回を重ねて9回目となりました。びわ湖横断リレー水泳大会。毎年ご参加いただくメンバーの方、はじめてご参加のスイマーの方、本年の参加ありがとうございます。まずは皆様の参加が無くてはこの大会は成り立ちません。
今年は梅雨の明けが遅く、1993年以来の冷夏とも言われますが、8月に入りようやく「夏だ!」と言う暑さを感じるようになった矢先に、私たちの気持ちもツユ知らず「台風10号」が通り過ぎていきました。
さて毎年、びわ湖横断に携りながらやっていてよかったと思うことは、参加者の皆さんのゴールでのあの笑顔を見たときです。スタート時こそ朝早くで寝ぼけ眼のようなのですが、ひとたび水に入ればまさに「水を得たサカナ」のごとくからだの質が変化してくるのでしょうか、普段はプールでしか泳がないカラダが琵琶湖でのオープンウォータースイムを待ち望んでいたかのようにも思います。そしてゴール写真をとる時のなんともいえない満足顔の数々。
午前8時のスタートで正午頃のゴールを目指すわけですから、当然「時間」という記録を目指して皆さん泳がれます。ここ毎年更新される記録はすばらしく、この大会の実績ともなっています。また、琵琶湖ので泳ぐチームでの一体感、またチームでゴールする達成感を感じる為に、この大会に参加くださるようにも思うようになりました。いずれにしても「琵琶湖を泳ぐ」それも「横断する」ことは普段では決して出来ません。まして一人ではなおさらです。チームであってこそです。
この大会が、長く続くよう私たちも努力していきます。何より大きいのは今年まで事故の無いことです。これは運営の力というよりも、まずは参加の皆さんの入念なトレーニングの賜物だと思っています。そして、リラックスできる大会の雰囲気もあるのかなとも感じます。
今年も暑い日になると思いますが、湖上で「サカナ」になって下さい。そして約3時間の「遊泳ツアー」を楽しんで下さい。当日まで心待ちにしております。
びわ湖横断リレー水泳大会 運営委員会委員長
トライアスロンチームシャークス 代表 中村義治
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