へいせい13ねん8がつ まるひにつき
こべやえもどる

13ねん7がつえいく

13ねん9がつえいく

 

3にち 「びつくりだつた」

とうとう8がつになつてしまつた、なつほんばんだ…7がつからずつとあついひがつづく、あつさにまけておいらもだうんぎみ、につきおかくのもさぼりぎみになつてる、それわとてもいけないのだにつきというからにわまいにちかくものなのだ…しかしにつきわひみつだからほかのひとにわわからない、でもじぶんでにつきおかくときめたかぎりわかかなくてわならないのだだれのためでもないじぶんのためだ、もつとがんばろうつと
しかしいつになつたらけいじばんがつくのだ、たいにやんにまかせておいたらいつになるかわからないからじぶんでさがしてこつそりつけようつと

1にちのことだがおいらびつくりだつた
なかなかたいにやんがかえつてこないしごとがいそがしいのかとおもつていたがかえつてきてびつくりした
たいにやん「ただいま」…お、かえつてきた、おいらわいつものように2かいからげんかんえたいにやんおむかえにいく
おいら「たいにやんおかえりきようわおそかつたな、もしやおいらにかくれておいしいものおたべてきたんじやないだろな、もしそうならおいらにおみやわ…ぎよえ!ど、どうしたのだそのかつこうわ…」たいにやんわくびからしろいぬのおたらしてうでにほうたいおまいている、やつぱりおいらにかくれておいしいものおたべたんだな、それでばつがあたたのだなとかじようだんこいているばあいじやないぞ、おろおろおろ…、たいにやんどおしたのだうでいたいのか…お、はれてぽつぽぽつぽとあたたかいでわないか、これわひやしたほうがいいのでわないか、まつてろたいにやんいまこおりおとつてくるぞ、しばらくのしんぼうだまつてるのだぞ…ほれいざい…これにしよう、さあたいにやんこれおうでにあてるのだひえひえできもちがいいぞ、おろおろ…
…さあもうねるのだきようわねつとわおわるのだ、あとわおいらがだいひつ(れす)してやるからうでうごかさないようにしてねるんだぞ…おいらわよなかもおきてほれいざいおとりかえてやる…つもりだつたがねてしまつた
しかしどうこけたらそんなふうになるのだ、どんくさいとおもつてみるがいたそうだからくちにわださないでおこう、はやくよくなればいいなたいにやん

(…いちご、ありがとう、がんばって早く良くなるよ:たいにゃん)

15にち

「ぜつたいぜつめいのぴんち」

あつさでぼーとしているあいだに8がつもはんぶんおわつてしまつた
せんぱいたちわあちこちあそびにいつているようなのにおいらわず〜といえのなかだ、おいらもうみとかぷうるとかにいつてみずぎのおねえちやんといつしよになつおえんじよいしたかつたな、たいにやんがあんなちようしなのでおいらわず〜といえのなかだちよつとかなしい
はつきりいつてあついたまにせんめんきにみずおはつてぎようずいしているのわないしよだ、そしてふろおけにのこりゆがあるときおよいでいるのわもつとないしよだ、でものこりゆわつめたくないぎようずいのほうがつめたくてきもちいいかもしれない


このあいだわびつくりした、ふろおけのふたおはぐつていつものようにおよいでいたらふたがしまつてまつくろになつてみえなくなつてしまつた、てさぐりでふろのせんのくさりをさがしてのぼつていくふたにあたまがあたるおしあげてみるがおもくてなかなかあかない、このままでわおぼれてしまうかもしれないぜつたいぜつめいのぴんちだ、どうしよういくらおいらのあしがかいがらににているからといつてもいつまでもみずのなかにいれるものでわない、しかしふたわおもたいすこしきゆうけいしてどうしたらいいかかんがえてみることにする…
ぷかぷかとせなかおしたにしておなかとかおおだしてうかぶおいら、まつくらのなかみずのおとだけがぴちゃぴちゃとひびきわたる、こういうときわいいかんがえなんかうかばないうかんでいるのわおいらだつた
もしかしたらおいらわこれまでだろうか…ちやむりこうほせいだつたどうぶつえんでのひび、すかうとされたときのきたいとふあん、きびしいくんれん、くまおやぶんとみねこちやんとのわかれ、たいにやんとのであい、どるぱでびゆう、ほむぺのおうぷん、ろけ、たいにやんのけが…おもいでが「そうまとう」のようにうかんでわきえていく、ちやむりとしてすかうとされて4かげつたいにやんとすごした3かげつはん、いろいろあつたなたのしかつたな…たいにやんみじかいあいだだつたけどありがとよとつてもたのしかつたよ…おいらいつのまにかないていた
しかしおいらとしたことがどんくさいことおしてしまつた、こんなことでおだぶつになるなんてたいにやんいじようにどんくさいでわないか…たいにやんのうでわいつになつたらよくなるのかな、みぎていつぽんでねくたいもするしほうちようつかつてとまとのかわもむくしきようなやつだ…でも、でもいまわやつぱりおいらがめんどうみてやらないとなんていつたつて「ぱあとなあ」だからな、たいにやんにはるがくるまでおいらがめんどうみてやるよ、そうときまつたらおいらわなにがなんでもいきぬくぞ、う〜んどうやつてだつしゆつするか「かほうわねてまて」というぞ、こうなつたらふたがあくまでねていようふやけるかもしれないけどな
などとかんがえているうちにたいにやんのおやじさんがかえつてきた、がたがたしてふたがあいたおふろおわかすのにのこりゆのりようおしらべるためだ、おいらわすきおみてだつしゆつする…まにあわない…このままふろおたくんだな…だんだんあつくなつてきたぞ、このままでわ「ゆでちやむり」になつてしまう、もぐつてしたのほうにいこうそのほうがつめたいぞ…しかしなつでよかつたなふろたくじかんもみじかいしなとおもつてもぐつているとあかるくなつた、おやじさんがふろにはいつてきたのだ
おやじさんゆかきぼうでふろのなかおかきまわす…ひええおいらめがまわるよ、でもがんばつてゆかきぼうにつかまる、ゆぶねからそとにでるだつしゆつにせいこうだ、でもおいらおゆのなかでかきまわされてこのあいだたいにやんとみた「ぱあふえくとすとおむ」にあつたようにのびてしまつた…
…めがさめるとおいらわふとんのうえでほれいざいおまくらにねている、よこおみるとたいにやんのせなかがめにはいるねつとのさいちゆうのようだ、おいらわほれいざいおもつてたいにやんのけがしたうでえとのぼつてうでおひやしてやる、たいにやんのみぎてがおいらのあたまおそつとなでる、おいらふかくにもなみだがでてきた