カイロで健康

カイロプラクティック オフィス メルマガ2023年 03月

  1. ●1040号 03月29日
    ねんざ
  2. ●1039号 03月22日
    インフルエンザ
  3. ●1038号 03月15日
    椎間板ヘルニア / 要因とメモ
  4. ●1037号 03月08日
    椎間板ヘルニア / 20日までの運動療法と施療再開
  5. ●1036号 03月01日
    椎間板ヘルニア / 受傷からMRIまで

●1040号
2023年 03月29日
ねんざ

■はじめに

50才代、女性、小売販売業
3ヶ月前に左足首をねんざ。
レントゲンで骨折は大丈夫だったが、変色し腫れが、続いた。
普通に歩けるようになったが、足先を伸ばして正座できない。
左足をかばっていたら、腰や肩首も痛くなってきたので診てほしい。

・症状と結果

うつむき時 いつもは右足が長いのですが、今回は、左足が長く、骨盤を調整。
首の骨1番、背中の3番、腰の1番4番を調整。

左足首を診るのに、右と左を比べるのですが
足の甲に変形があり、比較でなく左足の個々の関節を診ました。
左足首は、関節の一部に捻挫あとがあり、調整しました。
動きの制限は少なく、足首は回復していると考えられました。

足の外側を診ると腓骨の動きが悪く、腓骨・膝を調整しました。
左膝を調整した時、バキ音と共に、可動域が回復しました。

帰りに、スムーズに正座できて、腰や肩首も楽になった。

・あとがき

患者さんは、足首の捻挫で、伸ばせないと思っていましたが、
痛めたときに、足首と同時に膝もねじっていたようです。

カルテに、足の変形が記載されていましたので、スムーズな施療ができたと思われます。

捻挫したときには、どうひねったのか、記憶はあいまいです。
思っていた部位以外に問題が生じていることが、多いです。

■タカから、

5月の暖かさが続いた日から、ギックリ腰、肩首痛、頭痛などで、来院されてます。

温かい日は、思った異常に体はダメージを受けています
水分補給も気をつけて、のんびりしましょう。

●1039号
2023年03月22日
インフルエンザ

■はじめに

70才代、女性、主婦
インフルエンザで寝込んでから、肩や腰が痛いので診てほしい。

・症状と結果

うつむき時、右足が短く、骨盤を調整。
首の骨2番、背中の3番、腰の骨の1番を調整。
インフルエンザは、どこの関節にもダメージがあるので筋肉調整時に、全身の関節を検査し調整。

・あとがき

子供さんから、家族へインフルエンザが、うつったようです。
家族の方も、肩や首の痛みで来院されました。
その時の話で、
おばあちゃんは、施療2日後には、元気にしていたそうです。

■タカから、

今年も、花粉症は、大変そうですね。
肩首がこる、頭痛がする、花粉症で、無理しているせいかダルミ、痛みが強いようです。
市販薬も、合う合わないが、あるようですね、お大事に。

日中暖かくなってきました、体を痛めやすいので姿勢に気をつけて、WBC応援しましょう。

●1038号
2023年03月15日
椎間板ヘルニア

■椎間板ヘルニア、20日までの道のり。

・要因とメモ

昨年は、実家解体のため、不用品処分をしました。
休日を使い、なれないパワー作業の繰り返しが、半年間も続きました。

家具の処分に斧を振り回したり、車への積み込み、運搬では、無理な体勢による筋肉痛で、帰りにはヘトヘトでした。

冷蔵庫や洗濯機など重い電化製品の搬出、運搬、処分は、足腰への負担増です。
棚の上や照明器具、額の処分で、脚立に乗る無理な姿勢も続きました。

食器や土鍋・ガラス器など割れ物は、結構重くて体へじわじわ負担になります。
アルバム、空容器、ダンボールは、崩す手間や姿勢が悪くなります。
束ねると結構な重量と大きさになり、体を伸ばし伸ばし無理な姿勢での作業でした。
衣類や布団は、軽そうに思いましたが、湿気を吸て重く、圧縮しても広く大きく、結構な重量になり、不燃物廃棄になり大変でした。

コロナでなければ、温泉にでも行って充電・リセットしていたと思います。

年末に実家は、解体・更地返還し半年のミッションが完了しました。

日を空けず、すぐに娘の里帰り出産で、にぎやかになりました。
仕事では、地方の割引券が始まり普段より、忙しさが増していました。
おめでたいこと・孫の可愛さで、体への負担は、全く気が付きませんでした。

