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ウマい!安い!
格安でしかも本格的な味を提供してくれる
バリ島のおすすめのお店をご紹介します。
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MADURA IN

バリ島で大多数を占めるバリ・ヒンドゥー教徒の人たちは、お祝い事といえば豚料理となる。一方、イスラム教徒の人たちはと言うと、そういったときには山羊を食す。
その山羊を使った料理で一番ポピュラーなのが、このサテ・カンビン(山羊のサテ)だ。山羊料理はイスラム教徒のためだけにあるのではなく、バリ・ヒンドゥー教徒の人たちにも人気だ。
山羊肉はマトンのようなクセはなく、初めての人でも抵抗なく食べられるようだ。そして、このサテと一緒に食べるGULE(グレ)と言われる肉カレースープがまたイケる。
山羊の出汁が効いていて、ご飯の上にかけて食べるとgood!ちなみにお値段は、ライス、サテ10本、そしてこのスープを入れてRp15,000(約200円)。2007年6月現在
僕も今まで、いろんな屋台でこのサテ・カンビンをトライしてきたが、どこも皆、美味しくそんなに外れたことはないが、もしお勧め店を選ぶとしたら、この「MADURA IN」は有力だ。
店名の通り、ここのオーナーはマドゥラ人(ジャワ島)だ。そもそもサテ・カンビンの発祥の地はマドゥラだそうで、バリ島のサテ・カンビン店のオーナーもマドゥラ出身者が多いとのこと。
普通、サテ・カンビンの店は夕方くらいからオープンするのが普通だが、ここは逆に早いんだ。朝8時に開店し、大体午後2時くらい、肉が完売した時点で閉店だ。
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場所 |
イマンボンジュール通 北 ホテル『Taman Suci』隣 |
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2007.6.12 |

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Cample〜Cample (チャンプル・チャンプル)

既に日本でも、雑誌やネットで取り上げられるほどの有名店である。このチャンプル屋は、おそらくクタ地域だけで百店舗以上あるチャンプル屋の中で
も、人気度ではベスト5に入ると思われる。まだ2005年にオープンしたにもかかわらず、既にトップクラスだ。
ここの味は、いわゆるインドネシア生粋の「野性的」な美味しさとはちょっと違い、より洗練された「マイルド」な味なんだ。通常、外国人向けのレストランの味付けには、僕にはちょっと物足りなく感じることが多い。ちょっと薄口なんだ。
しかしここは別だ。薄口ではなく、一つ一つの味はしっかりしつつ、且つマイルドなんだ。今ではインドネシア人だけでなく、在住の外国人にも広く支持されていて、ランチタイム以外の時間帯でも結構お客が入っている。
40種以上に及ぶおかずは、ここのオーナーのクトゥ(バリ人男性)の義母さんのウィジャさんが指導し、料理経験のないスタッフたちを育ててきたそうだ。努力の甲斐あって、この頃では、スタッフたちに任せても味にぶれがなくなってきたとのこと。
ウィジャさんは華系インドネシア人で、いつもレジにニコニコ顔でレジに座っている。なるほど、このマイルドな味は、彼女から来ているのかと納得。
オーナーのクトゥに、奥さんは店を手伝わないのかな?と訊いたところ、奥さんはそこから100m離れた、今では足裏マッサージではバリ島ナンバー1の『Cozy』を経営しているというではないか。あの有名店の??
『Cozy]』ができるまで、足裏マッサージは、全身マッサージの日陰にいつも位置していたが、『Cozy』開店後、その技術や施術環境の質の高さのより、足裏マッサージをエステサロンと同じ舞台に乗せたんだ。
この『チャンプル〜チャンプル』と『Cozy』の共通点は、双方とも、ローカルプライスから見ると決して安いというわけではないのだが、このクオリティだったらこれぐらい払っても安いくらいだなと観光客ではなく地元の人間を納得させてしまうものを持っていることだ。
そしてもう一つ。双方ともあまり宣伝をしない。ガイドにも頼らない。口コミだけで短期間に急成長したんだ。夫婦ともども順風満帆だ。
オーナーのクトゥは、もうすぐ父親になるという。彼はハード・ロック・カフェで10年間接客してきただけあって、物腰や話し方が大変にスマートだ。
これからももっと成長していくことだろう。
場所 |
クタ、サンセット通 ブロックC シンパン・シウール北100m |
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2007.6.9 |

