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2018年度 理事長所信

使命

第43代理事長 小南 久也

理事長写真

ひとに求められている自分の役割があるのであれば
誇りを持って挑み続けるべきです
それが自分に与えられた使命なのです

使命を持って挑もう

使命とは、自分がどのようにして周囲に幸せをもたらすのかを考えることです。自分にとってのメリットを追求することや、お金を多く儲ける方法を考えることは使命ではありません。使命を持って物事に挑戦するとき、私たちは正しい道に進んでいる自信に満ち溢れ、成長をしている実感を得ながら、自然体で情熱を捧げることができるのです。

一つの仕事を成さんとするのであれば、同時に社会に幸せをもたらせる方法を考えることが、まちに住まう我々の使命です。自分がどのように社会に貢献できる仕事を成そうとしているのかを考えることで、進むべき道や、より良い手法に向けた改善点へのヒントを導き出すことができるのです。これは、社業においても青年会議所活動においても同じことが言えるのです。

我々栗東青年会議所においての成すべき仕事はまちづくりですが、より社会に幸せをもたらすまちづくり運動をするためにはどうするのか、より社会に貢献のできる青年経済人を育成するためにはどうするのかを考えることで、まちやメンバーが求めるニーズと、その先に望めるビジョンにも気づくことができるはずです。使命を持って物事に挑み続けることが、自分と組織を更なる成長に導くのです。

互いの成長を考えよう

まちへの奉仕を行う青年会議所と他団体との違いは、自らの成長を求める同志達の集う場所であると言えます。しかし自身の都合ばかりを考えるあまり、共に学ぶ組織内のメンバーの導きを疎かにしてはなりません。奉仕とは、ひとに対して行うことであり、ひととは、まずは組織にいるメンバーのことでもあるのです。メンバーに対しての奉仕を考えられなくては、奉仕の精神だけではなく、自己の修練や大切な友情も手に入れることはできないでしょう。ひとを成長に導くことは、最も自分を成長させるための修練であり、最高の奉仕となるのです。

明るい豊かなまちづくりは、小さなことから実践する

2018年度は5か年計画であるArch Joint vision 2015の3年目となります。まちづくり運動を行うことは、栗東青年会議所の存在意義ですが、真に栗東を明るい豊かなまちに導くのは、そこに住まう市民であり、ひとです。栗東市やその他の諸団体が各種の取り組みを行っていますが、最も難しく形の無い取り組みである市民意識変革運動こそが、若い力を活かした栗東青年会議所として求められていることなのです。ひとの意識を変える取り組みを行うためには、まちに起きている様々な問題と市民のニーズを掴んだ意義のある事業を企画するだけではなく、世の中の動きや流行を汲み取り、前向きに興味を持って参加して貰える事業を行わなくてはなりません。

我々が目指す運動とは、大きな広がりを持たせることで大成するものですが、最初から大きなものに手を伸ばすことよりも、一人でも多くの運動の共感者を増やすことが重要です。しっかりと足元を見つめなおし、手の届く範囲で運動を進めることも、長い目で見れば素晴らしい運動に進展することもあるのです。大人数で参加者の顔が見えない事業よりも、少人数で参加者との距離が近い事業を行うことは、我々にとって素晴らしい遣り甲斐と喜びをもたらせるだけではなく、入会をしたい組織の事業となるはずです。

青少年育成事業の在り方を考えよう

栗東市内小学生対象の青少年育成事業としてドッジボール大会を長年継続して行っていますが、他団体への移管を行う更なる工夫を凝らすことや、本格的に移管に向けた行動に移る時期に差し掛かっているのではないでしょうか。これまでの協力者と共に実施組織を立ち上げ、事業の移管を行うことも新たなる青少年育成事業であると考えます。

また、ドッジボール大会を開催する場合は、ただドッジボール大会を行うだけではなく、青少年育成に繋がる大会であるべきです。青少年を育成することは、決して子どもたちだけを見た事業であってはなりません。真に子どもたちを育成するのは地域の大人たちです。会場内のマナーを尊重し、競技におけるルールを厳格にすることで、子どもたちは叱られる体験もすることでしょうが、それも重要なことであると協力者や周囲の大人たちにも意識付ける事業であるべきなのです。

会員拡大は組織の魅力創り

会員の拡大は栗東青年会議所にとって急務となっています。年齢制限を設けていることや、まち全体を巻き込んで運動を起こしたい我々にとって会員拡大は永続する必須の使命でもあるのです。しかし会員を拡大することが目的の組織であってはなりません。

