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バリ島 ヒンドゥーでも中国でも、豚料理はとっても親しまれている。牛肉料理と比較すると、圧倒的に多い。
僕のお気に入りのレストランの一つが、この豚と鶏の肉料理を専門とするローカル店だ。
料理はいたってシンプル。
焼き上がった豚や鶏などがカットされ、白いご飯の上に載ってくるだけ。
僕のお気に入りは、「叉焼油鶏飯(チャーシューヤウガイファン)」という、叉焼と鶏肉が半々のもの。

長い時間かけて甘くで焼き上げた「叉焼」は日本のそれとはやや違うが、これはこれで白いご飯ととてもマッチする。
もう一つの「油鶏」も、ネギと生姜をあえた調味料で食べる事によって、味が飛躍的にアップする。
インドネシア料理にサンバルソースが欠かせないように、「油鶏」にはこのネギ生姜は必須だ。
僕は、このネギ生姜が食べたいがために、油鶏を注文しているようなものなんだ。
(ただ、塩分がとても高いので食べ過ぎには注意)
***
いつものように食事していると、裏口から何か運んできた。
それがこれ。

迫力あるなぁ。しかし普通、客席に置かないでしょ。
僕の住む元朗は、香港の中でも田舎で、いろんな意味で昔のままなんだ。
この豚さんはまだ完成品ではなく、この後、蜜を塗ったりし、再度オーブンで焼き上げて、叉焼が完成する。
それがこれ。

このレストランで香港の国民的飲み物「凍柠檬茶(アイスレモンティー)」をオーダーしようとしたら、それは無いと言う。
オーダーできる飲み物は中国ビールだけだと。
えっビールだけ?
ビール飲まない客は、どうするかというと、各テーブルに置いてあるポットのお茶(ウーロン茶)を無料で頂くことができる。
いいね、いいね。
今ではほとんどのレストランではお茶は有料なだけに、こういったところも昔のままなので、僕はとてもこのレストランが好きになった。
そして価格もリーズナブル。香港内では安い方で、画像の「叉焼油鶏飯」でHKD30(約400円)。
ご飯の量もとても多く、いつも残してしまうほどだ。
ただ、食べる環境だが、画像のように豚さんを目前にしながら食べるため、ちょっと慣れていない人は厳しいかも。
そしてもう一つ、客層だが、めったに女性はいない。そして若者もいない。(僕もカミさんを連れて行ったことは無い)
いるのは60歳くらいの老人ばっかりで、彼らの話し声の大きさといったら・・・すごいよ。
競馬が開催される曜日は、満席で、皆、チャーシューとビールを楽しみながらTVに向かって大声を発している。
こういった景色はどこの国でも一緒かな。
この文章を書いていたら、急に食べたくなってしまった。
また明日行ってみようかな。
(おしまい)
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