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Elvis News (Oct.-Dec. 2014)
(Compiled by Haruo Hirose)
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(Dec.25, 2014)

 <エルヴィス関連 テレビ放送のお知らせ>

エルヴィス・プレスリー生誕80周年特集! 6番組一挙放送

スカパー! ミュージック・エア (Ch.638 その他)
1月 8日(木)18時30分 〜 (再放送 随時)

1935年 1月 8日に誕生した "キング・オブ・ロックンロール" エルヴィス・プレスリーの 生誕80周年を祝し、 日本初放送の ドキュメンタリーを含む、 6番組を一挙放送!

1/8 (木) 18:30〜19:20 エルヴィス・プレスリー: 夏の日の1956 (初放送)
1/8 (木) 19:20〜20:10 エルヴィス・プレスリー: ライヴズ・オン
1/8 (木) 20:10〜21:15 エルヴィス・プレスリー: ブロードキャスティング・ライヴ
1/8 (木) 21:15〜22:20 エルヴィス・プレスリー: フロム・ザ・ビギニング・トゥ・ジ・エンド
1/8 (木) 22:20〜23:10 エルヴィス・プレスリー: 伝説のコンサート
1/9 (金) 00:45〜02:00 エルヴィス・プレスリー: ジェネラス・ハート

エルヴィス・プレスリー:夏の日の1956
 1956年の夏、21歳のエルヴィス・プレスリーの恋愛模様など日常生活をリアルに捉えたドキュメンタリー。当時の貴重なプライベート映像を交えてお送りします。
 (注: この番組は初放送と謳ってますが、 10年ほど前に NHKで 放送されたことがあります。 但し、その時は ズタズタに カットされてましたので、 字幕付き完全版なら、 初放送といえるでしょう)



(Dec.16, 2014)

 (これは特にエルヴィスとは関係ありません)

「リバーダンス」が10年ぶりにやってくる

 私に舞台を観る楽しさを教えてくれたのが この「リバーダンス」です。 来年4月に 約10年ぶりに来演します。 もう既に チケットの先行発売は 始まっていまして、 私は良い席を 確保しました。

リバーダンス来日公演特設サイト

 私が「リバーダンス」を知ったのは、 1997年に ハワイに行った時、 ホテルのテレビに何度も 「リバーダンス」の ビデオ発売の短いCMが 放送されていたのです。 それを見て、興味を持ち、 買って帰って見ると、これが素晴らしいの一言。 あまりの素晴らしさに、 何10回と 見たことでしょうか。

 幕間の7分のショーから始まった「リバーダンス」

 1994年のユーロビジョン・ソング・コンテストで、 ヨーロッパ各国の 歌の発表が終わり、 優勝曲が 選ばれるまでの 審査の間の 時間つなぎのために作られた 7分間のショー、 これが「リバーダンス」 の始まりだったのです。 この時の反響が素晴らしく、 これを元に 2時間のショーが 作られました。

 当時、アイリッシュ・ダンスと言えば、 田舎のダサい踊りと 思われていたのですが、 「リバーダンス」によって アイリッシュ・ダンスは 復権しました。 それもこれも、 プリンシパル・ダンサーの二人、 マイケル・フラットリー (Michael Flatley) と ジーン・バトラー (Jean Butler) の功績 によるものでしょう。

 「リバーダンス」の初来日公演は 1999年のことで、 既にマイケル・フラットリーも ジーン・バトラーも 「リバーダンス」を 離れていて、 見ることは 叶いませんでした。

Jean Butler in Japan (2006)

 ジーン・バトラーこそ アイリッシュ・ダンス界の ニコール・キッドマンですね。 彼女は 2006年に キーラという アイリッシュ・バンドの ゲスト・ダンサーとして 来日しました。

