理科室P9

 6月に入って水温も23℃を超えると、メダカたちは子孫を残そうと毎日のように卵を産みます。
ホテイアオイの細い根っこにたくさんの卵がついていましたが、メダカ池一面に繁殖していた「サヤミドロ」も、卵を育てるのに一役かっているようです。
 細い綿のような繊維質の中に、たくさんの卵がありました。また、生まれたばかりの子メダカにとっては、敵から身を守るのに好都合のようです。

メダカの卵〜孵化(ふか)まで

産卵してすぐの卵を、顕微鏡で毎日日をおって観察してみました。

卵は、ニワトリの卵ケースに1個ずつわけて観察することにしました。

   

 

1日め おおきな油滴(ゆてき)がたくさんあります
周りの毛のようなものは、卵を水草などに
つないでおくためのものでしょうか 

2日め

油滴が減り、中の形が少し変わりました
3日め  卵の大きさは直径1.4mmです
4日め 血管に血液が流れるのがよくわかります
確かに命が宿っています
5日め 心臓がピクピク動いています
6日め 二つの黒いのはどうやら目のようです
7日め 中にすきまができてきました
8日め 中で動いています
早くタマゴから出たそうです
9日め とうとう孵化(ふか)しました
もう顕微鏡に収まり切れません
早速元気にツ−イ、ツ−イ泳いでます
全長わずか4.4mmです

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