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日野川探検隊 ２
（小田町〜日野川ダム〜熊野神社〜佐久良川上流）
探検隊は、いよいよ日野川上流の最終集落である熊野へやってきました。
熊野には国の天然記念物である「ヒダリマキガヤ」がありました。樹齢何百年というこのカヤの樹は、種子がらせん状で左に巻いているのが特徴だそうで、落ちている実を拾った子ども達は、そのニオイをかいでみたりしました。カヤの実は食べたり油をとったり、強壮剤としての効用もあるそうです。どおりで薬草のような香りがしました。
また、日野町を中心にNPO活動をされている蒲生野考現倶楽部の井阪さんに、日野の自然や歴史についてお話を聞くことができました。
昼食の後、熊野神社の大きなご神木を子ども達が手をつないで、その大きさを確かめていました。７人でやっと手をつなげる大きさの樹が何本も、神社にはありました。
まるで天にも届きそうな大木を囲んで、しばし幻想的な時間を過ごしました。
最後はお楽しみの上流探検です。日野川へ注ぐもうひとつの川「佐久良川」の上流へ行きました。冷たい水に足を入れると歓声があがり、早速アミや虫かごをもって生きもの調査を始めたこどもたち。ヨツデアミを使って、何とイワナの子どもまでゲット！かごに入れる直前に取り逃がして悔しい思いをしました。
他には、沢ガニやヘビトンボなどきれいな水辺にしかすめない生きものをたくさん捕まえて、自分たちのまわりの生きものとの違いを肌で感じていました。
最後に水質調査をして、帰りのバスで反省会をしました。
みんなは、「また来たい！」と、声をそろえて喜んでくれました。
今回の探検隊でお世話になりました関係者のみなさん。本当にありがとうございました。