第五回

 大体大まかな加工が終了したので次は下地処理に入ります。
 サーフェーサー吹いて、気泡や傷を消して磨き込んでツヤツヤにします。
 その作業と平行しながら、ついでにカラーチップを使って調色も平行して行います。個人的に、この作業大っきらいです。
 さて、今回これを見た友人にキモいって言われましたが、別の友人には「最近プラモばかり作ってるけどクビになったのか?」と聞かれました。ギリギリなんとかクビにはなってません。ウチに帰れた日の就寝前の一〜二時間を削って作ってます。だから製作ペースが激遅で、更新ペースも遅いです。すいません。
9 表面処理
 とりあえずサフを吹いてある程度表面処理を終えてから、フェイスパーツを接着しました。
 何で一度サフ吹いてから接着しているかと言うと、単なる気まぐれです。理由はありません。
 このコーナーのモットーは「適当」ですから、気にしないで下さい。

     
取りあえずサフを吹く 頭部パーツ合体

 そんなわけで、適当にサフを吹いて削ってパテ盛りで気泡が出来ていたところとか小傷とかを滑らかになるようにサンディング(ヤスリがけ)してサフ塗って…、を気が済むまで繰り返します。ただ、あまりサフを厚く吹きすぎるとサフが気泡作ったりするので出来る限り、均一に薄く吹きます。
 この手の複雑なパーツのサンディングに便利なのが、スポンジ研磨剤です。スポンジに研磨剤を接着させてあるもので押しつけるとスポンジ変形するので、曲面に対応出来る優れものです。

  
ホームセンターで購入

 スポンジヤスリは目詰まりしても、水で洗うと復活するので耐水ペーパーにくらべ多少高価ですが、元は取れるので買って損はない工具の一つです。これを必要分切って使用してます。

  
下地処理終了

10 下地処理 & 塗装準備
 塗装の下地としてパーツ全体につや消しホワイトを吹きます。

  
全体につや消しホワイトを吹きます

 ここで手を休めて、これからの作業のための準備をします。みんな大好き、カラーチップの作成です。

  
カラーチップ

 カラーチップとは調色の時にその色の出来合いを調べるために使うプラ板等の切れ端の事です。普段は適当に調色してるんですが、こういう色彩にシビアな物の場合、何度も本体に直接重ね塗りするわけに行かないので試し塗りに使ってます。
 一個一個必要な時に作っていたら面倒ですので、下の写真の要にプラ板を適当にPカッターで卦がいて量を作っておいて必要分切り離してつかってます

  
必要分切り離す

 これに調色した色を吹き付けたり、混色してグラデーションチェックしたりして使います。

  
クリッピングして使う

 例によって作業中の写真を取り忘れてしまいましたが、上のようにクリップでつまんで使います。今回、髪の毛のグラデーションと肌色のチェック、目のカラーチェックに使用しました。

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