バリ島改め、「香港」ずっこけ物語
  香港からバリ島へ、そして13年の歳月をを経て再び香港へ移住してしまった日本人家族の日々の喜び、驚き、感動を綴ったエッセイです。
2度目の香港生活泣き笑い。さてさて、これから行き着く先は・・・!?
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香港のレジャーと言えば

第119話 香港のレジャーと言えば
(その1)
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然環境からほど遠く、常に人工的なもの(コンクリート)に囲まれて、強力な冷房の中で生活している香港人。
その反動のせいか、休日ともなれば、自然環境へと自然に足が向かう人も多い。
香港には意外とアウトドアの製品を扱うショップも多く、近年はマウンテンバイクの店もとても増えた。

12月某休日、香港人の友人らと10人でハイキングへ。
12月とは思えぬ爽やかな気候の中、湖の周り12kmの道のりをのんびりと山歩きを楽しむ。

香港のレジャーと言えば

山道と言っても舗装されているせいか(一般車両は進入禁止)、ハイカーの他、多くのマウンテンバイク乗りもアップダウンの路を楽しんでいる。

香港のレジャーと言えば

途中、葉が紅く色づいている一本の木を発見。香港ではめずらしい「紅葉」だ。
僕らもその前で、記念撮影。


***


そしてしばらく歩くと視界が開き、眼下に湖が広がる。
いい景色だな。高層ビルが全くない。

香港のレジャーと言えば

この湖は、香港の生活用水としても利用されているだが、現在、香港の人口は800万人、香港内に他にも水の供給源があるとはいえ、とても香港だけでは賄えない。
それは電力も一緒だ。
「水」も「電気」(原子力)も、中国本土に半分以上頼っている状態なんだよな。

だからいくら香港の独立派が中国からの離脱を叫んでみたところで、

「おまえら、うるせえ事言ってんと、電気、水、渡さねぇぞ」

と言われたら何も言えない。首根っこを抑えられてしまっているんだ。


さらに香港経済の安定に重要な、不動産の高騰を支えているのも中国本土からのマネーだ。
そのため香港政治家に求められるのは、中国とは仲良くしつつ、いかに香港の自治を高めることができるかなんだろうな。
難しいと思うけど。


***

香港のレジャーと言えば

次のトレッキングポイントは、その湖のダム。
こんなダムが香港にあったとは。

結構な高さだ。下をのぞくと、足がすくむ。

香港のダム

そして目線を上げていくと、そこには香港ではあまり見かけない形の建物が連なっていた。

何だろう。軍の宿舎かな?それとも養鶏所か何かかな。

と思って仲間に尋ねると、そこは「女子刑務所」とのこと。

香港の女子刑務所

えっ! そういった施設は、普通は外から見えないものなんじゃないの?

目の当たりにすると、その現実感にちょっと狼狽える。
塀(フェンス)の内側と外側では、全く違う世界なんだよな。
この広い青空と空気は共有しているけど・・・


***


ダムからまた1時間ほど歩き続け、午後2時、海辺のバーベキュー会場に到着した。
やったぁ!これで飯にありつける。




(おしまい)

(2017.1.5)



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