娘と孫が帰って、1週間もたたないうちに、突如ヘルニアになってしまいました。

思い返すと

  1. 実家の建屋は自持ちですが、土地は借地なので更地返還が必要です。
    借地代に月数万円かかりますので、なるべく早く、時期的には、年末までにと、急ぎと焦りのプレッシャーで、気が付かないうちに無理をしていたようです。
  2. 実家までは高速を使い往復3時間、実家から処分場まで往復2時間半です。
    さらに時間に追われて休憩をとらず、長時間同じ運転姿勢になり足腰や背中に無理が貯まっていったと思います。
  3. 実家解体手続きと母親の介護手続き、特別養護老人ホーム入所への準備などの、精神的ストレスも影響があったのかも知れません。
  4. 例年は、登山やジムに行っていましたが、昨年は、山に行けず、ジムは休会で、体力が低下していたと思います。
  5.  

還暦過ぎた体を、使いすぎていたと、反省しました。

ーメモーーー

  1. (体幹運動+上体そらし)+ポールウォーキングに お昼寝・睡眠で、回復することが出来ました。
  2. ポールウォーキングは、少しずつ歩行スピードが上がってきます。
  3.    
  4. 体の状態が回復してくると、お昼寝や睡眠は短くなってきます。
  5.    
  6. 足は、痛みからしびれに変わり、しびれの範囲が減ってきました。
  7. 上体そらし(マッケンジ)など関節や靭帯に負担をかける運動は、
       痛みの強い時は避けて、炎症が回復する2週間後ぐらいが良い。
  8. 椅子に腰掛けるのは、最初は、数分もできません。
    いろいろ試した所、禅座布団を使うのが、一番楽でした。
    腰に優しいため、今でも食卓で使っています。
    12日ぐらいから座っていられる時間が伸びてきました。

■急に気温が高くなって、体への負担が多くなってます。
お互い、無理には、気をつけましょう。

●1037号
2023年03月08日
椎間板ヘルニア

■椎間板ヘルニア、20日までの道のり。
・20日までの運動療法と施療再開

4日目、そろそろ筋肉が、落ちてくる時期なので、痛みを我慢してベッド上で運動を始める。
足に力が入らないが、無理に上げたり下ろたりして動かす。
腕や肩・首も動かすが、腰部に力が入るためか足が痛むが頑張る。

なんとか、運動療法で復帰しようと考えるが、
痛みが強い時は、悪い方へ考えてしまい、
最悪は、手術だと、思うが、開き直れない。

5日目、登山ストックでなんとか歩けるので、姿勢を変えたりしてどうしたら、痛みが変わるか、探してみる。
台所のシンクとテーブルの間に入り腕を使って足に体重をかけず屈伸、
ちょうど平行棒を持ちながらスクワットするような状態で少し楽になるのに気がついた。
たぶん、腰だけでなく背骨の全体を運動することで痛みが減るようだ
これは体幹運動が、効きそうな気がする!

事例を探すとウォーキング2週間で良くなった例が気になる。
ウォーキングは全身運動だし、体幹にも良さそうだ。
ウォーキングに賭けてみる。

体の回復は、睡眠中が一番だから、運動した後は、寝る。
体は回復させようと、不調の時はよく寝られる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午前中 体幹運動(プランク)して昼寝。
午後は、公園で1時間、両ストック・ウォーキング
帰ってから午後寝。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで、がんばる。
計画、目標ができて、前向きになれる。

6日目、プランクは、ハイハイの体勢が精一杯だが
サイドとヒップリフトは、足を付きながら2セットできた。
症状がわずかでも好転すると、良い方へ考えが行く。
公園の自由広場250m歩くのに、1時間もかかってしまった。
体力が落ちているのに、愕然とするが、ガンバロウ意識が出る。

7日目、午前中は、ストック突きながら整形外科を受診しました。
午後は、ヘルニアの施療に使われる、回転復位とマッケンジーを試した所、少し悪化してしまい反省。
ヘルニア部位が安定する2週間後にマッケンジーを使ってみよう。

ーー10日目、プランクも、足を伸ばして出来るようになってきた。
ウォーキングスピードが上がってきた。
この日から、ガクッと、良くなってきた。
2・3週間が痛みのピークだと言われるのに納得。

ーー13日目、午前中は整形外科を受診し、MIRの写真を見ると精神的ショックで、しびれが強くなった気がする。
午後のウォーキングは、1時間歩いてもバテなくなってきた。

