのよ。
 メカ戦はカッコよかった。スマートでよいね、ウイング。
 今回一番面白かったのは、せっかくボスに頭なでてもらいながら(うらやましい)、スワンさんの膝にもどる子猫かな。
 EDコントもバンに持って行かれたしな〜。
 今回は「1万人のアイドル」鈴村監督なので顔のパーツアップだらけだったらどうしようかと思っていたけど、ほとんど無かったのでほっとしたです。

2004年10月9日(土)

 台風が来る〜と騒いでいて、覚悟して出かけたらたいした雨にもならず拍子抜けしておりましたが……知らないうちに関東を直撃していたらしい。この間は地震もあったそうだし……。皆様がご無事でありますように。

 明日のデカレンはセンちゃんメインなんだけど……。なんでまたしても武上脚本&新メカ披露に当たるんだろう。勝手に型にはめ込んでそれを押しつける偏狭テンプレ女のつもりはないけれど、どうも武上脚本のセンちゃんには違和感を感じる。他キャラメインの回に脇で変なことしているときのほうが絶対キャラ立っていると思う。
 さてしかし。自分の周囲はわりとデカレンに関してはちょっと退いて見ている人が多くて、露骨にキャラ萌え・生萌えしているのは私くらいのもの。なんだか自分がアンポンタンのノータリンに思えて仕方ない。ストーリーの薄弱さなどの指摘を見るたび、がっつり落ち込んでしまうのだが、それは自分でもいろいろ欠点は見えているからだろう。それでもやっぱり好きだという思いが消えないのだから、度し難いよな。

2004年10月8日(金)

 朝から目がかゆい。ちょっとまたアレルギーが出ているようです。「何に対しての」かはわかりませんが。

 HDDレコーダーを埋めつつあったボトムズを一気見。あと一本みたらウド編終わりのとこまでいって力尽きました。いやもうこれ中身濃いから……。機械大好き男の子のダンナの解説のおかげでようやく初めて内容を掴みながら見ている気がする。しかしこの設定やら描写のこだわりは……やたらアニメの対象年齢が高くなってた当時においても屹立しているよなあ。

2004年10月7日(木)

 週休日が変更になって、自分には今日が週はじめです。曜日感覚の狂うことといったら。

 CSホームドラマチャンネルで、キャシャーンの続きに伝説巨神イデオンが始まるようです。……ラインナップを決めてる人は誰だ(苦笑)
 イデオンは……自分にとっては聖域でありトラウマです。これについて語ろうとすると思春期の暗い記憶に触れなければいけないので……

2004年10月6日(水) その2

 トップから今月の日記ファイルにリンクを張り忘れていて、ご迷惑をおかけしました。手作り日記ならでは。でもやっぱりブログなどに移行する気はありません。だって重いんだもの……。

 続きが気になってしょうがないので、ダイレンジャーを最後まで見てしまいました。怒濤の最終章。導師がみんなにいろいろ話をしておけばもう少し展開違っていただろうにな。少なくとも子竜中尉(好青年!)は死なずに済んだと思う。ま、「問答無用」さがダイレンの魅力であるわけだし。話も進まないし。
 泥人形のくだりは映像的に強烈なインパクト(というかほぼ悪夢)だけど、ちょっと釈然としない。シャダムまでが泥人形なのだとしたら、コウは泥人形の子どもか? まあその点は、6千年前に生まれてそのまま時が止まっていたという想像もなりたつわけだけど。
 ……それはそれとして、シャダムは徹頭徹尾悪役だったけど、コウ(&阿古丸)のかあちゃんとどうやって出会ったんだろう。そこに愛はあったんだろうか。どうもそのあたりがずっと胸のトゲ。
 しかし……生身の名乗り、すごかった。OPを何度も何度も繰り返して見てしまいました。なんであんなに足が揃って上がるんですか!! その後の戦闘シーンもなんでそんなにパキパキ動けるですか! 奇跡のような番組ですな、これ……。
 導師はただでさえ日本人離れした長身なのに、鎧を着たら、本当にデカイです。すさまじい迫力ですな。……なんというか、ほんとに、キャストの妙、な番組です。
 ちょっと物寂しい戦いの幕切れだったけど、大五じーさんのものすごさ(誰の悪ノリだ?)に当てられているうちに勢いよく終わってしまいました、ダイレンジャー。
 細かく見ていればツッコミ処も多々なんだけど、とにかく勢いに押されて楽しく見ていました。最後までテンションと勢いを保ち続けたってすごいなあ。個々の萌えがどうこうというより、一つの作品としてトータルで実に面白かったです。

