「仕組み化・システム化」には、たくさんの質問が届いています。

経営者が店舗設計する時に、一番大切な考え方だと思っています。

※この管理人メモも最終部分に入ってきています。

ここまでに質問がいくつか届いていますので、その返信を紹介して、残りのコラムを配信後に、携帯版メルマガに切り替えます。

利益を上げる経営者は、業種に関係なく「仕組み化・システム化」を考える

利益を上げるポイントはたった一つ。

前回までに、「仕組み化・システム化は、素早く提供するためのルール作り」ということを書きました。「満席時を想定して、店舗全体を設計することで、売上を上げ、経費を抑え、利益を出す」という考え方です。

今まで関係した店舗、案件・事例の中で、利益を出せない店舗は、満席になると料理や商品の提供が遅れ、接客も雑になることで、全体が回転しなくなります。入ることができなくて帰るお客さんもたくさん出ます。

お客さんが来ても、そのお客さんを店舗内に入れることができないのですから、利益は上がりません。「仕組み化・システム化」は、満席時を想定して作り込みますから、客数が増えれば、売上・利益は上がります。

繁盛店、人気店舗は、満席時でも必ず対応できる

満席時に店舗が対応できなければ、忙しかったのに売上と利益は期待するほど上がらない。満席時を想定していないメニュー構成や接客方法になっているので、これが繁盛店、人気店舗との差になります。

「仕組み化・システム化」とは、満席時に利益がもっとも上がる店舗設計を考えることです。この時に、スタッフ数が少なく(人件費が掛からず)ても、多くのお客さんに料理や商品を提供できる店舗を作ること。

調理を担当する人は、質の高い料理や商品を作ることに集中し、接客を担当する人は、お客さんを待たせないように工夫することに集中する。それぞれが担当する仕事に集中できる時に、利益がもっとも上がります。