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たらたら日記

2005年11月30日(水) その2

 今日、映画が始まる前に丸善さんの文具売り場でダイアリーを買おうと思っていたら……丸善さんが無い! 思わず河原町を四条←→三条ひと往復してしまったけれど、やっぱり無い。落ち着いて探すと、建っていたはずの場所はカラオケビル改装中という板に覆われていた。丸善京都店といえば、他では手に入らない洋書を豊富に置いてあって、美術書などもわっさわさ。文具もいろいろ。そしてなにより、あの「檸檬」の舞台じゃないか。
 帰宅してネットで調べると、この10月に閉店したらしい。そして、その直前には売り場にこっそりレモンを置く人が後を絶たなかったということだ。

 そして、ジュンク堂さんもすっかり改装していた。ナンバ店のように背の高い棚がびっちりと並び立ち……そして、レジがない!
 より正確に言うと、各階、エスカレーターの前に設置されていたレジが無くなり、1階に集中レジが設けられたようなのだ。はじめ、裸の本を抱えてエスカレーターに乗る人を見て首をかしげたのだけれど、十数分後には自分も本を片手に階を降り続けることに。なんかすごく間抜けだ。
 よく見ると美術書コーナー横にあった喫茶スペースもごっそりなくなっているし、そもそも美術書コーナーの棚もすっかり高くなってしまって、いままでミニギャラリーを開催していた壁部分が消えている。
 カウンター潰して、棚の背高くして、本の数は増えたのだろうけど……。それぞれの階で本について尋ねようにも店員さんがいないではないか。管理という面でもひどく不安なんだけど……。
 消えたカウンターの分、店員さんはどこにいったんだろう……(冷や汗)

 なんというかこう、業界の厳しさをひしひしと感じずにはいられなかったです。

2005年11月30日(水)

 昨日は病院に検査の結果を聞きに行ってきました。とりあえず異状なし。まだ気になるようなら血管にカテーテル入れる検査もある、ということでしたが、さすがにそこまでは……と辞退。「お守りに」ニトロなんとかって薬を処方してもらいました。別に落としても爆発しないと思います、たぶん。

 今日は「奇談」を見に行ってきました。今週いっぱいの地方も多いらしいのですが、京都は来週まで。ただし朝イチと夕方の1日2回上映ですが(汗)
 午後5時からの回を見たのですが、観客は15人ほど。多いと見るか少ないと見るか。普段見る映画にくらべて、カップルの割合は確実に少なかったです。妙齢の女性が多かったのはアベちゃん効果か? ……って、そうだった、今日はレディースデイだった。
 悪く……はなかった気がする。「ヒルコ」みたいな勘違いムードはなかったというか、良くも悪くもはっちゃけが足りなかったような。
 70年代の色で押したのはよかったですね。ヒロインも、もっさり具合(失礼)が時代の雰囲気に合っていたし。ロケ地を見つけるのが大変だったろうなあ。
 原作は本当に短い話で、10分ほどで読み切ってしまう。だからいろいろふくらませるのは必然。こちらの世界に取り残される人間の切なさを描いたという点で、モロ☆ファンとしてはオッケーであります。
 ひとつ、どうしてもいただけなかったのは、物語の骨格である“異端な聖書”の本文を観客にわかりやすい形で呈示しなかったこと。あんなの聞き取れないザンス。文献に出てきた、という時点で稗田センセイに読ませるか、ヒロインに読み上げさせるかするべきだったと思います。原作未読の観客は何が何だかよくわからないうちに後半になっちゃったのではなかろうか。
 アベちゃんの稗田せんせいは意外と悪くなかったです。ちょっとガタイ良すぎだったけど。

 しかしまあ、「ダヴィンチ・コード」ブームのおかげで聖書扱ったこの話の映画化企画通ったわけでもないだろうけど、妖怪ハンターシリーズの文庫本出るは、稗田せんせいシリーズの新刊出るは、諸怪志異の新刊出るは、ちょっとしたモロ☆祭状態です。
 ジャンプ系の増刊誌に映画原作「生命の木」丸々載っちゃうし。買ってきたダンナいわく、「これだけなら買わなかったんだけど」
 まあ「生命の木」なら、新書版「妖怪ハンター」とA5版の「海流祭の夜」に大型判自選短編集と3冊は掲載されてる単行本持っているわけで。
 もひとつ載っていたのは「怒々山博士聖書を掘る」 こりゃ確かにレアだわ。実は少女漫画眼の怒々山博士らぶりい。

 29日にweb拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。最近あまり楽しいことを書けていなくてすみません。

2005年11月28日(月)

