大正・昭和へ激動と
        発展


1919年〜1935年

建設業は、大正〜昭和のわが国の近代化に大
きな功績をはたした。鉄道を敷き、道路を整
備し、河川を改修し、住宅から工場までさま
ざまな施設を作り上げた。しかし、一方では
土建屋、請負屋と呼ばれ、一人前の産業人と
認められることはなかった。湖国滋賀では、
彦根への県庁移転運動が、実現にはいたらな
かったが、県営彦根総合運動場の建設という
大きな成果を残した。その施工の中心となっ
た当社は、順調に事業を進展させた。しかし、
太平洋戦争の勃発により、国情は激変。建設
業も統合への道を歩むこととなる。



年  代

社 史・主 要 着 工 工 事 

日本・滋賀県の動き
1919(大正8) ■発電所用水路工事                    ●彦根−鳥居本間・佐和山トンネル着工
1920(大正9)                                                                 ●第1回国勢調査・人口約5,600万人
●彦根港湾工事着工(1927年竣峻工)
1923(大正12) ■横山随道(トンネル)竣工(鳥羽−上菅江間・延長330m・幅4m・馬
 蹄型コンクリート 巻立)                     
●関東大震災発生
●鈴鹿トンネル開通
1925(大正14)    ●普通選挙法公布
1926(昭和1)   ●日本放送協会設立
●彦根港・松原回旋橋着工(1927年竣工)
1927(昭和2) ■愛知川亘度橋竣工               ●金融恐慌起こる
●国内初の地下鉄・上野−浅草間開通
1928(昭和3) ■愛知川・御幸橋竣工                      ●日本商工会議譲所設立
1929(昭和4) ■県道彦根停車場線・県下初のソリジット舗装/日野川・鈴橋竣工  ●世界大恐慌・ニューヨーク株式大暴落
1930(昭和5) ■日野川・明治橋竣工   
1931(昭和6) ■犬上川・無賃橋竣工       ●清水トンネル開通・世界最長9702メートル
●満州事変勃発
1932(昭和7) ■彦根城壕常磐橋竣工         ●5.15事件
1933(昭和8) ■佐久良川・川合橋竣工/愛知川・御河辺橋竣工/川相・永涙寺線・
 政箕トンネル巻立改良工事                      
●日本、国際連盟脱退
●マルビシ百貨店開業
1934(昭和9)  ■犬上川・犬上橋竣工/彦根城外濠京橋竣工               ●丹那トンネル開通
1935(昭和10)                                    ●第1回琵琶湖まつり開健



創業・土木業黎明期

1892〜1918

戦後の復興と躍進

1936〜1959

高度成長期の中で

1960〜1970

多様化・複合化の
時代へ
1971〜1991

新しい世紀に向って

1992〜