 左の写真は その時の大阪の クラブ・クアトロでの公演で 私が撮ったものです。 出待ちもして 彼女のサインも ゲットしました。

 私がサインを貰ったのは、 バレエの ニナ・アナニアシヴィリ、 オペラの アンナ・ネトレプコ、 そして このジーン・バトラーの 3人だけです。


マイケル・フラットリーは アイリシュ・ダンス界の エルヴィス・プレスリー

 私がハワイで買った「リバーダンス」のビデオは マイケル・フラットリーと ジーン・バトラーが 主演なのですが、 このビデオは日本では 発売されませんでした。 と言うのも、 「リバーダンス」の 余りの大成功により、 マイケル・フラットリーとプロデューサーの間で 権利関係の裁判沙汰に なったからです。 1999年に日本で発売された 最初の「リバーダンス」のビデオは コリン・ダンと ジーン・バトラーが 主演なのですが、 コリン・ダンでは スター性において マイケル・フラットリーには 遠く及ばないのです。

 「リバーダンス」を離脱したマイケル・フラットリーは、 「ロード・オブ・ザ・ダンス」を プロデュースし、 こちらも大成功を収めます。 名声と巨万の富を得た マイケル・フラットリーは、 一度も来日することなく、 今や半分リタイヤした生活を 送ってるようです。 私が彼を 「アイリシュ・ダンス界の エルヴィス・プレスリー」 と呼ぶ理由は 下のビデオを 見ていただければ 解かるでしょう。

Lord of the Dance - finale

Feet Of Flames (ロンドンのハイドパークで行われた "Lord of the Dance" の特別公演)



(Dec.10, 2014)

"One Night Of Sin"

 1985年のアルバム "Reconsider Baby" で発表された、オリジナル歌詞版 "One Night"。 この "One Night Of Sin" の "Sin" が何なのか よく分かりません。

One Night Of Sin (意訳)

罪深い夜こそ
俺に課せられた代償
俺がやったことが
世界を硬直させてきた

俺の名前を呼ぶな
恥ずかしいだろうが
救いの手にも去られ
ああ 自分が嫌になる

ずっと静かに暮らしてきた
決して悪さもしなかった
今 分かった、静かな暮らしって
害以外の何ものでもないと



(Dec. 8, 2014)

"Stranger In My Own Home Town" ホームタウンのストレンジャー

 10数年前に、全曲エルヴィスのバレエが "Blue Suede Shoes" というタイトルで、 EPEの協力の下、 作られました。 中でもこの "Stranger In My Own Home Town" の振り付けが 特に好きです。

Stranger In My Own Home Town - ホームタウンのストレンジャー (意訳)

まるでよそ者
まるでよそ者のような扱い
まるでよそ者
まるでよそ者のような扱い

昔の仲間の冷たい態度
今にお前らを 見返してやるぜ
見返してやる

更生して 帰って来たんだぜ
5、6年前にな
更生して 帰って来たんだぜ
5、6年前にな

でも、故郷も俺を避けやがる
もう歓迎されてないってことだな
歓迎されてねぇ!



(Nov.10, 2014)

毎月19日は 「立川エルヴィスの日」

立川シネマ・ツー (JR立川駅より徒歩6分)
東京都立川市曙町2-42-26  (地図)

「エルヴィス、ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ」(極音)上映
 11月19日(水)  @ 13:00 〜 

※ アプローズ上映中!!
 好評をいただいております『ELVIS: That's the Way It Is』極上音響上映。 生(なま)さながらの音量と クオリティで、 ロックンロールのキングの ステージを楽しんで いただいておりますが、 たくさんの方の ご要望にお応えして 「ライブ」らしく、 拍手・歓声をOKとする 「アプローズ上映」 にさせていただきます。
 黙って座っているより、参加した方がもっと楽しんでいただけるはず。 極上の音響に ファンの生の拍手や 歓声がかぶさった時、 もはや 映画でありながら 映画とは別の次元の エンタテイメントに 昇華されるはずです。
 ご鑑賞のお客様は、あらかじめご了承いただき、 思いっきり楽しんで下さい!



