バリ島改め、「香港」ずっこけ物語
  香港からバリ島へ、そして13年の歳月をを経て再び香港へ移住してしまった日本人家族の日々の喜び、驚き、感動を綴ったエッセイです。
2度目の香港生活泣き笑い。さてさて、これから行き着く先は・・・!?
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香港

第114話 チャーシュー大好き BackNext

バリ島 ヒンドゥーでも中国でも、豚料理はとっても親しまれている。牛肉料理と比較すると、圧倒的に多い。
僕のお気に入りのレストランの一つが、この豚と鶏の肉料理を専門とするローカル店だ。

料理はいたってシンプル。
焼き上がった豚や鶏などがカットされ、白いご飯の上に載ってくるだけ。

僕のお気に入りは、「叉焼油鶏飯(チャーシューヤウガイファン)」という、叉焼と鶏肉が半々のもの。



長い時間かけて甘くで焼き上げた「叉焼」は日本のそれとはやや違うが、これはこれで白いご飯ととてもマッチする。
もう一つの「油鶏」も、ネギと生姜をあえた調味料で食べる事によって、味が飛躍的にアップする。

インドネシア料理にサンバルソースが欠かせないように、「油鶏」にはこのネギ生姜は必須だ。
僕は、このネギ生姜が食べたいがために、油鶏を注文しているようなものなんだ。
(ただ、塩分がとても高いので食べ過ぎには注意)

***

いつものように食事していると、裏口から何か運んできた。
それがこれ。

叉焼になる前の豚さん

迫力あるなぁ。しかし普通、客席に置かないでしょ。
僕の住む元朗は、香港の中でも田舎で、いろんな意味で昔のままなんだ。
この豚さんはまだ完成品ではなく、この後、蜜を塗ったりし、再度オーブンで焼き上げて、叉焼が完成する。
それがこれ。

完成した叉焼

このレストランで香港の国民的飲み物「凍柠檬茶(アイスレモンティー)」をオーダーしようとしたら、それは無いと言う。
オーダーできる飲み物は中国ビールだけだと。

えっビールだけ?

ビール飲まない客は、どうするかというと、各テーブルに置いてあるポットのお茶(ウーロン茶)を無料で頂くことができる。
いいね、いいね。

今ではほとんどのレストランではお茶は有料なだけに、こういったところも昔のままなので、僕はとてもこのレストランが好きになった。
そして価格もリーズナブル。香港内では安い方で、画像の「叉焼油鶏飯」でHKD30(約400円)。
ご飯の量もとても多く、いつも残してしまうほどだ。


ただ、食べる環境だが、画像のように豚さんを目前にしながら食べるため、ちょっと慣れていない人は厳しいかも。
そしてもう一つ、客層だが、めったに女性はいない。そして若者もいない。(僕もカミさんを連れて行ったことは無い)
いるのは60歳くらいの老人ばっかりで、彼らの話し声の大きさといったら・・・すごいよ。


競馬が開催される曜日は、満席で、皆、チャーシューとビールを楽しみながらTVに向かって大声を発している。
こういった景色はどこの国でも一緒かな。

この文章を書いていたら、急に食べたくなってしまった。
また明日行ってみようかな。

(おしまい)

(201612.7)



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