創業・土木業黎明期

1892年 〜1918年

文明開化から近代国家への道を邁進する明治
中期。その基盤となる全国的な道路網の整備
がスタートする中で、伊藤組は産声をあげた。
明治政府は、富国強兵・殖産興業による資本
主義経済の育成を協力に推し進め、日清・日
露・第1次世界大戦と激動の日々が続き、結
果、軽・重工業は飛躍的な発展をとげた。し
かし、その基幹となるべき建設業の発展は大
きく立ち遅れ、本格的な台頭は大正時代を待
たねばならなかった。その間湖東の架橋工事
で実績を固め、次第に湖国の中で大きくはば
たこうとしていた。


年  代

社 史・主 要 着 工 工 事

日本・滋賀県の動き
1892(明治25) ●個人事業として土木建築業を開業
●伊藤権治郎生まれる
 
1894(明治27)   ●日清戦争勃発
1897(明治30)    ●八坂・三津屋よりカナダ移民急増
1898(明治31)   ●近江鉄道運行開始
1904(明治37)   ●日露戦争勃発
1905(明治38)    ●ポーツマス(日露講和)条約調印
●南郷洗堰竣工
1909(明治39)   ●大津市内でガス・上水道供給開始
1911(明治44)   ●大津事件
1912(大正1)   ●明治天皇逝去
1913(大正2) ■萱尾−九居瀬間の越渓橋竣工/熊原神社前道路改修 ●大正政変・桂内閣総辞職
1914(大正3)                                                                       ●第一次世界大戦勃発
●大津より琵琶湖定期遊覧船運航開始
1915(大正4)   ●彦根町公会堂蝮エ
1917(大正6)                                   ●近江絹綿株式会社創立
1918(大正7) ■中畑・金剛橋竣工                         ●米騒動起こり、全国に波及



大正・昭和へ激動と
発 展
1919〜1935

戦後の復興と躍進

1936〜1959

高度成長期の中で

1960〜1970

多様化・複合化の
時代へ
1971〜1991

新しい世紀に向って

1992〜