14日目、プランクに加え、マッケンジー運動を追加。
力を抜いたときに、ボキ音と共に、可動域が増えて、しまった!と思ったが、
次の日に、しびれが、減少していて、効果を感じる。

15日目、そろそろ仕事の復帰ができるか、試してみる。
屈んだ姿勢では、足が痛くなってくる。
お風呂椅子、キャンプ用椅子、腰掛けると、なんとか行けそう。
キャスター付きの座り作業椅子を注文する。

ーー19日目、明日からの再開に向けて、家族を施療してみる。
感覚が、にぶっていたのは、頸椎かなと考えていたのですが骨盤の検査、調整が、一番鈍っていました。
キャスター付きの座り作業は、安定した施療ができ、いままで使っていれば良かった。

20日目、朝の準備から、やっと施療ができるようになった。
再発に気をつけて、休憩を挟みながら、施療再開!

業界では、施療がうまくいかず壁に当たると
神様がくれた、宿題と言われます。
解決できる宿題しか出さないと言われます。
なるほど、自分で経験しなさいと言う、宿題だったのかな。

次回は、原因とメモ、で締めてみます。

●1036号
2023年03月01日
椎間板ヘルニア

メルマガ配信できずに、申し訳ありませんでした。
椎間板ヘルニアで、20日間も仕事を休んでしまいました。
この実経験を、メルマガにしますので、読んでいただければ幸いです。

■椎間板ヘルニア、20日までの道のり。

・受傷からMRIまで

その日の朝は、寒い日で朝一番、車のガソリンと灯油18Lを買いに行きました。
周辺の掃除、水撒き、施療室の掃除機、雑巾がけ
そして朝ドラ見ながら朝食と普段どおりのルーチンでした。

その日、1番の患者さんに、低周波をセットしたあと、
あれ、右足がおかしい、しびれてきた、痛い、また尿管結石か?
別室で、横になったら、右足がもげそうな激痛で、動けない。
15分ぐらい、あまりの痛さで、息が上がってきた。
家族にたのんで、患者さんに謝って帰ってもらいました。

車のシートを倒し、病院の救急へ連れて行ってもらいました。
救急の待合で、横になって、ハァハァ、冷や汗も出てましたが、意識は、なんとか保って会話はできました。
CTを撮ってもらい、尿管結石は見つからず、血尿もありませんでした。
レントゲン所見で、腰椎ヘルニアだと言われ、
ああ、そうかも、ヘルニアの部位と痛い足の部位も一致するな。
痛み止めを打ってもらい、やや痛みが軽くなりましたが、立つことができず、車いすで駐車場に行き帰宅になりました。

帰ってから、足や体を少しずつずらして痛みが少なくなる体勢を探して横になりました。
2日間は、寝返りはできず痛みで寝れませんでした。
水分補給には、登山に準備していたゼリー飲料が役立ちました。

3日目に、

少し寝られ、起きあがってトイレに行こうとすると、足の感覚がなくバタンと倒れて、右腕を打撲してしまいました。
ズルズルと、つたいながら何とかトイレをすませましたが、かなり時間が、かかってしまいました。
この時は、手すりのありがたさが、身にしみました。

4日目は、

右足は、力が入らず、登山用のストックを使い、しびれた右足を突っ張った状態でなんとかトイレに行けました。
そろそろ、筋肉がやせてくるので、寝ながら、できるだけ運動を始めました。

1週間後、

数分椅子に座ると足のしびれが強くなって横になります。
ストックを使い歩いて、少しの時間ならそのまま立っていられるので整形外科を受診し4日後に、MRIを予約してもらいました。

13日目、

MRIの結果を持って、整形外科で見ると、腰椎4番、5番の椎間板ヘルニアが、見られました。
大きな突出で、それも中央に近く、精神的ショックを受けました。
右足だけでなく左足もしびれていてもおかしくない状態でした。

ドクターから、opするなら紹介しますと言われましたが
改善傾向がみられるので、このまま運動療法を続けて改善しないときは、お願いしますと帰宅しました。

次回は、20日までの運動療法

■タカから、

右足のしびれが、少し残っていますが、無理しないように、休憩をはさみながら施療しています。

患者さんから、逆に、お大事にと言われています。
ありがたいお言葉です。

今回のヘルニア経験を生かして、よりよい施療に励みます。

カイロで健康
「はじめに」
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