新しい一年の幕開けです。
今年も沢山の方が止揚学園に来て下さって、一緒にイエス様のお誕生をお祝いしました。
1部のクリスマス礼拝では、園長の福井 生(いくる)が「あたたかい生命と温かいいのち」と題してお話をしました。
「2016年は相模原の事件を通して、いのちについて深く思い巡らす時を持ちました。初めは、知能に障がいを持つ人のいのちはいらない、なんて酷いことを言うんだと思いました。しかし、色んな人の意見に耳を傾けていくうちに、そのような考え方を支持する人もいる。生産性のない障がいを持つ人のいのちはいらない、それは、ある特別な人が抱く思いではなく、人間にはみんな差別する心がある。人間とはそういうものだ、というところまで考えました。しかし、それは事実であったとしても、事実は人を解放しない。人を閉じ込めてしまう。
2017年の止揚学園の目標聖句は、「キリストの言葉をあなたがたのうちに豊かに宿らせなさい」(コロサイ人への手紙第3章16節)という御言葉が与えられました。
キリストの言葉が私たちに宿る時、聞こえない心の声が聞こえるようになる。目に見える事実を超えた神様の愛に目を向ける時、私たちは目に見えないものによって生かされ、全ての人が共に生きる未来へ向かう希望の光を見るようになる。新しい年も、この希望の光を見ながら、みんなで力を合わせて歩んでまいります。」
2部の劇「おっとりはねこさんと、せかせかねぶたろうさん」のはじまりはじまり~
今回は青森県のねぶた祭りが題材になっていて、初めての創作劇です。
簡単に要約しますと・・・いつも喧嘩をしていたおっとりしたはねこさんと、せっかちなねぶたろうさんはある時入れ替わってしまいます。でも入れ替わったことでお互いの良さや、優しいところがわかりました。仲よくなった二人は村人たちとねぶた祭りをすることになりました。
草抜き体操!!畑のシーンでは実際に止揚学園で起こった出来事も盛り込まれています。
略しすぎてごめんなさい。じっくりストーリーを聴きたい方は止揚学園においでください。詳しくお話しします。
さあ、止揚のねぶたまつりのはじまりだ!!らっせらーらっせらーらっせらっせらっせらー
大きな山車の入場で皆が踊りだします。
練習いっぱいしましたが、セリフを言ったりもなかなか難しくどうなることやら・・・と思った時もありましたが、今日が一番最高の出来でした。みんなとっても素敵な笑顔で、神様から与えられた一人ひとりの賜物が輝いた瞬間でした。
昼食。全部手作りです。
メニューはローストチキン、ピロシキ、笹の葉寿司、エビマヨ、ブリ大根、里芋のサラダ、菊の花となめこと枝豆のおろしあえ、フルーツのパイナップルバスケット、ケーキです。どれもとっても美味しかったです。
余興はまたまたねぶた祭りです。男性職員がスコップ三味線を披露しました。若さ溢れます!!
3部。今年もサンタクロースさんがやってきて皆にプレゼントを渡してくれました。
ステップが軽く、結構若いサンタクロースさんです。
この日を毎日楽しみにしていました。
サンタクロースさんまた来年会いましょう。
沢山の方々とイエス様のお誕生をお祝いでき、豊かな明るい1日でした。
本当にありがとうございました。
今年も止揚学園を祈り支えて下さり本当にありがとうございました。皆様の上に優しい光が注がれた2017年が訪れますようにお祈り申し上げます。