12/19(金)「エルヴィスの日」最終日、 湯川れい子さん トーク・ショー付 上映開催

 ほぼ一年間に渡って開催してきております 「立川エルヴィスの日」 の最終日にあたります 12月19日(金)は、 生前 エルヴィス・プレスリーと 親交のあった 音楽評論家・作詞家の 湯川れい子さんに お越しいただき、 トーク・ショーを 行っていただきます。

 この日はご来場の方全員に、 この1年の感謝を込めて、 今イベントのポスターを プレゼント。 さらに 湯川さんから 3名様だけに 特別なプレゼントも ご用意いただいております。

 チケットは発売中です。 Web予約でも、 シネマ・ツー窓口でも お求めいただけます。 完売必至、 ぜひお早めにお求めください。

【極上音響上映】 『ELVIS: That's The Way It Is』 湯川れい子さん トークショー付上映

日時■ 2014年12月19日(金) 13:00 開演  上映前にトーク・ショー (約30分を予定)
場所■ シネマ・ツー aスタジオ
料金■ 有料会員シネマ・シティズン 1,000円 / 一般1,800円均一
チケット■ 発売中。ご予約はこちらから→ http://cinemacity.co.jp/cinemacity/studio.php?mid=106



(Nov. 4, 2014)

"Tomorrow Is A Long Time" 明日は遠く

 "明日が短く" 感じられる年代になっても、 この歌詞の意味が よく解かりませんね。 2年前に一度 翻訳しましたが、 再挑戦であります。

 この曲は 1966年にエルヴィスの 「カリフォルニア万才 (Spinout)」 のサントラ盤の ボーナス・トラックとして 発表されました。 この当時、 ボブ・ディランの原曲を 探したことが あるのですが、 発表されてなくて、 数年後になって、 やっと ボブ・ディランのレコードが 出ました。 それも ライブ盤でしたから、 60年代には ボブ・ディランは この曲を スタジオ録音してなかった と思います。 ですから、 エルヴィスは ボブ・ディランの歌を聴いて、 この曲を録音した のではないのです。 エルヴィスの レコード・コレクションの中に オデッタのレコード "Odetta Sings Dylan" があったことから、 オデッタの歌で知ったと 言われてます。
 

Tomorrow Is A Long Time - 明日は遠く (意訳)

(**)
もし 今日が はてしなきハイウェイでなく
もし 今夜が はてしなき山道でなく
もし 明日が そう遠くないと 思えたなら
淋しさなんて 俺には関係ないことさ

( * )
もし 愛する人が待っていたなら
もし 彼女の鼓動が聴こえたなら
もし 彼女がそばにいたなら
も一度 俺は寝床につけただろう

水に映る 己の姿さえ見えず
人を傷つける言葉しか 言えず
己の歩く 足音さえも聞こえず
己の名前までも 思い出せない

( * ) 繰り返し

美しきもの、きらきら輝く 川のせせらぎ
美しきもの、まぶしく輝く 夜明けの太陽
これらでさえ 到底及ばぬ 美しきもの
それは 愛する人の瞳の輝き

( * ) 繰り返し
(**) 繰り返し
( * ) 繰り返し



(Oct.29, 2014)

「大瀧詠一のジュークボックス 〜 エルヴィス・プレスリー編」

 昨年暮れに亡くなられた大瀧詠一氏が、 自宅のジュークボックスに入れて 愛聴していた エルヴィスの レコードを集めた アルバムが 12月3日に 発売されます。 曲目を眺めると、 氏が小学校高学年から 中学生時代に 聴いたであろう 曲名が並んでいます。 私もそうですが、 この時代に聴いた歌が 何かにつけ 思い出されるのであります。

「Elvis '60s Box」
"From Nashville To Memphis, 60s Masters"

