RCSの活動

天ぷら油などの使用済み食用油を排水溝に流したりゴミに出したりすることで、水や大気を汚染してしまうことをご存知でしょうか? RCSは使用済み食用油をゴミとして捨てずに、回収して大切な資源としてバイオディーゼル燃料にリサイクルする活動を推進しています。>>バイオディーゼル燃料について詳しくはこちら

従来の使用済み食用油の処理方法の問題点

従来の使用済み食用油の処理方法

ゴミとして捨てると・・・焼却処分され、二酸化炭素が発生し、大気汚染につながります。また、焼却炉を傷める原因にもなります。

排水溝に流すと・・・水質汚染の非常に大きな原因となります!(下グラフ参照) また、下水パイプを詰まらせてしまいます。

 

使用済み食用油による水質汚染

生活排水による水質汚染

バイオディーゼル燃料にリサイクル!

捨てると環境を汚すゴミになる使用済み食用油ですが、回収・リサイクルすることによって大切な資源に生まれ変わります。使用済み食用油のバイオディーゼル燃料化に取り組んでいる京都市では、市民から回収した使用済み食用油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料がゴミ収集車と市バスに使用されています。

バイオディーゼル燃料は軽油と比べて排気ガス中の有害物質を減らせる環境にやさしい燃料です。また化石燃料(軽油)の代わりに使うことができる再生可能エネルギーであり、資源循環型社会の構築に役立ちます。

わたしたちの目指す資源循環型社会

わたしたちがお手伝いします!

市民回収風景 「NPO法人 資源循環型社会推進機構(RCS)」は地域で出した使用済み食用油を地域でバイオディーゼル燃料にリサイクルしていくためのお手伝いをしています。
「油の回収やリサイクルに興味はあるけれど何からどうやって始めたらいいのかわからない」 「すでに回収活動をしていて、この先バイオディーゼル燃料へリサイクルすることを考えている」など、それぞれの疑問や問題に対し、RCSの長年の経験と知識でサポートします。
地域や規模にかかわらず、まずはお気軽にお問い合わせください。
(写真は京都市の市民による使用済み食用油回収風景)

市民が環境活動を行うということ

行政や企業が主体になって地域の環境活動を行ったとき、それは本当に地域の希望と現状を理解し、地域の利益と環境を一番に考えたものになるでしょうか?また、その活動を続けていくことができるでしょうか?
地域の住民が地域の環境活動を行うことの意味がそこにあります。どこかのだれかではなく、自分たちの住んでいる地域の環境を自分たちで変えていくこと。それが世界の環境と未来を変えていくはずです。

RCSの過去の活動例

『菜の花「夢」プロジェクト』(京都市ごみ減量推進会議市民公募型パートナーシップ事業助成金事業)