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渡航先の出入国カードの紛失に気をつけて
海外旅行経験者ならご存知だと思いますが、機内では渡航先の出入国カードが配られます。国籍や渡航目的などを記入し入国の際にイミグレーションでパスポートと共に入国審査官に提出するものです。この出入国カードは渡航先の国を出国するまで持っていなければならないものですが、紛失してしまう人がしばしば見受けられます。日本の場合は通常、帰国の際の入国カードをホッチキスでパスポートに留めてもらえますが、外国の場合はパスポートにはさむだけの場合がほとんどで紛失しやすいのです。出来ればクリップを数個パスポートにつけておきこのカードをしっかり留めておくことをおすすめします。
[インドネシアでのトラブル]
インドネシア出国時のトラブルとして、パスポートと一緒に渡したこのカードを審査官がわざと抜き取り、金銭の要求をするケースなども耳に入ってきています。私の場合は他人の出国カードをはさまれたこともありますので、自分のパスポートを受け取ったらその場で、カードがあるか、自分の記入したものかを十分に確認して下さい。外国では以外と緊張したり、荷物などに気をとられたりして見落とすことがありますので気をつけて下さい。
また、入国・出国共にパスポートに押されたスタンプの日付が間違っていないか、審査官の目の前で確認することもお忘れなく!
ここ数年、インドネシアの入管・税関での係官の応対はやや改善されてきているようには聞いていますが、不正行為には毅然とした態度で臨みましょう。
その他、スーツケースなど預け入れ荷物を取る際に、勝手にカートを持ってきたり荷物を運んだりしてチップを要求するような場合もありますので、その気のない方は自分のことは自分でするという心構えで行動して下さい。外国では何事もYES・NOをはっきりさせることがトラブルを未然に防ぐことにつながりますので、曖昧な態度はくれぐれも注意して下さい。
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小額のドル紙幣を
インドネシア入国には観光目的においても到着ビザ制度により、査証料が必要となっています。また、お土産など帰国時に手荷物が多くなった場合には、エクセス(超過料金)を取られることがあります。基本的に支払いはドル建てなので、あらかじめ日本で両替したドルを小額紙幣でいくらか持参すると便利です。
現地通貨ルピアは日本で両替できなくもないですが、取り扱い金融機関が限られたり、レートがあまり良くありません。帰国時にもし高額の余ったルピアがあれば、空港使用料や飲食代金などの空港で必要な分は除いて、現地で円もしくはドルに両替しておかれることをおすすめします。
また、バリ島やジャカルタでは円からルピアへの両替に不都合なことはまずありませんが、最終日の買い物の都合などで少しだけ現地通貨に両替したいといった場合に備えて、1万円札以外にも5千円札、千円札も用意しておきましょう。
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