 いっとき、ここと平行して設置していたブログの携帯対応版スクリプトが配布されたので、さっそくダウンロードして、いろいろいじってみる。
 ブログという表現媒体そのものは、自分にはあまり向いてないかなあ、とは思っているんだけどね。横の広がり求めずに閉じてる場所なのでトラックバック必要ないし、カテゴリ分けするにはいつも話題がごたまぜだし。ページ内検索なら、CTRL+Fすればいいだけだし。カレンダーリンクがあれば便利かな、くらい。
 ただ、ここのソフト、基本的にデザインが好みで。
 あーでもないこーでもない、といじるのはそれだけで楽しくて、ぷちストレス解消。
 今回デザインがファイルを直接書き換える形で、タグやらスタイルシートやら頭のホコリを払いつつ。
 とか思っていたら、もう修正版配布されてるよ。すごいなあ。

 27日にweb拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。支えられています、本当に。

2005年11月27日(日)

 今日もまた睡眠を優先させてしまいました。これでまじれんは2週分たまってしまいました。

 野ブタ。は昨夜先週分を見ました。今週分はまだです。ダンナはいまひとつ興味なさげで、自分ひとり画面に見入っているのはなんだか恥ずかしいです。
 宝箱のくだりは、お嬢さんあんた掘り返して中開けたんかい、とツッコミ入れてしまいましたが。
 やっぱり周りの大人達の描き方がけっこう好きかもしれません、自分。はじめ、ただのチキン野郎にしか見えなかった担任にも、夢で食っていこうとした過去があったそうだし。でも、趣味としてなら教師していても詩は書けるんじゃないかなあ。
 んで、いまどき取っ組み合いのケンカしてくれる父ちゃんなんていないよ、アキラ。

 最近自分の日々の癒しは某うp板なのですが、最近すぺさるぐれーとな面白画像を見てしまいました。是非貴方も笑ってください。
「ぱおーん」

2005年11月26日(土)

 修羅場は何とか山を越えました。おととい2時間しか寝られなくて、ゆうべは10時には陥落。

 昨日web拍手を押してくださった皆様、ありがとうございました。
 22時の方へ。適切なご意見をありがとうございました。該当個所は削除しました。

2005年11月24日(木)

 案の定、修羅場。嗚呼。

2005年11月23日(水)

 渋谷の5coins cinemaに行ってきました。
 正直ずいぶん迷ったのです。急ぎの持ち帰りの仕事がずいぶんあって、今日出かけると明日徹夜覚悟になりそうで……。松田氏出演の「STRAY SHEEP」と「お前が嫌いだ」は12月の上映延長が決まりましたし、唐橋・山さき両氏出演の「amuzak」はDVDでも見られるから、無理に急ぐ必要は無いといえば無いのですが……。やはり大きな画面で他の人たちと一緒に見たいと思ったのです。最近ずっと山さきファンらしいことは何もしていなかったので、せめてものけじめのつもりでした。

 噂通り、お店の入り口がわかりにくかったです。  そして、これまた噂通り、開始時間になっても一向に始まる気配はありませんでした。
 ドリンクのオーダー取って、渡し終えるまで、30分はデフォのようですね。
 お客は約80人。99パーセント女性。基本平日しか開いていないので、店員さんによれば今まで一番多かった日の倍くらいだそうです。年齢層は20代後半から40代後半といったところ。予想通り。
 場所の雰囲気は、たまにライブやってる、おされ空間って感じ? 自分には普段縁のない店。
 使わない時は閉めておけばいいんだろうから、運営費はあまり考えなくてもいいんだろうか、とか思ったり。
 しかし、タバコの煙が辛かったですわ。

 1本目の「STRAY SHEEP」については……。すみません、好きか嫌いかで言えば……正直あまり好きではない映画でした。これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。
 2本目「お前が嫌いだ」はネットシネマで視聴済みだったのですが、あの賛否両論の結末を知った上で全体をまとめて見返すと、また違う感慨がありました。ヒロインの微妙な表情や言葉の裏にはこういう意味があったのか……と。
 とことんお馬鹿で可愛い男を演じる松田さんはやっぱり素敵でした。自然に移り変わる豊かな表情がなんとも愛おしい。

 2本目が終わると皆一斉に席を立ち、店員さんが片づけを始めたので、尋ねてみると、今日の上映はもう終了とのことでした。
 ひどく取り乱した私を見かねて、他のお客が教えてくれましたが、別の映画の試写会のため「amuzak」の上映は中止されたそうです。
 お店のサイトには昨日告知が掲載されていたそうですが、私が見ていた映画企画のサイトには載っていませんでした。
 かなり醜くうろたえていたもので、お店の人も別の日の上映を上にかけあいましょうか、と言ってくれたのですが、渋谷はちょっと遠過ぎます。
 ただただ意気消沈して、周りもよく見えない状態で、人の流れに乗って駅へと向かいました。

