何時まで経ってもコロナ禍ですが、ささやかに園内で七夕祭りの行事をしました。
暑い夏を涼やかに過ごせますようにと、何日もかけてみんなで竹風鈴を作りました。
カランコロン・・・風が吹くたびに優しい竹の音色が建物に響きます・・・
自分たちで染めた和紙の飾りも一緒に風になびいています。
新しい本館の中庭に大きな笹飾り。毎日みんなで眺めて、これまで過ごした七夕や夏の行事を回想しました。
雨が降り続きましたが、工夫された濡れない飾りなので安心です。
短冊には「早くコロナが終わりますように・・・」「みんなで一緒に食事が出来る日が早くきますように・・・」そんな願いごとが多かったです。
七夕の日は大雨でしたが、はやとさんは「ひこぼしさんとおりひめさんあえる」と朝から言ってくれていました。
七夕の日に現れたすいかの怪獣。
何年か前の七夕祭りの行事でも、流しそうめんとスイカの怪獣をいただきました。
今は一人づつの食卓ではありますが、心込めて創られ、美しく盛り付けられた食事をいただくと元気が出ます!!
今日のご馳走は「天の川をイメージしたカラフルなそうめん」を具だくさんのおつゆにつけていただきました。鶏肉、牛肉巻き、しいたけとししとう、玉ねぎ、ウズラたまごの串カツは、2本づつあり、おなかいっぱい!!デザートはスイカ怪獣をグラスに取り分けて、サイダーを注いでフルーツパンチに。
竹風鈴の音色に集中するため、みーんな静かにいただきました。
コロナ禍ならではですね。
64歳以下の仲間たちの1回目のワクチン接種も、とうとう明日を迎えます。8月3日には2回目を終える予定です。
仲間たちは、ワクチン接種に向けて前向きです。長い長いコロナ生活、ワクチン接種をすることで、一歩前にすすめると信じているのです。
不安や恐れは誰にでもありますが、それを言葉で伝え、自分で納得し解消し、気持ちを紛らわせることの難しい仲間たち。そして先の見通しが見えないことが何より苦手な仲間たちの不安は、私たちの想像を超えるものだったと思います。
でも、どんな時も優しく明るい笑顔で私たちを信じてくれています。
だから、職員たちも「仲間たちのいのちをまもりたい」ただただそれだけで、色んな生活の規制のなかで頑張って感染対策第一の生活をして来れました。
コロナでも、それなりに生活を楽しんでいます。
写真の人参とキャベツは、学園で採れたものです。
相変わらず、少人数制で毎交代でドライブやおやつ作りを楽しんでいます。
新しい建物では、男性職員が得意のギター演奏をしてくれて、音楽の大好きなミツコさんは大喜び。去年の夏、流行った「香水」を演奏中です。
そういえば、この建物を建てて下さってた大工さんたちがこの歌、毎日流しておられました。
早く、皆様に新しい建物を見ていただく日が来ますように・・