間口 2.4メートル
奥行き 4.5メートル
高さ 5.6メートル
舞台は向唐破風造で両側に千鳥破風をつけ、正面唐破風上には金箔押の獅子頭、千鳥破風上には鯱付の鬼板をすえつけている。亭は宝形造の四面に軒唐破風をつけている。舞台屋根裏に「明治四年 米原寿山 長浜伊部町藤岡」と墨書のある木札が打ちつけてあり、明治4年(1871年)に長浜の曳山を多く建造した藤岡家の作であることがわかる。見送り幕は寿老人と唐子が描かれており、曳山本体とかわらない費用をかけたと言い伝えられており、本楽の昼に限って使用されている。
寿山
寿山芸題一覧表
昭和24年 |
亜漕平治住家の段 |
昭和25年 |
本朝二十四孝 十種香狐火の段 |
昭和26年 |
恋娘昔八丈 城水屋之段 |
昭和27年 |
須磨都源平咲つつじ 扇谷之段 |
昭和28年 |
絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段 |
昭和29年 |
新版歌祭文 お染久松野崎邑の段 |
昭和30年 |
義経千本桜三段目 酢屋之段 |
昭和31年 |
朝顔日記宿屋之段 |
昭和32年 |
絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段 |
昭和33年 |
関取千両織 猪名川内之段 |
昭和34年 |
鎌倉三代記 三浦別れの段 |
昭和35年 |
実録先代萩御殿の場 浅岡忠義の段 |
昭和46年 |
源平布引滝 実盛物語 |
昭和47年 |
彦山権現誓助剣 六助住家之段 |
昭和49年 |
本朝二十四孝 十種香狐火の段 |
昭和52年 |
赤穂義士外伝 潮田又之丞門出の誉 |
昭和55年 |
奥州安達ヶ原三段目 袖萩祭文之場 |
昭和58年 |
一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の段 |
昭和61年 |
義経千本桜 道行初音の旅 吉野山の段 |
昭和63年 |
伊達実記 御殿の場 |
平成4年 |
本朝廿十四孝 十種香より狐火まで |
平成7年 |
嬢景清八島日記 日向島人丸別れの場 |
平成10年 |
弓張月源家鏑矢 八丈が島の場 |
平成13年 |
鏡山旧錦絵 |
平成16年 |
奥州安達ヶ原三段目 袖萩祭文之場 |
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