チャイルドスポンサー

'96/8/31撮影

カンボジア報告

カンボジアでは、この9月10月にメコン河、トンレサップ河の氾濫で大洪水になっているようですが、主の御業もめざましく進んでいるようです。(リバイバル新聞)


プノンペン国立小児病院

ムーニハム師の記念碑 "Love talked about is easily turned away Love demonstrated is irresistble "

 カンボジアでは乳幼児死亡率が非常に高く(50%以上)、呼吸器感染症、デング熱、下痢性疾患が多い。平均寿命も50才代前半。かぜをこじらせて膿胸になった幼児。助かる見込みはないとのこと。
ドレナージを受けている。


 八月すえに、妻とカンボジアに行って来ました。クメールルージュにより荒廃してしまった、国をもう一度復興しようとされています。いろいろなグループもそれを援助しています。特に貧困なウドン地区には、ワールドビジョンが、チャイルドスポンサーなどすばらしい働きをしておられます。あなたも、カンボジアのこと、特にカンボジアのクリスチャンを祈りに、覚えてください。


−−妻の感想文です。−−


カンボジアにいってみて

大高 公子


 電気がないなんてとんでもない。停電にでもなったら大騒ぎで懐中電灯をふりまわす。水が水道から出てこないなんてとんでもない。こんな型の古い服なんてもう着られない。もう腹一杯、ちょっとはもったいない気持ちはあるけど、「捨てちゃお」と。それが当たり前の日本での生活です。

 カンボジアの町、村は、見渡すとゴミもあまり出ないほどきれいで、食べる物、捨てる物がないのだと思いました。

 やせている子供たちや動物。太っている人は、ほとんどみかけない。少しでも太っている人は、観光客の私たちだ。あまりにも私の生活との差が大きすぎて、心が痛みました。

 でも、チャイルドスポンサーになっている村々にいって、貧しい中にも何とか一緒に生きていこうとする人々、子供たちに出会って少し心が和らぎました。

 同じ地球にすんで、神様に愛いされている子供たちに、少しでも何かをさせてもらえたらいいなと思いました。カンボジアにつく前は、医者、看護婦として、主から示される時があれば、いつか、何か、私たち夫婦にできることがあるのではないかと、大きなことを考えていましたが、そうではなく、今 、じぶんのできるほんの小さなことでも、今 させてもらえたらいいなと、カンボジアの地に立って感じました。

 チャイルドスポンサーに出会い、緊張してはじめは笑顔がなかった子供たちが、ちょっとづつ笑顔をみせる。手をふって私たちの乗っている車にさよならをしてくれた子供たちの姿を思い浮かべながら、また、必ず、カンボジアに、子供たちの笑顔を見に行こうとおもいます。
 とても感謝の内に、あっという間に旅行が終わり、ご一緒させていただいたみなさまともお友達になれ、本当に神様がともにいてくださったと実感しました。 感謝します。


リバイバル新聞創刊3号


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