大津市では、6月から11月までの6カ月間に成人病検診と大腸がん検査を、通年に渡って乳がん検査と子宮がん検査、胃がんの精密検査を、診療所や医院に委託して実施しています。
成人病とは、高血圧症、高脂血症、狭心症、脳硬塞、腎不全などの循環器疾患と各種のがんなどを言う。
平成9年6月1日より平成9年11月30日まで。大津市に登録している医療機関。大津市成人病検診登録医療機関の看板が出ている医療機関。
血圧測定、尿検査、脂質検査、肝機能検査、腎機能検査、心電図、貧血検査、血糖検査、ヘモグロビンA1c検査
機関は成人病検査と同じ、H9.06.01〜H9.11.30. 大津市大腸がん検診登録医療機関。
便潜血検査(OC法)2日間。
通年
乳癌検診:問診・視診・触診 子宮がん検診:問診.視診・内診
通年。大津市胃精密検査登録医療機関。
胃内視鏡検査。
機関は成人病検査と同じ、H9.06.01〜H9.11.30. 大津市大腸精密検査登録医療機関。
原則として、全大腸内視鏡検査又はS状結腸内視鏡検査及び注腸X線検査とする。
成人病検査は「早期発見、早期治療」の原則で、特に5年生存率の良い早期がんの発見を目的として昭和30年代頃から実施されてきました。その結果大津市でも年間数名の早期胃癌患者や早期大腸癌患者が見つかって、良い結果を得ています。最近、成人病検査不要論が一部マスコミを騒がせましたが、学問的な根拠の薄いものだと思います。検査の期間ですが、肺癌などは年2回の胸部x線検査が必要だと言いますし、足りない分は自分で補って、長寿を得て下さい。