住まいの価格については、誰もが気になるところです。世間では、住宅の広告が氾濫し、ローコスト住宅の宣伝もたくさんなされています。本当のところどれぐらいの価格が一般的なのでしょうか。表に書かれている価格は、住宅金融公庫で借入れをした建物の建設価格です。地域別に詳細にみることができるので、公庫のホームページを覗いて見てください。この資料をみると、木造在来工法が一番安いことになっています。一般常識ではプレハブや2×4住宅の方が安いように思われていますが、実際はそうでもないのです。ハウスメーカーを中心とするプレハブ住宅や2×4住宅は宣伝上は安く見えるようにしていますが、実際の契約ではそこそこの価格で契約されています。木造在来工法が安いのは、建売住宅などに多く採用されていることと、ハウスメーカーで価格が折り合わなかった方に地域工務店が何とか努力して合わせているのが結果だと思います。また、この表の費用は平均価格であったり、オプションの費用が入っていなかったりします。
滋賀県の住宅価格
|
在来工法住宅
|
木質系プレハブ
|
鉄骨系プレハブ
|
2×4住宅
|
坪単価
|
56.22万/坪
|
60.41万/坪
|
62.63万/坪
|
61.78万/坪
|
※住宅金融公庫ホームページ 地域の工事単価より
|