バリ島ずっこけ物語
  香港からバリ島へ、そして13年の歳月をを経て再び香港へ移住してしまった日本人家族の日々の喜び、驚き、感動を綴ったエッセイです。
さてさて、これから行き着く先は・・・!?
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バリ島移住の実際 リタイヤ編 part2
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 前回では、移住されて、満足して生活しているリタイア日本人の方々に共通する資質(忍耐力があり、寛容である)のようなことをお話させて頂きました。
これは一旦、奥にしまっておきまして、では、具体的に移住するにはどうしたらいいかを順序を追って進んでいきたいと思います。

実際に、いきなり現地を視察をする前に、まず、インターネットで情報を収集して下さい。市販されている海外移住に関する本だけで、満足しないことです。
それらの本では、やはり「耳に気持の良いこと」がほとんどですので、現実があまり見えていません。

インターネット上では情報が氾濫しています。
何を読んでいいかわからない方は、まず下記のサイトをお読み下さい。
もうご存知の方も多いかもしれませんが、移住に関するサイトの中では、読み外せない良質な内容です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
バリ島移住 「安全に南国暮らし」



非常に中立的な立場で、南国暮らしの楽しい部分と誰もが陥りやすい落とし穴を上手に語られております。失敗談の中には、「そんなこと本当にあるのかよ」と思われる話もあるかもしれません。
しかし、その失敗は実は特別なことではなく、多くの在住外国人が経験していることなのです。

私はこの筆者とは面識はありませんが、このブログで紹介するにあたって、メールで許可を得ました。


さて、日本で下調べも終えたら、実際の移住を念頭に、練習のつもりで中期滞在(1−2ヶ月)しては如何でしょうか。

何度かバリ島を観光で訪問し、「バリ島に関しちゃぁ俺はベテランだぜ」と自負(?)している人も、まずは中期滞在型のホテルまたはヴィラでお過ごしになると、観光のホテル滞在では見えなかったいろいろな事が見えてきます。

滞在の、最初の一週間程は、日本から予約したホテルで過ごし、その間に、キッチン付きの比較的リーズナブルなところ探すのです。一泊3000円以上で、比較的安心できるところが探せるかと思います。


自炊した場合の食費はどうなのか。どんな食材がいくらで手に入るのか(実際には外食より高くなる場合が多いですが)
自分の足(車・バイクの運転も含め)で動くと、どうなのか。
自分の趣味が生かすことができるか。その場合の費用などは。
あまり変化のないバリ島生活を、この先、ずっと続けることができるか
病院はどんな感じなのだろうか。


そして、ますます移住することに気持が盛り上がってくるようでしたら、実際の将来の滞在物件の見学に出かけましょう。

しかし、どうやって住む家を探したら良いのでしょうか。?
方法としては、下記の方法があります。


1) 現地不動産屋を頼る。:比較的高額物件が中心です。
2) 無料広告から。
これは現地不動産とも連動しますが、無料広告誌「バリアドバタイザー」は多くの物件が載っております。
3) 人づてからの情報
4) 家を探すのではなく建てる。


いきなり4)は止めて下さい。サーフィン初心者が、ヌサドゥアの上級者のサーフポイントに行くようなものです。危険すぎます。

1)と2)に載っている物件を見て回ることは勉強のためにも良いことだと思います。
見学するポイントは、まずは「セキュリティ」です。

場所にもよりますが、とかく、外国人の一軒家は、空き巣に入られやすいです。もちろん空き巣の方は、住んでいるのが外国人と分かって盗みに入ります。
留守の情報の漏洩は、結構身近なインドネシア人もいる場合もあるので要注意です。

そういった物件の中でも、比較的セキュリティのしっかりした高級プルマハン(集合分譲住宅)もあります。
いろんなタイプの物件を、ご自身の趣味(プールの有無、庭やキッチンの広さ、などなど)と照らしあわせて巡って見て下さい。こうやって物件を見てまわっている時が、一番、夢が膨らむ時で楽しいですね。


次の探す方法として、3)の人づてですが、”家を探している”という投げかけをすると、いつのまにか情報がいろいろと入ってきます。
それは在住の日本人からであったり、周囲のインドネシア人だったりと様々です。


この人づての場合は、1)や2)で扱う比較的高額物件とは大きく異なってきます。より現地の人に近い庶民的な住宅の紹介になることが多いです。
このタイプの住宅の場合に、特にチェックしていただきたいのは、大家さんのお人柄(インスピレーションで良いと思います)、そしてその借りる家の近所に大家さん家族が住んでいるかどうかです。

これは私の経験からですが、大家さんが近所に住んでいるかどうかはとても大切でした。
今、振り返りますと、私はバリ島で4カ所に移り住みましたが、大家さんとの良好な関係が自分たちの安全な生活に大きく影響したと言えます。


*****


”買ったらいいのか、借りるのがいいのか?”

