パッキングハウス

パッキングハウスでは、
収穫したバナナを洗浄・箱詰めし
冷蔵コンテナに積み込むまでの作業を行います。
害虫や黄変果の混入を未然に防ぐには、迅速かつ丁寧な仕事が要求されます。
このパッキングハウスは、第2農園の出荷開始(03年1月)に合わせて建設しました。
パッキングハウスとしての立地条件は、農園から近くて水路でつながっていること、
なおかつ出荷用の大型トレーラーが進入できる道があること、
さらに上水道が大量に使用できること、
そしてもう1つ、
風水の先生に見てもらうこと、等々です。





作業全体の流れは左から右に進んで行きます。

専用農園からパッキングハウスへの搬入は水路から。
果実先端の花殻を落とした後、高圧水道水で砂埃等を除去。



房を切り落とします。
切り口を整形し、さらに注意深く一房ずつ水道水で洗浄します。


最終検品の後、規格に合わせて計量します。

緩衝材を挟みながら丁寧に箱詰めします。
13℃に温度設定された冷蔵コンテナに積み込みます。
1コンテナの平均積載量は1300箱、約18トンです。



香港までは約3時間の道のりです。
冷蔵コンテナは香港到着後、船に積みかえられ、
4〜5日で神戸港に到着します。



作業を終えたパッキングハウス。
現在は週に2日だけの稼働です。

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