 1993年に発売された 「エルヴィス '60s ボックス」のために 大瀧詠一氏が書かれた、 「'60s ポップスとエルヴィス」という 寄稿文がありまして、 ファンの間では 有名なのですが、 なにぶん 20年も昔のことであり、 今では入手も困難であり、 読まれた方も 少ないであろうと思い、 ここにアップしました。

 「'60s ポップスとエルヴィス」 大瀧詠一



(Oct.20, 2014)

Wearin' That Loved On Look

  「ウエアリン・ザット・ラブド・オン・ルック」 (Wearin' That Loved On Look) なんて、 学校で習ったことのない 英語表現だから、 最初は 意味がさっぱり 分からなかったですけど、 "Loved on look" を逆に綴れば "Look of love"。 これなら ダスティ・スプリングフィールドの ヒット「愛の面影」の 英語タイトルですね。 "The look of love is in your eyes" 「恋してるのが  あなたの瞳に見て取れるわ」 なんちゃって。 "You're wearin' that loved on look" を、私は 「何をウキウキしてんだよ」 と訳しましたけど、 「お前が恋してるのが ミエミエだぜ」 ってぐらいの 意味でしょうか。 上のビデオは、 コディ・スローターの加工映像に エルヴィスの歌を 被せたものです。


Wearin' That Loved On Look  (意訳)

俺が家を空けてる間
良い子にしてると 言ったよな
しかし その目は ウソだと 言ってるぜ
きっと 何かあったに 違いねえ

(*)
ベイビー、何をウキウキしてんだよ
やいやい やいやい
ベイビー、何をウキウキしてんだよ

灰皿は 灰でいっぱい
床には ゴミがいっぱい
下のクソ野郎が言ってたぜ
パーティを 3日もやってたって

 (* 繰り返し)

もし お前が俺を 愛してたなら
ボニーとクライドは カタギだったさ
鳥は飛べず 俺はパイ嫌い
木も枯れちまうぜ アーカンソー

 (* 繰り返し)



(Oct.15, 2014)

"What's My Line?" (November 1964)
Reiko Yukawa 湯川れい子

 1964年10月、初めて米国を訪れた湯川れい子さん。 ひょんな事から CBS-TV 日曜夜の人気番組 "What's My Line?" に出場することになりました。 "What's My Line?" は昔 NHKで放送されていた 「私の秘密」 に似た番組で、 出場者の職業を当てる クイズ番組。 結局、正解は出ず、 湯川さんは 賞金50ドルを 獲得しました。

 日本語字幕を付けてみましたけど、いつものことながら、 解からない部分は、 無視したり、 適当に 想像を働かせたりして 付けました。

 1964年11月、湯川さんが "What's My Line?" に出場した時の貴重映像。

 アーリーン・フランシス (Arlene Francis) が自分の名前の発音に こだわってるのは、 日本人は RとLの発音の違いが 聞き取れないからで、 そのことを言ってるのです。

 「ジャパニーズ・ビートル」 (Japanese beetle) とは、 コガネムシのことで、 農作物を食い荒らす 害虫として、 農家に嫌われていた。 それを 「ザ・ビートルズ」にかけた ジョークなのです。



(Oct.12, 2014)

「ダメよ〜 ダメダメ」 今年の流行語大賞か?

DON'T -  ドント (オリジナル歌詞、意訳)

「ダメよ〜 ダメダメ」 もう こればっか
君を抱きしめ、これからって時に
気持ちも高ぶり、キスって時に
もう 「ダメ」と言わないで

ダメダメ、僕の抱擁を避けないで
この腕の中に 入っておいで
夜も寒くなり、抱きたくなる時に
もう 「ダメ」と言わないで

思ってるのかい、これは ただのお遊びだと
思ってるのかい、僕が出まかせ言ってるとでも

ダメダメ、そんな風にとらないで
ずっと僕は君の恋人だよ
信じていい、僕は離れないよ、絶対に
もう 「ダメ」と言わないで


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