止揚学園では、クリスマスを新しい一年の始まりとしています。
新園長の福井生(いくる)先生が「イエス様の光の方に」と題し、礼拝説教をしました。
イエス様がいつも照らして下さる、優しい明るい光に向かって2016年も知能に重い障がいをもつ仲間たちと共に歩んでいきたいと心新たにしました。
第二部では、知能に重い障がいをもつ仲間たちが1か月以上練習に取り組んだ劇を披露しました。
今年の劇は「金のがちょう」です。
金のがちょうに触ると怒っていた人の心がだんだん優しくなり、優しい心がつなげられていくという止揚学園オリジナルのお話です。
仲間たちの飾らない、ありのままの演技に、会場は笑いと感動に包まれました。
障がいをもつ仲間たちは、金のがちょうのように、色んな人と私たちの心を見えない帯で優しく結んでくれているのだと感じています。
新しい年も知能に重い障がいをもつ仲間たちとぴったんことくっついて歩んで参ります。
第三部では、サンタクロースのおじいさんが今年も止揚学園に来て下さいました。
今年は暖冬で、サンタクロースのおじいさんが、止揚学園に来てくれるか心配でしたが・・・
なんと!!琵琶湖博物館の魚さんたちが、おじいさんを連れてきてくれました。
一年ぶりのおじいさんとの再会に皆大喜びです。
そして素敵なプレゼントを一人ひとりに手渡して下さり、みんなの笑顔が輝いた瞬間でした。