◆

サテ・イカン

「サテ」と呼ばれる串焼きは、バリ島でも大変な人気だ。素材は、鶏、山羊、牛、豚、魚 と幅広い。
一般的には、屋台の数からしても、山羊と鶏が一番人気で、僕も結構な頻度で食べる。この魚のサテ(サテ・イカン)は、それらに比べてちょっとマイナーだが、食べ始めたら止まらなくなってしまう。サテ・イカンはマグロが主素材だ。二種類のタイプがある。
1) |
Lilit(リリッ(t)) つくねのような食感。チリとココナッツが魚のすり身にとてもマッチするんだ。 |
2) |
Tusuk(トゥスッ(k)) これはすり身ではなくスライスされたマグロ肉の串焼きだ。マグロのぷりぷりした肉感を楽しめる。 |
上記二種類のサテ以外にも通常Pepes(ペペス)と呼ばれる葉に包まれて蒸し焼きにされたすり身も販売されている。これはちょっと辛めだが、ご飯のおかずには最適。
この路端のサテ・イカンは、どこで買っても、それなりに美味しいんだ。はずれが少ない。僕の馴染みは、アンタスラ通を北に行ったところの路端で夫婦で出している店だ。ここのサテは肉の量も多いし、値段も良心的だ。
上記のLilit、Tusukに限らず、とにかく6本でRp2,000(約26円)。実は今日の夕飯もこれだったのだが、家族3人分の30本をテイクアウトした。
僕は、ここのおじさんに、どうしてもっと人通りの多い場所で販売しないのかと思わず訊いてしまった。この味だったら市場の方へ行けばここの何倍も売れると思うのだが。
おじさんは、カラガッサムというバリ島の田舎から3ヶ月前に奥さんと乳呑児を連れてデンパサールに来たばかりだ。もっと混雑するところで売ってみたいが、まだ、そこに行く移動手段すらない。だから今は家の前の路上で経費をかけないで売り、将来のためにお金を貯めているという。んー流石だな、皆、堅実だ。見習わなくては。
場所 |
Antasura通 46番の前 営業時間 15:00-21:00 |
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2007.6.6 |

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食パン

友人から教えていただいてから、ずっと贔屓にしているのが、このアルファ・スーパーマーケットにあるパン屋さんの『食パン』だ。味、歯ごたえ、弾力性、などが一番しっくりくるんだ。それに嬉しいことに三斤分が一本でRp10,800(140円)という安さだ。
我が家は、ビザトーストでも食べられるように、カットされる前の段階で購入する。店頭ではカットされて一斤単位でしか販売されていないので、それを求める人は、厨房に勝手に入り、カットされる前のパンの中から好きなものを選べばよい。
客が勝手に厨房に入っても文句は言われないというのもすごいが、今回のように写真まで喜んで撮らせてくれる。
何て大らかなお国柄だ。僕も見習わなくては。
場所 |
アルファ・スーパーマーケット内 イマンボンジュール通 |
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2007.6.3 |

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マルタバック

数年前、娘の友人が自宅に遊びに来た際に、お土産として持ってきてくれたのが、このムルタバッ(k)だ。それ以来ファンになり、我が家は夕飯のおかずに、これをしばしば食べるようになった。
「春巻」と「お好み焼き」を足して二で割った感じ、では想像しにくいな。「葱と味付きチキンミンチのお好み焼き」を揚げた感じ、といった方がちょっとイメージに近いかな。
サイズにより値段が違うのだが、我が家はいつも一番大きいものをテイクアウトする。自宅でご飯と一緒に、「おたふくソース」をかけて食べるのが我が家の食べ方。
値段
大:Rp15,000(195円)
中:Rp12,000(156円)
小:Rp10,000(130円)
場所 |
僕がいつも買う場所は、
ラマヤナ百貨店から北へ50m。交番の裏。 |
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2007.6.1 |

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