12月31日大晦日、能登川は積雪30センチ以上の大雪の一日でした。
はやとさんのリクエストのおぜんざいをみんなでいただきながら、紅白歌合戦を観て・・・楽しい大晦日の夜を過ごしました。
寒い中、雪遊びをしている人たちがいます・・・
昨日の大雪が嘘のように晴れ渡りました。
2021年1月1日、あけましておめでとうございます。
今年はどんな一年になるのでしょうか・・・
ことしはコロナ感染拡大のため、みんな帰省できないけれど、お正月を止揚学園でゆっくり楽しめるようにと、いろんな所が美しく飾られています。
仲間のみんなの喜ぶ顔を想像しながら、クリスマスが終わった後から下ごしらえを始め、腕によりをかけて作ったおせち料理を、新しい本館で美味しくいただきました。
定番のおせち料理・・・栗きんとん、黒豆煮、出汁巻きたまご、筑前煮、紅白かまぼこ、に加え、止揚学園の定番お祝いメニュー・・・笑笑(シャオシャオ)バーガー(トロトロの豚の角煮と白髪ねぎがはさんであります)※フカフカの生地も全て手作りです。
大村寿司(長崎のお祝い時の押し寿司)※大きな寿司型も男性職員の手作りです。お寿司は写真で見るより、かなり大きく食べ応えがあります。
しっかりと味のしみたブリ大根、サーモンのマリネ、そしてお雑煮(加賀レンコンのすりおろし団子入り)※この後、お椀の中にお餅とかまぼこ、三つ葉、熱々の白みその出汁が注がれました。(滋賀のお雑煮は白みそなのです)
そしてデザートはフルーツの盛り合わせ。
どれも美味しかったですが、一番人気はやはり、黒豆煮、栗きんとん、出汁巻きたまごだった様です。
初めて止揚学園でお正月を過ごした仲間もいますが、皆沢山のごちそうに大喜びでした!!
その笑顔を見て、私たちも新年早々幸せいっぱい!(^^)!
去年のお正月、危篤状態で入院していたまなみさん、皆で祈りつつお正月を過ごしたことが思い出されます。
もう、あれから一年・・・本当にこれまで体験したことのない、すごい一年でした。
今、世の中に「正解」がない状態です。そして新しいこの一年がどうなっていくのか、だれにも想像がつきません。
ただいっしょに生活している私たちには、知能に障がいのある仲間たちの、ありのままの笑顔の先に確かに希望の光が見えているのです。
その光に向かって、みんなで新しい年も仲良く、笑顔で、そしていつも祈り支えて下さる皆様への感謝を忘れず歩んで参ります。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。