バリ島改め、「香港」ずっこけ物語
  香港からバリ島へ、そして13年の歳月をを経て再び香港へ移住してしまった日本人家族の日々の喜び、驚き、感動を綴ったエッセイです。
2度目の香港生活泣き笑い。さてさて、これから行き着く先は・・・!?
香港HongKong
バリ島ずっこけ物語 コンテンツ
HOME
香港ずっこけ物語
バリ島ずっこけ物語
ずっこけ男バイクでGO!
バリ島両替所案内
インドネシア語
リンク
格安国際電話
メール


Bright Ocean
バリ島コスメの専門店
品揃えが豊富!



香港のレジャーと言えば

第120話 香港のレジャーと言えば
(その2)
BackNext


そして午後2時には、お腹を空かして海辺のバーベキュー会場へ到着だ。

僕も何度か香港人たちと一緒にBBQを楽しんだ事はあるが、今回は初めての「バイキング形式」のBBQなんだ。
入場料一人につきHKD120(約1,600円)を支払えば、何時間居ようと構わない。
(燃料の石炭と飲み物は別料金)

1,000人は収容できると思われる屋外で、気に入った場所を確保し、早速、手慣れた香港人が動き始める。
バイキングの食材を運んでくる者、火を起こす者、飲み物を準備する者。椅子テーブルを拭く者・・・

食材には、豚、牛、鶏肉を始め、ウィンナー、揚げ豆腐、蒲鉾のような魚のすり身、海鮮、野菜などなど。
おそらく全てあわせれば50種類くらいありそうだ。

意外な食材は、食パン。

何で食パンがあるんだ??

まぁいいか。


さぁ腹がへったぜ、早く食べよう!!

ここで、一般外国人が香港式BBQで奇異に感じることが二つあるのだが、

その一つが、

自分で串に食材を刺して、直接火にかざす

という方法だ。



僕からすれば、この方法は不便この上なく思う。
ずっと串を持っていなければならないし、焼き加減の調整が難しい。

この方法の初心者にありがちなミスは、表面だけが黒こげで中は火が通っていない事だ。
初心者の僕は、ほとんど黒こげのものを食べることになる。


ただ、香港人に言わせると、鉄板や網などを使った西洋のBBQの方法は、一部の人が調理し、他の人は食べるだけ、なので面白くないそうだ。
皆でわいわい言いながら、火を囲んだ「全員参加」型のこの香港スタイルこそがBBQの王道だと言う。


そしてそろそろ食べごろか、と自分の串を眺めていると、
「はい、これどうぞ」と渡される。
それは蜂蜜。

これが、外国人が奇異に感じることの二つ目だ。

何故、蜂蜜??

9割ほど焼き上がると、皆、ハニーを刷毛でぺたぺた塗り始め、そして、軽くさっと焼き直す。


肉類は予めタレに漬け込んであるので、何もつけなくても結構うまい。だから逆にハニーをつけたら変な感じだ。
しかし、「郷に入ったら郷に従え」だな。僕はとにかくハニーをつけて食べ続けた。


その日は週末ということもあって、大にぎわいだ。酔いも加わり、周囲からも笑い声が絶えない。
その合間を抜って、「ガチャガチャ」と聞き覚えのある音が聞こえてくる。

まさかここでも・・・





結婚式の披露宴で麻雀するのは驚いたけど。BBQ会場でも麻雀卓を用意してあるのが笑ってしまう。

午後2時から食べ始め、4時にはもう満腹だ。
そろそろお開きかな、と思っていると、


何言ってんの。夜まで居るに決まってんじゃん、昼と夜、ここで食べていくんだよ。(ニコニコ)」


えっまじ??


僕は途中でギブアップだ。
BBQの味は飽きるよ。お茶漬けだったらまだ入るけど。

君達は、いつもあんなに美味しい中華食べているのに、このBBQそんなに旨いか?二食連ちゃんで食べるほど。

いいんだよな、BBQは食事というより、ビール片手に大笑いしながらの宴会なんだよな。そう、宴会。
だから味なんか特に気にしない。楽しきゃそれでいい。


***


そして夜8時に終了。

山歩きでで消費したカロリーの何倍ものカロリーを摂取して、帰路についた。健康的な一日になるはずだったけど、食べ過ぎで体が重い。

しかし、今日一日「ハイキング」と「BBQ」、香港の代表的なレジャーを香港流に経験させてもらいました。
皆さん、有り難うございました。




(おしまい)

(2017.1.20)



PR. Bright Ocean バリ島コスメの専門店 品揃えが豊富!
http://www.bright-ocean.net/


 



BackNext


格安国際電話
香港まで12.3円/分、携帯電話へも12.3円/分の格安国際電話

香港まで12.3円/分
携帯電話へも12.3円/分






 




Copyright© Estate All Rights Reserved.