 おされ若者の街・渋谷のおされなクラブスペースの、ふらりと若者が立ち寄れるような気楽なイベントの一環である映画上映に、激しい思い込み抱いて遠くから乗り込んだ私が間違っていたのでしょう。
 企画としてはとても意義があると思いますので、もっと全国的に展開するといいな、と思います。せめて大阪とか神戸なら……。



2005年11月22日(火)

 えーと、何のおことわりも入れていませんでしたが、今週のまじれんはまだ見ていません。今週中にはなんとかしたいものです。

 今日はRI検査をしてきました。放射性物質を注射して撮影です。まずは電極つけてルームランナー。やったことないので歩くペースがつかめない。それから胸部撮影。ちょうど万華鏡の真ん中にいるようなかっこうで、自分の周りをカメラが回ります。20分ほどじっとしなければいけないので、寝てしまいましたね。ロッカーの鍵を落としてしまって大迷惑かけてしまった。どうして私って……。それにしてもええお値段でした。うう。

 昨日、今日web拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。まともな更新してなくて申し訳ないことばかりです。

2005年11月20日(日)

 模擬裁判無事終了。時間の関係で本来別室で行われる裁判官と裁判員による評議を、傍聴人の前で行ったけれど、これはなかなか良かったかも。裁判員を公募したときは内心心配していたけれど、皆さん活発に発言してくださって、端で聞いててとても面白かったですよ。
 ほっとして気が抜けて、ちょっと頭が痛い。明日も仕事だ、がんばろう。

2005年11月19日(土)

 やっぱり今日は10時まで仕事するはめになりました。
 ああ、電脳犬の面倒をちっとも見られないから、そのうち家出されるんじゃないだろうか。
 明日の催しは模擬裁判です。マイクの確保が大変でした。
 そう遠くない将来、裁判員として法廷に来てください、と手紙が来るようになるんですよ。

2005年11月18日(金)

 おかげさまでやっとこさ風邪は治りました。最近の風邪がしつこいのか自分が歳食っただけなのか……。

 ネットしてたら、たまたまイブキさんこと渋江氏のブログに行き当たりました。この方、面白い……。文章は短いけれど笑いのツボを突いているというか、ええセンスしたはる。

 あさって大きな行事があるから気持ちが落ち着かない。なんか準備に抜けがありそうだ。明日は準備で帰りが遅くなりそう。ふう。

 17日にweb拍手を押してくださった方へ。遅くなりましたがありがとうございました。月並みなことしか言えませんが、とても嬉しいです。

 突然ですが。
 穴堀り堀り。
 「王様の耳はロバの耳〜!!(上司への愚痴)王様の耳はロバの耳〜〜!!」
 土かけかけ。
 踏み踏み。
 失礼しました。

 葦が生えてきたらどうしよう。

2005年11月16日(水)

 宣言通り、トルンカの「皇帝の鶯」を見ました。
 今この歳で見ることができてよかったのかな、と思いました。
 きっと十代の頃見たら、表現しているものを受けとめきれない部分が多かったような気がします。
 某アニメ誌が創刊まもなくは方針模索して、アカデミックな記事も半ば占めていた頃、紹介された海外アニメを見たいと思っても、大学の映画サークル自主上映会くらいしかなく出向くなんてとんでもなく。
 やがていくつかの作品はレーザーディスク販売されたけれど、ビンボ学生には手が出ず。(ていうかまずハードがない)
 憧れだけを胸の片隅に抱えたまま四十にならんとして、ようやく巡り会いました。
 アンデルセンは小学生の頃けっこう読みましたが、もう細かいところは忘れていますね。舞台が中国ということで宮殿の中が皆陶器という描き方しているのに笑ったことくらいで。
 全編台詞無し、なのは海外のアニメではままあること。
 いささか東洋趣味のお坊ちゃんと近所の少女のエピソードを描いた実写部分から始まり、熱を出したお坊ちゃんが部屋の中のさまざまなものを眺めながらうつらうつらと思い描く、華やかな遙か東の国の物語。
 現実の少年少女と、物語の中が微妙に呼応しているのがなんともいえません。
 宮殿の描写とかそれは華麗で美しかったのだけど、箸の使い方だけはさすがにわからなかったと見え(笑)
 機械仕掛けの小鳥の歌に囚われ、死神の抱擁からかろうじて抜け出した少年は、自分を縛るしゃちほこばった決まり事から少し自由になる。
 ハッピーエンドになってよかったです、うん。

2005年11月15日(火)