2004年10月6日(水)

 昨日はなんかひたすらぐったりしていました。
 今日はダイレンジャーをまた少し見ていました。終盤前の個人エピソード整理編といったところ。ダイレンってほんとに脚本と担当キャラがぱっきり分かれているんですよねえ。
 亮と陣編はやっぱり井上節炸裂で、濃くって盛り上がるんだけど、普段の話とノリが違うからちょっと浮くんだよね。男同士背中を預けて戦うという図は燃えるけどね。
 クジャクはきれいだなー。大五はまっすぐで熱血だなー。さりげなく大五がクジャクのためにしめ縄をどけていたのに萌えました。すべての汚れを消し去るなんて胡散臭い……と思っていたら、ああいうオチが待ちかまえていたとはね。
 将児はいい奴だ。本当にいい奴だ。特攻服役者さんの自前ってホントだろうか。
 基地から敵の本拠地へ直行の図で、抜け道をきっちりと元に戻しておく描写に手を打ちました。
 ふう、昔の戦隊って季節ごとに服装が替わるからいいなあ。大五の冬用ジャケットがすごく似合っていてドキドキものです。
 そして……
 阿古丸のために泣かせてください。
 母に捨てられ、父に疎まれ……。おっかさんは「捨てたんじゃない」と言い訳していたけれど、愛を受けずに育つ環境に取り残されたんだから結果的に捨てられたも同然だわな。だから恨んでも憎んでも当然なのに「会いたかった」と今際の際に手を差し伸べる。もう不憫で不憫で。楽しいことや嬉しいことを経験せずに、憎しみと満たされぬ思慕の念を胸に抱えてわずか十年の時を生きた阿古丸。その魂は最後にはわずかでも救われたんだろうか。サブタイに負けたわけじゃないけど、ボロボロと泣きました。
 ニヤリとした笑い方の強烈さといい、切れ長の目に宿る力といい、抑えた中に凄味のこもる声といい、存在感のあるものすごい子どもでした。阿古丸に出会えただけでも、ダイレンを見て良かったと思います。

2004年10月3日(日)

 すいません。予想通りへたれております。今週は8日間連続勤務になるから、まだあと二日ふんばらないと。
 ともあれ、今週のデカ。時間もないので簡略バージョン。
 バン美形化急激進行中。先週、ブンターさんに詰め寄られたときのアップが普通に美形だったのでびっくりしたのだが、今週もなかなか。不覚にもドキドキしておりました。
 とにかく今週は素面萌え。細っこい兄ちゃん姉ちゃんが一所懸命、体を動かしている姿に萌え。体力切れ気味のウメコを気遣うのがずっとセンちゃんだったりするのもよかった。っつうか、今日は久々にセンちゃん萌えモードオンだった。食事中に机に突っ伏して寝てるとことか、寝相の悪いウメコの下敷きになってうつぶせ寝してるとことか、ホージーをかばって足撃たれちゃうとことか(後に響かなければいいんだけど)
 あと、変態丸出しなので大きな声で言えないのですが、若くて肉の付いていない人がゴツイものを身につけているのって、セクシーじゃありませんか? 昔、中学生がごっつい腕時計しているのにクラッと来たことがありまして……
 肝心のSWATモードはなー。デカレンのアクションで自分が好きな部分がみんな消えてしまうのは寂しいけれど、警察もの、チームものということでそれもアリかもしれない。男の子なんかは喜びそうな気はする。……ところでマーフィーの出番は?
 訓練後、宇宙一のチームのくだりで、じん、としてしまったことはナイショだ(笑)
 これにて一件コンプリートのあとが全員だったのが面白かったな。「相棒」「……相棒っていうな」の間が長かったのは何ざんしょね(笑)

過去日記 2004年9月分 2004年11月分

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