高周波治療器と上に載っているのはむし歯発見器ダイアグノーデントです。
歯周病で歯肉が腫れたり痛んだりした時に大活躍しています。口内炎や知覚過敏、歯周病菌の殺菌、軽いむし歯の殺菌→進行阻止と治癒、と多方面に良く効いてくれますので、当院では引っ張りだこの大人気です。
感想
歯のシミルが治った ーー 高周波治療を続けて ーー
私は、平成16年12月で満75歳になる。数年前、左上奥歯1本をむし歯で抜いてしまったので、現在27本が残っている。1本欠けているだけで、年のわりに良い歯が残っていると、ごとう先生はおっしゃっている。30年ほど前の45歳の頃、歯槽膿漏で口が臭く歯肉が下がってきて、歯がグラグラしてきたことがあった。両親ともに早くから入れ歯をしていたので、体質が遺伝しボツボツ自分の歯とお別れかと思った。そのころテレビで「・・・ながら歯磨き」の紹介があった。新聞を読みながら、テレビを見ながら、用便をしながら、朝晩2回10〜15分ほど、何もつけずに歯ぐきマッサージを意識しつつ、唾がたまってきたら飲み込んでしまえ・・・・。という内容だった。これを忠実に実行していたら、半年ほどで不思議と歯のグラツキがなくなり、以来30年間硬いソラマメや漬物などを苦にせずに食べられ、そして現在にいたっている。ところが、今から3年前に右上奥歯が冷たいもの熱いものに反応してシミルようになってきた。知り合いの歯医者さんにしばらく通ったもののどうも思わしくなく、その後この夏までに大津の2つの公立病院を数回ずつ通院したが、依然としてシミルは続き、そのうちに口を開けて深呼吸をしただけで空気がシミルようになってきた。もう神経を殺すか、歯を抜くしか他に手はないのかと思いつつ、どこの歯医者さんに行くべきか、インターネットで調べてみた。シミルつまり「知覚過敏」にはレーザー治療が効果的であると出ていた。レーザー治療医を探索しているうちに、当ごとう歯科医院の「高周波治療」が目にとまった。守山まで湖岸道路を走れば30〜40分、そんなに遠いわけでもない・・・・。シミルを治したさに16年8月暑さの中、ごとう歯科医院を訪れた。
むし歯・歯周診断やその結果に基ずく丁寧な説明が、後日ごとう先生からあった。「お口の健康手帳」というファイルをいただき、加えてごとう歯科新聞や歯のための直接・間接的な資料もいただいた。こうした患者のためのきめ細やかな情報提供は、私が今までかかった医院や病院ではなかったことである。高周波治療をしばらく続けるようにとの先生の指導で、ほぼ週1回ごとう歯科医院へ通った。痛くもカユクもない高周波と歯の清掃などの治療が続いた。治療を続けて2ヶ月経った頃から変化が現れてきた。この間該当の歯が疼いたこともあったが、これも治まってきた。3ヶ月目の11月に入ってからは、おかげ様で食事時にシミルを意識しなくなってきた。ストローで吸うようなビールが、生ビールのジョッキを傾けるまでになってきた。ありがたいことである。 ( 大津市 S・T )