 病院で心エコー検査してきました。田舎なので電車2本バス1本/一時間という交通事情の中、綱渡りで片道時間を調整しているのに、電車が遅れて焦った焦った。説明では1時間くらいかかるという話だったのに、15分少々で終わりましたね。先生がコード付きのスキャナみたいなものを胸に押し当ててきたので、これで1時間は先生が大変だと心配したのですが。風邪はだいぶましになっていて、診察台の上でハナたれにならなくてよかったですよ。
 ずっとワキを下にして横たわっていたので、機材に背を向ける格好で、せっかくの自分の心臓の画像を拝むことが出来ませんでしたね。たまにボリュームの加減で聞こえる心音はキュルッポン、キュルッポン、とトイレ掃除に使うあの丸いゴムのやつをペコペコさせたように聞こえました。
 とりあえず、おかしなところはなさそうな様子。まあ、だからこうのんきに状況書いてるわけですが。来週はRI検査だ。カフェイン断ちをしなきゃならないのがつらいなあ。

 自分の中でちょっと懐古モードになっていて、ダンナのCD棚勝手にあさって(苦笑)渡辺直樹氏のCDをiPodに落としました。渡辺氏は前からちょくちょく書いているバンド、スペクトラムのベーシスト&ボーカルだった人です。スペのボーカルといえば新田一郎氏の強烈なファルセットや西慎嗣氏の男性的なハスキーボイスが印象に残りがちですが、私は渡辺氏の優しく甘い裏声が好きでした。
 スペ解散後、AB'Sというバンドに属して、その頃出したソロアルバム。ビンボな学生時代、安物のテープに落としたアルバムを低機能のラジカセで繰り返し聞いたことを思い出しつつ、ダンナから半永久貸与中のごっついヘッドホンで聞くと……こんなに音を作り込んでいたんだと驚きました。ボーカルとバックのバランスが絶妙。AB'Sの色が濃く出た都会の夜を思わせるスマートな曲も良いですが、個人的にはちょっと垢抜けない歌詞世界の、人柄がしのばれる優しい曲が好きでした。
 で、今は何をされているんだろう、と思い立って検索。腕の良いベーシストだから食いっぱぐれはないとは思っていたのですが……。いきなりオフィシャルサイトを見つけてしまいました。ていうか今もAB'S活動中?とびっくりしたら2年前に再活動していたのですね。サイトに載っていた写真は、髭が生えたり髪が逆立ったりしていましたが、昔と全然変わっていませんでした。もともとふくよかな方だったし(笑)やさしそうで、ちょっといたずらっこめいた表情はそのままで、なんだかとても嬉しくなりました。新譜……買おうかなあ。
 なんか、ほとんどの人に通じない話を延々としてしまってすみません。

2005年11月14日(月)

 朝、通勤途中、いつも通る田んぼ突っ切る農道の端に、ぽつりぽつりとスミレの花が咲いてた。冷えたかと思うとまた暖かい日が続いたりしたので、勘違いした種があったらしい。秋咲きのスミレは種を落とすことができるのだろうか。

 風邪は良くもならず悪くもならず。昨日は稼働率70パーセントくらいで仕事をしていて、残り3時間というところで40パーセントまで低下。帰宅して食事したらそのままダウン。トリックは半分も見られませんでした。本日は50を維持。というと、ダンナに「ダメじゃん」と一言言われました。

 昨日web拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。一番の薬です。なるべく楽しんでいただけるようなことを書くように頑張りますのでよろしくお願いします。

2005年11月13日(日)

 うっかりHDDレコーダーの容量空けておかなかったので、エウレカ録り損ねた。ずっと録るだけで見てないけど。

 本日のまじれん。うちの感想は言葉がきっついので、読まれていて感情を害する可能性があります。ご留意ください。
 新しい脚本さん、全然名前知らないんだけど、アニメ畑とかでやってきた人なのかな。わりと違和感なく見られるのですが。
 で、いきなり儀式から始まるのね。サイクロプロスって個人的にガテン系なビジュアルのイメージがあるんだけど(てか鍛冶屋)、えらくカッコイイ造形ですな。そんな昔々からライフルがあったのかどうかは知りませんが。まあいにしえは弩でも使ってたんでしょ。
 なんか冥府神の間でも意見の対立があるようで。多神教と絶対神って精神基盤的に両立するんだろうか。
 ゴーゴンって本来3姉妹の総称じゃなかったっけ、とか、スフィンクスが女性形に描かれることに驚いている人がいたけど個人的にモローの絵の印象が先にきたのでその意見のほうがびっくりだとか、ほろほろと思いつつぼへ〜っと鑑賞。
 南米にアニキ大農場……どこまでもアグリカルチュア。
 アニキが夢をあきらめているとか捨てているとは私には思えないんだけどな。夢のサイズや距離が違うだけで。ゆるぎない幸せな家庭を作り上げることそのものが夢であり喜びである人だっているだろうし。より高品質な野菜を育てることだって立派な夢だと思うんだけど。まあ、それ語り出したら今回の話は成立しないんだが。
 2年前のシーンで、最初クスリをキメた人が猟銃乱射事件を引き起こしたのかと思ってびっくりしました。「動物園から逃げてきたクマが襲ってきました」なんていきなり言われたら、そら笑うしかないわなあ。四六時中家族のこと見張ってなんていられないというのも正論だし。ちい兄に非はないっていうか、アニキが無茶言ってるという感じです。それをきっかけに夢をあきらめたりされたらむかつくだろう。もっともアニキは何かをあきらめたり捨てたりしたんじゃないだろうけど。
 プロテクター邪魔なら足とか腕とか撃てばいいのに、と思う外道な私。ヒートアップした一眼神はサーモスタット機能搭載しておられるらしい。正面から一点集中突破するのはやはり誇りによるものでしょうか。
 クリスマス商戦前に特撮番組でメイン登場人物を消すわけ無いとかたかくくっている私はイヤな大人だ。

