総合的学習 手話・手話歌の授業3
     「あいさつ・手話歌の授業」
学習指導案  〜 「こんにちは、私の名前は○○です。」 〜

                                  
1.指導学年  第4学年
 
2.指導内容  ・簡単な手話を学習する。(あいさつ、動物など)
        ・手話歌を歌う。(森のくまさん)
        ・手話は、聾唖者のコミュニケーションの手段であることを知る。
 
3.準 備 物  
   <児童> 筆記用具、ノート
   <教師> 問題カード、指文字プリント
 
4.本時の展開

      授 業 の 流 れ

  指導上の留意点
 



簡単で、子どもたちが答えやすいものを5問程度行う。最後に1問だけ、難しい問題を出す。(Q:新幹線)




問題カード用意。
何人か、指名して、ジェスチャーで問題を出させる。
正しい手話表現になっていなくてもいい。





耳が不自由な人(聾者)と口が不自由な人(唖者)が使うことを押さえる。



様子によっては「聾唖者」という言葉も教える。











指文字五十音図を配布する






指文字五十音図を見ていてもかまわない。

できるだけたくさん練習させる。









部分部分、必要に応じて、手話の意味を教えていく。












時間があれば、掛け合いで、手話をつけて歌わせる。



原稿用紙


 



 

 今からジェスチャークイズをします。わかったら、手をあげて答えを言ってください。
 



 
 ・めがね
 ・バナナ
 ・かに
 ・いぬ
 ・魚
 ・くま  など
 


 

 今度は、みんなに問題を出してもらいます。
 


 
 ・たまご
 ・たぬき
 ・ぞう
 




 

 今やったものの中に、ほんとうに使われているものがあります。それを「手話」と言います。
 では、「手話」はどんな人が使いますか?
 




 
 ・聾者
 ・唖者
 








 

 耳の不自由な人と口が不自由で話しにくい人が使います。もちろん、耳や口の不自由な人と、みなさんのように不自由しない人との会話にも使われます。
 では、手話での会話を練習してみます。
 「こんにちは、私の名前は、○○です。」というのを練習します。
 








 
 ・「こんにちは」の手話をする。
 ・「私の名前は、○○です。」の手話をする。
 





 

 名前を表すときには、「指文字」を使うと、どんな名前でも言うことができます。
 指文字の表を見て、自分の名前を練習してみなさい。
 





 
 それぞれで練習させる
 



 

 近くの人と、「こんにちは、私の名前は○○です。」と、言い合いの練習をしてみなさい。
 



 
 近くの友だちと練習し合う。
 



 

 前に出て、みんなの前でやってみたい人はやってみなさい。
 



 
 前に出てやる。
 






 

 最後に、手話の歌をやってみます。「森のくまさん」です。
 「ある日」、これは「自然に」とか「偶然」という意味から、「ある」。これは、「時計」を表していて、「とき」。
 






 
 ある日
 




 

 「森の中」、これは、木がいっぱい茂っている様子です。
 「道」は、曲がりくねった道を手で表します。
 




 
 花咲く森の道
 


 

 では、歌いながらやってみましょう。
 


 
 手話をしながら歌う。
 


 

 今日の授業の感想を書きなさい。
 


 
 


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