授 業 の 流 れ |
指導上の留意点 |
||
プリント配布 サーッと聞いていく。 できれば理由も言わせる 東日本=東京から向こうの方 西日本=関西から九州の方 と、補助説明しておく 人数をチェックする たくさん発表させる たくさんの子どもに発表させる できるだけたくさん出させる |
|||
説明1 君たちは、これから身体が大きくなっ ていきます。骨も発達して、強くなって いきます。 発問1 骨を強くするには、どうすればいいで しょうか? 指示1 プリント(1)に箇条書きにしなさい。 |
|||
・カルシウムを採る。 ・牛乳を飲む ・小魚を食べる ・何でも食べる ・チーズを食べる |
|||
発問2 誰に教えてもらいましたか? |
|||
・おとうさん ・おかあさん ・おばあちゃん ・先生 ・テレビ など |
|||
説明2 牛乳や小魚などのカルシウムを採るの がまず第一です。でも、カルシウムを採 っても、身体の中でうまく働かさないと いけないのです。 発問3 カルシウムを身体の中でうまく働かせ るために必要なものは何でしょう? 指示2 プリント(2)に書きなさい。 |
|||
・運動 ・睡眠 など |
|||
説明3 答えは、「太陽の光を浴びること」と 「運動をすること」「睡眠をとること」 の3つです。 だから、外で元気よく、身体を使った 遊びをすることが大切ですね。特に、か けっこ、鬼ごっこ、相撲、ボール投げ、 腕立て伏せなどがいいです。お手伝いの 雑巾がけなどもいい運動に入ります。 また、夜、早く寝て、しっかり睡眠を とることも大切です。子どもにとっての 立派な仕事です。大人と違って、子ども の場合は、寝ている間に「身体を成長さ せる」という大きな目的があります。 骨を作るホルモンがどんどん出て働く のが、真夜中です。だから、夜遅くまで 起きていると、身体の中の大事な仕事が できません。十分な睡眠をとってこそ、 丈夫な太い骨が作られるのです。 丈夫な骨が作られないと、骨が折れや すくなります。 発問4 実は、東日本と西日本では、骨を折る 割合が違うんです。どちらにすんでいる 人の方がよく骨を折るのでしょうか? 指示3 手を挙げなさい。 |
|||
・東日本 = 人 ・西日本 = 人 |
|||
説明4 正解は、西日本です。 発問5 では、同じ日本の中で、地域によって 差が出るのはなぜでしょう? |
|||
・気温(あたたかさ) ・食べ物 ・習慣 ・体質 など |
|||
説明5 実は、食べ物なのです。 発問6 では、東日本でよく食べて、西日本で あまり食べないものは何でしょう? |
|||
・納豆 ・さかな ・肉 ・みそ など |
|||
説明6 正解は「納豆」です。 骨を強くするには、カルシウムだけで はダメなのです。カルシウムを骨にくっ つけて行くには、ビタミンKがいるんで す。そのビタミンKがたくさん入ってい るのが、納豆、みそ、しょうゆなど、大 豆を発酵させたものなのです。 また、ビタミンDも大切です。ビタミ ンDは、主に魚にたくさん入っています。 そして、私たちが太陽の光を浴びること によって働いて、骨を強くしてくれるの です。 だから、カルシウム、ビタミンK、ビ タミンDをしっかり採ることによって、 骨が強くなっていくのです。 発問7 しかし、カルシウムをたくさん採って も、骨になりにくくしたり、カルシウム を壊してしまう食べ物があります。 それは何でしょう? 指示4 プリント(3)に書きなさい。 |
|||
・砂糖 ・ジュース ・ポテトチップス ・フライドチキン など |
|||
説明7 正解は、砂糖、脂肪、油、食塩が入ってい る食べ物です。 例えば、ポテトチップス、清涼飲料水、ス ナック菓子、お肉などです。アメリカやヨーロ ッパの人は、チーズやヨーグルト、牛乳など で、たくさんカルシウムを採っています。ス テーキなどの肉料理などもたくさん食べま す。肉料理などには、脂肪や油がたくさん 入っています。だから、あまり骨が強くない のです。 昔の日本人は、牛乳は飲みませんでした が、たいへん骨が丈夫でした。それは、しっ かり噛んで、野菜などもバランスよく食べてい たからです。 指示5 今日の授業の感想を書きなさい。 |
|||
Copyright (c)2005 TOSS Atsushi Hirata All Rights Reserved.
TOSS(登録商標第4324345号),インターネットランド(登録商標第4468327号)
このサイトおよびすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません。
なお、このサイトはインターネットランドの一部です。リンクについてもご遠慮下さい。