春宴 しゅんえん
花と言えば「桜」。日本人ならほぼ大半の方がそう思っておられるに違いない。
でもその「桜」に馳せる思いは百人百様。
そして個人の中でも桜の花を様々なそして複雑な心境で眺められることでしょう。
現代日本人の文化の凡そが江戸時代以降のものではありますが
この「桜」に寄せる想いは平安時代から受け継がれています。
普段ピクニックなど縁のない方も
満開の桜の下ではここぞとばかりに陽気になられるようですね。
それぞれにお弁当を持寄り、舌鼓を打ちながら、たわいもない話にも花が咲く。
お酒も入って唄いだす、踊りだす。
普段は人の見えない素の部分も見えてきたりして面白い。
でも、決して他人にも、桜にも迷惑になることだけは控えましょう・・・