一般的に設計事務所に支払う設計料はデザイン料のように考えられています。 他の住まいと違う高いデザイン性を持っているから設計費を支払う値打ちがあるのだという考え方がありますが、私たちは、デザイン性だけでなく、住まい手の要望を徹底して追及し、構造計算を繰り返しながら安全性を確保し、木材の知識や伝統的な技法による耐久性の追求、コストの問題など、住まいの設計にとって必要な内容について何度も繰り返し設計作業を行なっています。
一般的に、建築家の設計の場合、デザイン性はあるのですが、住まい手の要望が充分に取り入れられていなかったり、コストが高くついたりするケースが多く、木造住宅の基本的な知識が不足しているため、大工さんとの間にトラブルが起こったりするケースがあります。
私たちは常に職人さんと交流し、木材を自分たちで扱うことにより、木造住宅の設計者のトップを目指しています。
コミュニケーションルームには数多くの木材が常置してあります。また、木工室では木材の実際の加工もおこなうことができ、木材の美しさ、香り、肌合いなどを自分で確かめることができるようにしています。皆さんもご興味がありましたら、ご体験して見られてはどうでしょう。
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