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モデルハウスの考え方とポイント(滋賀)

 

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モデルハウスの考え方とポイント(富山)

 

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外部の特徴

日本の屋根形状の原点とも言える切妻屋根とし、夏の暑さをしのぐために深い軒の出としています。外壁の一部を板貼りとしていますが、デザインだけでなく、メンテナンスのしやすさも考慮し、貼る位置を考えています。雨戸はアルミサッシの既製品の雨戸枠に所員みんなで手を加えた力作で、桧板のスリットの隙間からは通気が可能な構造になっています。また、夜にはそのスリットからやわらかな光がもれ、とても良い雰囲気をかもし出してくれます。

プランの特徴

居間と食堂の2ヶ所の吹抜を設けることによって、空気の循環に配慮し、また、家族の気配を常に感じられるプランになりました。暖かい季節には和室の襖を開け放すことによって、食堂・居間・和室を一体的かつ開放的に使う事ができます。積雪地という事を考慮して、駐車場を建物に取り込みながらも違和感のないデザインとしました。事務所併用住宅という事もあり、事務所部分と住宅部分との動線が重ならないように配慮しています。

耐震性について

法律では要求されていませんが、構造計算により安全性を確かめています。北陸特有の重い雪の積雪地帯という事もあり、耐力壁の量は一般的な住宅の約2倍程度配置されています。また、材と材の継手には、耐震性の高い金輪継ぎという伝統的な継手を採用しています。

工法と材料

工法は木造在来工法とし、伝統的な継手や長ほぞ込栓などを採用しています。土台は耐久性を考え、能登産のヒバ(アテ)を使用しています。柱、梁は富山県産の杉材を使用しています。腐りやすく、シロアリにも弱い外材は一切使用していません。ムク材を使用し、耐久性が高く、耐震性にも優れたものとするために、すべて、地元大工さんの手刻みとしています。積雪の事を考慮しつつも、できるだけ大きな軒の出をとれるよう、構造計算によって垂木のピッチやサイズを決めています。

省エネ

木の住まいの良さを活かすために、深い軒と広い開口を採っています。夏涼しく、冬あったかい性能を確保するため、また、湿気の多い気候に配慮し、調湿性のあるウールの断熱材を採用しています。1階の床板には断熱材の上に36ミリの杉板を使用していますので、冬場でも足元が冷っとする事がありません。

設備機器

設備機器は耐用年数が住宅本体に比べて短いため、あまり高級なものを採用しないようにしています。

その他

おじいさんが植えた木を伐採する事から始まった家造りですので、多少の難のある材木でも構造的に問題のない範囲で無駄なく使用しています。また、できるだけ性能を科学的につかむために、外部、内部、床下、壁内、天井裏の温度や湿度をセンサーで感知し、コンピュータによりデータ化を行なっています。滋賀のデーターと比較する事により、太平洋側と日本海側との気候の違いや、この地方の気候と建物の合性を知ることができます。

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