毎朝の合言葉は「寒いね~」です。
遅くなりましたが、止揚学園での10月からの出来事を綴っていきます。この秋も沢山たくさんの出会いを与えられた時でした。沢山写真載せます!!
10月13日は召天者記念礼拝運動会と、職員の松本さん、入園している仲間のお母さま、職員の義母の納骨式を行いました。3人の方を加えて100名の方が納骨堂に入られることになります。
福井生の礼拝のはなし
・・・仲間たちは、プールで泳いで「自分がうれしい!」だけでなく、色んな方々の笑顔と心が繋がってプールで遊べたこと、そしてプールも毎日皆が泳ぎに来ることを待っていてくれて「プールさんありがとう」とプールも葉っぱや石ころ、自然とも心の優しい場所で声を聞きあっていること、心の深いところにある「うれしい心がある場所」を私たちに教えてくれます・・・・
仲間たちが、天国にいるお父さん、お母さん、一緒に暮らした仲間たちに語りかけて歌を歌ってくれました。
円(まる)の広場でお花を捧げました。
楽しいお弁当の時間。
運動会のはじまり~来客の方を交えて、どんなものに出会った時にこころがうれしくなるかを
グループごとに発表しました。「花に出会ったらうれしいです!!」
「こころがうれしい!!」みんなで嬉しいのポーズ。
「プール」に出会ったら心がうれしい!!
今年の運動会のテーマは「心がうれしい、みんながうれしい」です。
外に出て玉入れやリレーをしました。
玉がいっぱいになると、「せーの、うれしい!!」と沢山の心が弾けました!!
テーマどおり、うれしい心が沢山集まり、弾け、響きあいました。
手作りのフォークダンス「こころがうれしい、みんながうれしい」を踊り、楽しい一日を過ごしました。
今年も召天者記念礼拝に出席するため、韓国から崔さんがご友人の方と帰ってきて下さいました。みんなの大好きなチャプチエを作って下さり美味しくいただきました。
10月22日から25日まで、今年も韓国のポチョン市から12人の福祉関係者の方が宿泊研修に来られました。3月に福井生を韓国の講演会に呼んでくださり、そこで講演を聞かれた方々で、今回は現場職員がほとんどです。
韓国でも障がいのある方の高齢化が進み、その中でどのように生活の質を保証し、何をもっと考慮していくのかということを止揚学園に学びに来られました。
韓国の皆さんが準備をして来て下さり、一緒に摘んだ野の花を白いハンカチの上に置き、その上からスプーンでトントンと叩いて染める「たたき染め」をしました。
どんな作品ができるかな?
こんな素敵な草花染めが出来ましたよ!自然の草花の色がとてもステキで世界に一つのハンカチです。
作品作りをしている間に、もうひとグループの皆さんはキンパップとチャプチエを作って下さいました。キンパを巻くのの早いこと早いこと❣
本場の味は最高に美味しかったです。カムサンハムニダ~
東近江市にあるあゆみ福祉会様と工房シュシュ様の見学にもいきました。ご丁寧に案内してくださりありがとうございました。
昨年に引き続きこの研修を企画されたヘトゥヌンチプの園長チョン氏は、「どういうサービスが喜ばれるか、ではなく根本的な幸せとは何かを考えています。私の願いはポチョン市の障害福祉に携わるすべての人が止揚学園で学ぶことです。」と止揚学園で過ごした4日間を振り返り語られました。
10月21日には、京都の同志社小学校から4年生90人が来られました。
運動会をしたり、作品作りをして、仲間たちと一緒に過ごしました。
11月4日から7日まで、東京の青山学院初等部から小学校4年~6年の子供たちが13人今年も短期留学に来られました。1981年から始まったこの交流も今年で42回目になりました。(コロナ禍は残念ながら交流が出来ませんでした)写真は安土城跡に遠足にいった時のものです。琵琶湖がきれいです。
焼きそば大会。子供の頃に、障がいのある仲間たちと過ごす、この体験は何ものにも変えられない宝物です。
みんなと握手し、泣きながら帰っていく子供たち・・・・神様が与えて下さったこの瞬間を心から感謝しています。仲間たちは私たちのような言葉は話せませんが、いのちを温め合う生き方や心の居場所、沢山たくさんのことを子供たちに伝えてくれました。
11月9日はひと月に1度の家族の会。献立は、栗ご飯、ぶり大根、柿の白和え、シジミ汁(NHKの朝ドラをみんな楽しみに観ていますが、それに出てくるしじみ汁があまりにも美味しそうなので)デザートは抹茶ゼリーでした。秋をたくさん感じるご馳走を、ご家族の方と楽しくいただきました。
昔は琵琶湖でとれたしじみ汁をよくいただいたものです・・・
食事のあとは「今年一番の思い出のさいころトーク」をし、ご家族の皆様や仲間たちの「うれしかったこと」「感動したこと」「私の推し」などの色々なお話を聞き盛り上がりました。
インフルエンザが大流行しています。どうぞ皆様おからだご自愛下さい。