特に経営初期は、問題の先送りを繰り返すなど、難しく考え過ぎ。

その結果、方法が見つからないから、何もできない…ということになってしまう。

方法の見当が全く付かない時は、一番簡単な方法は何か?…を真っ先に検討して脱出を…

情報を上手く取り込んで、経営戦略を持つ

戦略と戦術を違いを具体的に知る

「もうちょっと詳しく、具体的に…」というようなメールが届くのですが、今のようなスタイルになったのは、事例などを具体的に書き過ぎて、結局分かってもらえない、上手く伝わっていなかったからなんです。

現状の形の方が上手く取り込んでもらっているようです。以前は、戦略と戦術がバラバラ、アンバランスで結果が出ない、考えてみたけれど実際にどうやって実行するのかが分からない…なんてことが多かったんです。

よく使う例えなんですが、戦略をエンジン、戦術をボディだとすると、軽自動車のエンジンでトラックのボディを動かすようなアンバランスな状態が多いんです。実際に形として目に見えないので仕方ないのですが…

戦略上にある戦術は、圧倒的な差を生む

まず戦略を固める。その上で戦術を考える。具体的な事例を掲載していた頃は、戦術を使って何とかしようとする人が多かった。その事例と状況が似ていれば有効ですが、どんな場面でも好転するとは限りません。

「戦略を固める」ことは次回以降に書きますので、今回は流れを覚えて下さいね。戦略からの展開だと、戦術はいくつも作ることができます。1つがダメなら次を試せばいいだけ。軸がしっかりしているから心配なし。

結果が出ると、地域の他店や競合店は、戦術・表面上を真似てきますが、戦略上にある戦術を使っているので、成功している戦術の上に、次々新たな戦術を投入できる。これが他店との圧倒的な差になるのです。