なんかこの言葉は、日本の住宅でもよく議論になるようですが。

そもそもインドネシアでは、外国人の個人名義では土地は購入できません。できるとしても、インドネシア人の代理人を立てなければなりません。

大きいお金の動くところには、大きいトラブルも多数存在します。(この購入トラブルもバリ島では一般的です。それは他の方のサイトに譲ります。)


レンタルには、短期(1−3年)と、長期(10年〜25年)に分けられます。

もし、どうしても自分の家を持ちたい、または自分の思い描く家を建築したいのであれば、長期レンタルになります。
長期レンタルにも沢山の落とし穴が存在しますので、決してご自身だけで判断しない方がよろしいです。
そういった意味でも、まずは、短期レンタルで契約しながら、ゆっくりと調査を進めて行くことをおすすめします。
商習慣や契約方法なども日本とは全く異なりますので、注意が必要です。またルール(法律)も頻繁に変わります。

そして、物件調査以上に大切なことは、実際に長期レンタルした土地に、ご自身で家を建築して住んでいる日本人(または在住の外国人)から、話を聞くというか聞き出すことです。
5年以上の滞在経験があり、配偶者がインドネシア人ではなく、カップルともに外国人のケースが参考になります。
土地の名義のこと、税金のこと、バンジャール(地域コミュニティ)のことなどなど。


****

住んでいますと、本当にいろんなインドネシア人の方々が、親切心(?)で情報を持ってきてくれます。インドネシア人にとって土地は高額な商品なので、斡旋手数料だけでも相当な金額になるのです。
だから彼らは購入、もしくは長期レンタルを勧めます。

「今、買っておかないと、すぐ値上がりするし、誰かが買っちゃうよ」

または、「買えば、また売れるでしょ」と。


そこはぐっとこらえて下さい。(笑)


私は土地購入や長期レンタルに100%反対しているわけではありませんが、少なくとも移住後、数年してからお考えになっても良いと思います。何故かと言えば、その数年のうちに、皆それぞれがバリ島でストレス無く上手に生活するその人なりの方法が確立され、もしかすると長期に契約しなくてよかったと思うこともあるからです。

そういったことが見えないうちに、トラブルが多発しやすい土地購入や長期レンタルにお金をつぎ込むことは、避けた方がよろしいと思うのです。

ただ、これもその人にとっての金銭感覚の違いがあり、一概にはいえません。私にとっての1,000万円と、資産数億円の方のそれとは、意味合いが違うからです。

しかし、限られた年金で贅沢せずにのんびりと、というコンセプトであれば、私は短期レンタル(1−3年契約)を勧めます。
レンタルのよさは、”気が楽” これに尽きます。


一つエピソードを。

あるリタイアされたご夫婦が、敷地の大きい高級ヴィラを2年契約し、従業員(庭師、メイド、セキュリティなど)を6人以上雇うことになりました。この高級ヴィラを購入できるほどの財力もあった方ですが、従業員とのストレスが、折角求めていたバリ島のんびり生活を脅かしつつありました。

そのご夫婦は、決してインドネシア人従業員を蔑ろにせず、逆に大切にしていることは外からみている私もよくわかりました。ただ、あまりにも従業員との価値観が違うため、自らそこを退去し、今度はメイドも誰もいない、二人でのんびり過ごすことができる、3LDKの高級分譲別荘に移り住み、ストレスの無い生活を取り戻しました。 


私が言いたいことは、実際に住んでみないと、分からないことが沢山あるので、大きなお金が必要なことは、移住、数年経ってからにしてでも遅くなないということです。


実際に統計をとった訳ではないですが、夫婦でリタイアされてバリ島に移住し、5年以上経過し、しかも夫婦揃って満足している方々の割合は非常に低いと思います。
夫婦のどちらかが、まいってしまうケースやバリ島以外の国へ再移住するカップルもいますが、特に日本に引き上げてしまうカップルが後を絶ちません。


次の配信では、”メイド”に関して書いていきます。
メイドは、バリ島移住の際の ”トラブルの入口” といっていいくらい、誰もが経験する一般的なことです。


***


皆様からの感想や質問を生かしながら、このレポートを進めていこうと思っております。
成功談、失敗談などもお寄せ頂ければ大変に嬉しく存じます。

■文章の中で一部不適切な表現等があるかもしれませんが、特定の人物団体等を誹謗中傷するつもりは全くありませんのでどうぞご理解下さい。

(2014.8.16)



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