2005年11月12日(土)

 いただきもののカ○ピスセットをおいしくいただき、1本目がなくなったので、フルーツカル○スマスカット味とやらを開封。わくわくしながらコップにたらして水を注ぎ、飲んでみたのだが……薄い。首をかしげて足してみたけれどやはり薄い。様子を見ていたダンナが味見をして「これ薄めないタイプのじゃないか?」と一言。ラベルには確かに「うすめずにお飲みください」と書かれていました。ダンナにさんざん笑いものにされました。

 鼻声状態が続き、ダンナにしゃべり方がやばせばみに似ていると言われました。自分的にはもう少ししゃっきりしゃべっているつもりなのに。でも10年前にも赤の他人に「似ている」と言われたし、うう。

2005年11月11日(金)

 コンビニのディスプレイを見ると、今日11月11日はポッキーの日らしい。……ちと強引ではなかろうか。

 このあいだの日曜、珍しく早めに帰って鉄腕DASH見ていたら、またスペクトラムの「サンライズ」のイントロがかかっていた。曲名を知らなくてもバンド名を知らなくても、お茶の間に浸透していっているのだと思うと、ほんのわずか微笑みが浮かぶ。

 ところで、風邪は相変わらずです。今年の風邪は軽い症状がだらだら続くという噂。いやだなあ。次の休みには検査があるので薬を飲むわけにもいかず、鼻をすすりつつ仕事しています。むしろまわりのほうがかなわんやろなあ。

 web拍手へのお返事です。
 10日の方へ。ご心配いただきありがとうございました。風邪の方はまあ、ぼちぼちです。松田さんの出てくる作品はなんだかんだでいくつも見ましたが、作品として一番好きなのは最初に見た飼育の部屋ですね、やっぱり。状況の過激さにも関わらず、自分にはアレは純な恋愛物に見えました。素の松田さんを見ようと思うと「霊女」のメイキングがお薦めです(笑)ザンキさんのイメージは木っ端微塵ですが。

2005年11月9日(水)

 体調は寝込むほどではありませんが、鼻水が相変わらずひどいです。ある意味動きがとれない(苦笑)

 このあいだ2割引になる通販でこっそり頼んだDVDのひとり鑑賞会をしておりました。
 松田さんが出演している「くのいち五人衆vs女ドラゴン軍団」と「RANBU〜艶舞剣士」……いやはやタイトルだけでもなんとも。これらをイジィ・トルンカ作品集やネオ・ファンタジアなどと一緒に注文してしまったあたり、レンタルビデオで所謂名作映画の間にはさんでエロビデオ借りるのと似たような行動であります(恥)

 え〜、R-15の作品も混じっていますので、15歳未満の方は申し訳ありませんがお引き取りいただけたらと……って松田さん出演作品がらみで何回この台詞書いているんだろう、私……。で、ネタバレかましまくりますので、そのあたりもご注意ください。