会員の拡大をすることは、運動の発信者の増加となるため、まちづくり運動を行う組織としての影響力が高まるものとなりますが、そもそもから魅力ある活動を行っている組織でなくては、入会をしたい組織となることはできません。入会をしたい組織となるために、魅力ある活動に真剣に取り組み、尚且つ会員拡大を同時進行で行う必要があるのです。それは同時に既存のメンバーにとっても素晴らしい魅力となるはずです。

また、会員拡大は全員で取り組む課題であり、人任せであってはなりません。そのような空気を満ちさせるためには、メンバーへの意識を高める工夫も凝らす必要があると言えます。

魅力ある組織になるための例会を実施しよう

例会は毎月行う事業であり、青年経済人としての学びの場としても、拡大のできる組織の魅力創りとしては大変重要な位置付けとなる事業です。新参、古参の会員を含めた皆が学びを楽しめる場でなくてはならず、決して企画者側の自己満足であってはなりません。

説明書を読めば理解できるセミナーではなく、講師がいるからこそ感じ取れる学びや、参加者が自ら考えて創り出す新しい発見、体験こそが求められているのです。企画書に反映できない当日の化学反応を楽しめる例会こそ、皆が参加をしたいと思う例会なのです。 参加者にとって真に価値のある例会であるならば、委員会の垣根や例会の固定概念に捉われることはありません。自由な発想を持った栗東青年会議所の魅力となる例会を実施しましょう。

誰もが参加をし易い環境創りをしよう

まちづくり団体として、まずはメンバーが元気に活動を行わなくてはなりません。メンバーの各種事業への参加推進を行うと同時に、活動へ向けた環境整備を考えましょう。 青年会議所の重要な要素となる会議を私達は大切にしていますが、重要だからこそ会議を見直すことは常に心掛けなくてはなりません。会議の場において全員が思い付きで意見を述べれば、終わりが見えない議論となることは明白です。どのように会議を動かせば意義のある場となるかを全員で意識をしましょう。

また、20歳〜40歳の年齢、男女や職業の区別無く会員拡大を行い、現在でも様々なメンバーが在籍している組織であるならば、過ごしやすい事務局の環境や、参加しやすい懇親会の在り方等も考え続けなくてはなりません。青年経済人として、時代に先駆けた組織に向けた配慮を行うことが大事です。

活動の発信を運動へ繋げよう

私たちの活動を周囲に発信することは、まちづくり運動を広げる一歩となり、インターネットを活用し、マスメディアへの発信も行っていく必要があります。しかし、SNSやホームページの掲載は、気軽で安価な反面、情報量が多く、垂れ流すだけの情報には見向きもされない時代になっています。参加者にしか理解できない事業の目的や、全体の様子を報告することではなく、メンバーが自分の周囲に見て貰いたいと思える内容を掲載することで、仲間と繋がるSNSの特徴を最大限に活かすことができるのではないでしょうか。新しい記事にこだわり内容を薄くすることよりも、意味のある情報を重ねて発信することも重要な工夫と言えます。メンバーが誇れる活動を、メンバーが誇れる形で発信しましょう。

自分自身から光明を見出し 躍動してきた
思いの共鳴を巻き起こし 心動かしてきた
主体性を発揮し行動を起こした
今 自らの使命を帯びた活動に取り組む時

2018年度 基本方針

  • メンバー全員で会員拡大に取り組もう
  • メンバーそれぞれが自らの使命を抱こう
  • 目的を明確に定め効果的に活動に取り組もう

栗東青年会議所LOMスローガン

自己変革の時!一人一人の成長を栗東(まち)の未来に繋げよう!

2018年度 運営方針

  • 全メンバーを巻き込んだ拡大活動の実施
  • 仮入会員、新入会員のフォローアップ
  • 準備を十分にした規律ある会議の運営
  • 栗東青年会議所の運動の情報受発信
  • 新入学児童写真撮影事業の実施
  • メンバーの出席率を高める例会運営の実施
  • 青年経済人として資質を高める例会の実施
  • 各LOMとの研修と交流の場である4LOM例会の参加
  • Arch Joint Vision 2015 に基づく他団体と連携したまちづくり事業の実施
  • 他団体とより連携、協働する青少年育成事業の移管の検討、または実施
  • メンバーが多く参加する懇親会の実施と出向者支援
  • メンバーの各種事業への積極的な参加の呼びかけと設営