カイロで健康

クラッキング音
関節で鳴るポキポキ音の事です

クラッキング音を、デジタル録音して
タイムドメインと周波数ドメイン(FFT)にしてみました。
(クラッキング音は、30才代 男性 左手 第2中手指関節の屈曲時のデータを使用。)

クラッキング音は、10mmS以内の振動減衰波形をしていました。
硬い物をハンマリング等で振動させ、振動を減衰させる様な構造が考えられます。
参考:アクチベーターの音は、5mmS以内です。

クラッキング音の立ち上がり特性を見てみました。
立ち上がりはほとんどが+側で(+側が負圧になる)した。
これは最初の音が負圧から始まっている。(皮膚面が凹む)

時間軸

6KHzから減衰しており高音域まで伸びていない。
主なエネルギーは 10KHz以内であり、キャビテーションの分布とやや異なる。
(キャビテーションは、高域までエネルギーが伸びている。)
2KHz近辺に一次ピークが発生している。

fft

現在のクラッキング音の定義

関節くう内では、負の内圧が維持されている。
関節が急激に引き伸ばされると、負の内圧がさらに下がります。
滑液中に溶解している各種物質が、瞬間的に気化し気泡を生じる。
(キャビテーションと言われている)
(ガスは二酸化炭素とも窒素とも言われている)
さらに滑液が低圧域に流れ込み気泡がはじける。
この気泡が破壊される音がクラッキング音といわれています。


はじめに・P1P2P3

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