 まずは「女ドラゴン〜」を視聴。ジャケットが何と言いますか物凄いんですけど。表はともかく裏が、おっぱいがボロンボロン。思わず隅々まで確認しましたが、どこにも年齢制限の注記は無し。まあネットで「ジャケットだけ」という話は聞いていたのでひるまずにGO。
 うーん、わたくしといたしましては非常に評価に困ってしまう。というのは、これ、香港かどこか、大陸製アクションエンタテインメント映画の体裁をそのまま持ち込んでいるんですよ。まるで向こうで撮った映画を吹き替えで流してます、みたいな。台詞と口、わざとずらしてるし。大陸製のコメディ調アクション映画を数こなして見ている人なら、雰囲気だけで大笑いなんでしょうけど、自分まったく縁がなかったから……。どこまでが「お約束」なのか判別のしようがないんですよね。ところどころ筋立てとか「ありえない〜」と叫びたくなるようなお安いところもあるんだけど、それも雰囲気を再現しましたとかいうことなのかもしれないし。松田さん追っかけてると従来の自分だったら100パーセント見ないようなジャンルの作品に触れることになって、自分の世界が広がるのはありがたいんだけど……。
 次に悩んだのは、これはどういう層にアピールするつもりの作品なんだろう、ということ。主演の女優さんを自分はまったく知らないけれど、おそらくはグラビアアイドル、もしくは高い確率でアダルト女優さんで、たぶん人気のある人なんだろう。そういう人が女武侠物という一種のコスプレでアクション頑張りました、というそれだけで、ファンの人たちはいいんだろうか。裸が出てくるのはジャケットに載っていたワンシーンだけで、あとはむしろ色気とは無縁な格好のまま。世の男性はこれでいいのか?サービス悪すぎる、と暴れたりしないか?主役のお嬢さんが一所懸命頑張っているのがわかるだけになにやら複雑な気分になりました。
 松田さんは全編に渡って出演していました。剣技の達人だけど女好きのお調子者という今まであまり見なかった役回りで、とっても楽しそうに演じておられました。といいますか、松田さんはどんな役であっても楽しんで演じているのが伝わってきて、見ている方も嬉しくなるんですけど。金的攻撃で声2オクターブ高くしてるところなんか本当に活き活きと(笑) アクションもたくさん。決してアクション畑の出身の方ではないので、「ぬるい」という意見もあるようですが、よく動かれているほうなんじゃないのかな、と自分は思います。
 まあ色々言いましたけど、それなりに結構楽しんで見ていたのですが、ただラスボスが異様に福々しいのは一体……というかせめて白髪のカツラの下からもろに黒い毛が見えているのはどんなものかと。それともこれも仕様なんでしょうか。

 引き続いて「RANBU」視聴。これはR-15。
 これまたグラビアアイドルにアクションさせてみました、みたいな作品だったのですが、こっちのほうがお金がかかっている感じがしました。所作を練習する時間を多めに取れたのか、撮り方がうまいのか、お嬢さん方の動きもまあまあいい感じに映っていたし。
 お色気はほとんど無かったんですよ、一個所お尻が見えたくらいで、それくらい2時間ドラマのほうがよっぽどサービスが良い。で、R-15になるということは、やっぱり腕が飛んだり首が飛んだりするのがいけないらしい。いまいち基準がわからないのですが、どうもエロ度より暴力度のほうがひっかかりやすいようです。……なんて真剣に語っている自分に、ふと我に返るとかなり恥ずかしい。恥ずかしいからもう少し返らずにいよう。
 準主役の扱いでウルトラマンコスモスに出ていた市瀬という人が出演。いえ、自分コスモスは見ていなかったんですが、当時買っていた特撮誌で、時代劇が大好きなのでぜひ出演したいと語っていたのが印象に残っていて。自分で言っていただけあって、マゲも着物もよく似合っていて、所作もなかなかだし、精悍な顔立ちがかなりいい感じだったのですが……台詞回しが……(汗) ま、まあ、着物似合う若い人って稀少だし、台詞なんかは数こなせばなんぼでも変わるだろうし。
 悪役側でアギトのオムロン出演。小悪党な感じがぷんぷんしてよかったです。
 なんか豪勢にわらわら忍者が出てきてコマ落としやら逆回しで映ってたりとか、ちょっと人間離れした術使うからといって死体まで煙と消えるか〜とか、江戸時代の仇討ちって細かい決まり事があって、仇の仇は取っちゃだめなはずだろう、とか細かいツッコミどころはいろいろあったんですけど。作品全体に説得力を与えていたのはラスボスの存在感。小木茂光さんだったんですよ、ええ。もう画面が引き締まる引き締まる。悪役ってやっぱり重要だなあ、と。
 えーと、で、松田さんの役どころですが、松田ファンはゴジラ出現用プールより広い心で見なきゃダメだという警告は前々からありまして。ちょっとキレた剣士だったのですが……さんざん出番もったいぶっておいてあれだけかい!という感じで。もう笑うしかないような。いやまあ、全体に楽しんで見られたので、買って悔いはないんですが。

 んで、お口直しに(笑)トルンカの「真夏の夜の夢」視聴。
 話だけはいやというほど聞いてきた、チェコの人形アニメの至宝。
 ついに家庭で気楽に見られるようになったかと思うと感慨深いです。
 大げさかもしれないけれど、この世でもっとも美しい映像作品の一つだと思いました。
 あの流れるような動き。
 あの立ちこめる夜の空気。
 あの儚く揺れる幻。
 宙に浮かぶ妖精王の瞳の恐ろしさと切なさ。
 あらすじでよく聞く、恋人たちの間のもつれよりも、その周辺に時間を割いていたのが意外でした。素人芝居の場面をあんなにみっちりと演じるものだったのですね。これは一度機会があれば戯曲の方も演じているところを見たいものです。
 次は皇帝の鶯見るぞ〜。

