バリ島改め、「香港」ずっこけ物語
  香港からバリ島へ、そして13年の歳月をを経て再び香港へ移住してしまった日本人家族の日々の喜び、驚き、感動を綴ったエッセイです。
2度目の香港生活泣き笑い。さてさて、これから行き着く先は・・・!?
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香港身分証明カード

第104話 まずは・・・IDカード申請 BackNext

”香港 Identity Card”
これは僕が香港で住んで働くには、パスポートに次いで大事なものだ。いわゆる香港身分証明カード(通称、香港ID)。
これがあれば、外国人の僕らでも準香港人として扱われるので、とても便利だ。

香港では、このIDカードが様々なシーンで活躍する。電話契約、賃貸契約、診療入院時、クレジットカードや各種会員券の申請時、高額な商品の売買(車、不動産)などなど。
あっ、まだあった。多分日本人だったら僕くらいしか経験したことないかと思うんだが、突然の警察官による職質の際だ。このときにも香港IDを見せなければならない。
(職質された僕は、中国本土からの不法越境者と思われたみたいだ。)

香港に再移住する直前に、香港の弁護士から送られてきた移民局からの投資ビザ承認レターとパスポートを持参し、僕たち夫婦は湾仔(ワンチャイ)にあるイミグレーションセンターの指定された窓口に向かった。

「あなたは今日から香港で働くことができます。このヴィザ承認ステッカーをパスポートの空欄に貼って、3ヶ月以内に一度出国して下さい。そうして再入国して初めてIDカードを申請することができます。そして移民局のサイトからアクセスして面談の予約をして下さい。時間指定できますから。」

なんだ、今すぐにIDカードを作製してくれるわけではないんだな。しかし、インターネットで移民局での面談予約ができるなんて、さすが香港だな。

どこに出国しようかな。香港から日帰りで、しかも安く行き来できる国外といえば、陸続きの中国か、ジェットボートで行くマカオだ。
よし、マカオに行こう!ちょっとギャンブルでも楽しんじゃおか。しかし、人生そのものがギャンブルのような僕たち夫婦は、結局、マカオでワンタン麺を食べただけで、とんぼ帰りし、香港へ再出国した証拠をパスポートに残した。



そして次は、ID取得のための面談の日時をサイトを通じて申し込む。すると僕らが住んでいる元朗にも、移民局の分局があることが分かった。移民局センターがある遠い湾仔(ワンチャイ)まで行く必要がないんだ。やったぁ!
しかし便利になったもんだなぁ、サイトからアポイントの予約を取れるなんて。僕が初めてIDを申請した20数年前と比べ、えらい進歩だ。

そして当日。

ネットで予約しておいたおかげで、待たされる時間は全くなく、すぐに名前を呼ばれた。緊張する必要ないのだが、こんなときは何故だかちょっと落ち着かない。
初めて診療してもらうドクターに会う気分だ。どんなドクターか診てくれるんだろう、と不安と期待が入り交じる。

担当官のブースに向かうと、警官のような制服を着用している上海系美人と思われる美しい女性が、僕の申請書から目を上げ、

「オハヨッゴザイマッシタ!」

会話としてはなかなかいい出足だ。僕も相手に合わせ、

「お早うございました。よろしくお願いします。」

お姉さん風おばちゃんの担当官は、とても親しみやすい人で、僕の仕事に関して数点確認したあと、その場でIDカード用の顔写真と指紋を採取した。
他のブースで面談していたカミさんも問題なく終わり、あとは一週間後にカードを取りに来るだけだ。

***

無事にIDも取得し、住む家も決まり、ネット環境も整え、口座開設も済んだ。これでやっと香港での仕事のスタート地点に立つことができた。あとはどうやって走るかだ。

今までもそうだったが、これからも
「七ずっこけ八起き!」の精神を胸に、だな。


(おしまい)


(2011.12.28)

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