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琵琶湖水鳥・湿地センター > ラムサール条約 > ラムサール条約を活用しよう | 第8回締約国会議 |
「湿地:水、生命及び文化」
湿地条約(ラムサール,イラン,1971)
第8回締約国会議
バレンシア,スペイン,2002年11月18-26日
1.予算についての条項である条約第6条5項及び6項を想起し;
2.大部分の締約国が条約の基本予算のための拠出金を滞りなく支払っていることに謝意を表明し;
3.COP8 DOC.12に記載されているように、政府のラムサール条約担当部局、その他開発援助機関等の省庁によって、またNGOや企業によって追加の財政支援が行われていることを感謝しつつ留意し;
4.さらに再び、国際自然保護連合(IUCN)がラムサール事務局に対して提供している財政的事務的業務を謝意とともに確認し;
5.会計監査や常設委員会の報告によって、条約事務局の財政状況が締約国に対し明らかにされていることに留意し;
締約国会議は、
6.1999年のCOP7以来、ラムサール事務局はその予算を効果的に用い、毎年何らかの剰余を生み出し、それが決議Ⅵ.17で設立された予備基金に組み入れられていることを喜びをもって留意する;
7.常設委員会の財政小委員会に関わった締約国に対して感謝の意を表す;
8.決議5.2の付属文書3にある「条約の財政運用のための要項」を2003-2005年にも適用することを決定する;
9.決議Ⅵ.17で設立された予算小委員会は引き続き常設委員会の指導の下で運営されることを同じく決定する;
10.付属文書1として添付された2003-2005年の予算を承認する;
11.予算に対する各国拠出金の計算根拠は、引き続き国連で採択される基準を基に算出されるが、最小の拠出金額を 1,000スイスフランと定める;
12.すべての締約国に対して、毎年1月1日までに拠出金が支払われるよう努力することを求める。
訳注:
(省略)
付属書Ⅰ:2003−2005中核予算
付属書Ⅱ:2003年会費
[抄訳:『ラムサール条約第8回締約国会議の記録』(環境省 2004)より了解を得て再録,2005年,琵琶湖ラムサール研究会.]
[レイアウト:条約事務局ウェブサイト所載の当該英語ページに従うが,末尾の訳注のとおり,付属書は環境省の報告書には訳出されていない.]
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