2005年11月8日(火)

 微妙に風邪ひいたっぽいです。
 のどと頭と関節がほんのぽっちりずつ痛いのはまあいいけど、ハナ水たれこさんなのがなんとも不便。
 というわけで今日はおとなしくふとんとお友だち。

 体調がよければ頑張って遠征して、渋谷の5coinsに行きたかったのだが。配信終了したネットシネマの3本立てやってるんですよね、平日オンリーで。松田氏の出ている「STRAY SHEEP」「おまえが嫌いだ」と唐橋充・山さき潤両氏の出ている「アムザック」。
 「〜嫌いだ」は視聴したし、「アムザック」はDVD出ているらしいんだけど、大きい画面で見られる機会は逃したくないし……。カフェみたいなところらしいので、居心地はどんなもんだろう。

 20日に映画村で開催される響鬼のイベントはまたもチケ即完売だったらしい。今度は4人の鬼揃い踏みだし。20日は自分が担当している行事があるから、休むなんてとんでもない話。それにそもそも視聴をやめた人間がノコノコ行く気にはなれない。ところでトークショーはともかく抽選会って何? 握手会やらないのはやっぱり……その……過剰なスキンシップをねだる女性ファンに開催側がいいかげん辟易したのかしら。

 6日にweb拍手を押してくださった方へ。遅くなりましたがありがとうございました。最近どんどん自分で世間からの扉を閉ざしておきながら勝手に心細い思いをしているもので……とても嬉しいです。

2005年11月6日(日)

 まじれん見ましたです。
 うちの感想は、ヨイショ前提でもマンセー推奨でもありませんので、人によっては読んであんまり嬉しくない代物かもしれません。ご了承ください。
 人様の感想見て気付いたのですが、冥府神の方々のキャスティング、すさまじく豪華ですのね。
 マジトピアの伝承がどれだけ厳粛かと言われても、魁ちん同様わかんないですよそんなこと。
 ここでちょっと意地悪な見方をすると、天空聖者様的には地上がどうなっても天空界に累を及ぼすわけにはいかないのかもしれない。ていうかむしろそう考えて当然だと思う。天空大聖者様も、地上のことは地上のもので、とおっしゃっていたし。でもそこで彼らにやらせるわけにいかないから自分で、とふんばっちゃうのがヒカル先生のマジメというか損な性分なのよね〜。
 しかしヒカル先生って見るからに甘党っぽい。ケーキバイキングとか連れて行ったら大はしゃぎしそうだ。天空界にはこんなに色々なお菓子はないよ、とか言って目ぇキラキラさせて。これで中の人が酒飲みだったりしたら笑うけど、ヒロビの対談でお菓子で口もごもごさせてたしなあ(お行儀悪いですよセンセ)。
 しかし白状してしまうと、今回のヒカル先生と麗ちゃんのやりとり、すっっごい普通に萌えました。ドキドキしちまったい。おべんとう付けてるヒカル先生が果てしなく可愛いよ……。最初にキスをせがんでそのまま転がり込んだ男とは思えませんな。最後も「うららのアップルパイがあればね」って、あまりのかゆさに画面に向かって「こらこらこらこら〜っ」と叫んでしまいましたよ。あー、もう、転がりたくなるほど普通にカプ萌えだわ。
 なんか本筋と違うとこばかり語ってしまった気もしますが。冥府神の見せ方がうまかったな〜と。顔はおっとろしいのに声が二枚目なワイバーン氏が、ナイメアをペット気分で(?)構いつつ、いざ儀式となると人が変わったようになるのがようございました。
 自ら決めたルールの描写にやたらこだわったのは、最後のあれを持ってくるためだったのね。いくらレジェンドが強いと言っても一話一柱ペースで神を倒すのはインフレが過ぎるだろうに、と思っていたので、あの始末の付け方はすごく納得しました。
 次回はアニキ&ちい兄ですか。実は今まであまり絡みのない二人ですね。アニキvs末っ子はあんなに子どものケンカだったのに、まるで雰囲気違っていそう。

2005年11月5日(土)

 ワンダ、なんとか1体目を崩しました。あと15体……遙か彼方すぎる……。

 響鬼音撃盤二は、打楽器中心だった一にくらべて弦楽器(ていうかエレキギター)が増えてます。和テイストは減り気味だけど、カッコイイからいいや。

 気が付くと今期のドラマで唯一まともに見ている「野ブタ。」(ダンナは「花より男子」も見ているらしいが)
 原作を読んだ人に話を聞くと、原作の野ブタは太った男子生徒らしい。磨けばいくらでも光りそうな女の子を持ってきた時点で、キャラの立ち位置がまったく違ってきているだろうし、どういう地点に着地するするつもりなのか、原作読んでいてもまるきり見えないということになる。
 最初の2回はかなり身を入れて見たけれど、前回のはちょっとなんだかなという感じだった。今日のも、うーん……。初回に感じたというか見ていて否応なく思い出された学校という自分にとっていささか居心地悪かった場所の空気が、だいぶ薄れてしまった気がする。
 まあなにせ自分ジャニとか興味無し子さんなので、周囲の大人達のほうに目が向きます。アキラのおじさんの「3分だけ世界が平和だったかもしれない」という言葉にはやられたです。
 ところで教頭センセ、「修羅場ダバ、ダバヅビ〜ダバダバ」って、メインターゲットのティーンの方々に11PMは通じませんよ。

2005年11月3日(木) その2

 この間録画しておいた「探偵左文字進4」再放送見ました。
 松田さんと川口さんが共演していたという2時間ドラマです。
 正直松田さん関連のことではネットで見ていて凹むこと山盛りなのですが、こういう情報が入って来るというのはやはりありがたいです。
 主役は水谷豊氏。自分、「相棒」とか見ていないので(ついでに浅見光彦ものも)、水谷氏のイメージって「熱中時代」の頃しかなかったりする、実は。だからちょっとギャップが。
 松田さんの役はどうしようもないワル。救いようもない。あの顔であの声だからそれがまた似合うんだ……。でも回想シーンで暗くて一瞬にしろ未成年の設定は無理ありすぎ。
 川口さんは島の青年その1。なぜか杖ついていたけどどういう設定かは不明。
 話は……どうなんだろう、自分あまり2時間ドラマ見る方じゃないけど、面白い方の部類に入るのかしら。できれば松田さんが演じている役にもう一ひねり欲しかったところだけど(……これは自分の贔屓根性だけじゃなく作劇的にも)まあこういうものなんだろうな。

2005年11月3日(木)

 コンビニで予約して、ワンダと巨像を入手したんですよ。でも、危惧したとおり、全然ダメです。もう1体目が倒せなくて死ぬ死ぬ。何をすればいいのかは明白なのにそれができない。おのれのどんくささにガックリです。
 それに、酔う。カメラ酔い。
 頭痛はするし、肩はこるし。
 雰囲気はやはりすごく良さげなのに、残念無念。

 なにげなくテレビ点けたら木曜8時京都東映枠で葛山さんや小林稔持さんが出てたのでつい見てしまった。で、うっかりこの枠を真剣に見るもんじゃないと思った。親子の葛藤やショカツとキャリアの軋轢みたいなものをあれだけあっさり1回で片付けられても……。とりあえず、刃物持ったいかにも不安定そうな相手に、挑発するような態度を取るのはどうかと思うのだが。

 web拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。とてもとても嬉しいです。

2005年11月1日(火)

 月初めはいきなり病院通いから始まりました。
 年一回の職場健診でとうとう心電図に黄信号がついてしまい、何らかの結果報告を義務づけられてしまったもので。
 去年も一回行って、年齢性別的にたぶん問題はなかろうけど、あとはどこまで調べるかは自分次第と言われて、特に自覚症状もないので放置しておりました。
 まったく大病院の典型というか、3時間待ちの3分間診察を地で行きまして(まあ待ち時間に心電図とレントゲン撮りましたが)、まあエコー検査とRI検査をしてみましょうということになりました。今月の休みは病院通いで潰れそうです。

 せっかく外出したので、そのまま足を伸ばして京都まで出ました。駅ビルでやっている「よみがえる中国歴代王朝展」の割引券をもらったので。
 殷の時代から宋にかけてのさまざまな文物が集まっていました。
 何度「美しい」と声を上げたことか。
 殷の青銅器のみっしりと埋め尽くされた神獣紋に神秘を感じてうっとりするのは諸星ファンの故。戦国時代の金銀象嵌の虎の伸びやかな肢体にため息をつき、漢の墓に納められた馬の一軍を見て馬というものはこの世のデザインの中でもっとも美しいのではないかという気持ちを新たにし……。
 青銅器も兵馬俑も唐三彩も他の機会で見たことがありますが、金る玉衣を見たのは初めて。薄い玉をつなぎ合わせて立体的な形を作り出す技術に感心しましたが、ペニスケースまでくっついてたのには驚きました。格納……したんだろうか……(下品ですみません)

 繁華街まで出る気力がなかったので、本日の収穫は響鬼音撃盤二のみ。

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