5月3日より、インドのナバジョティスクールから校長のジェイコブさんと理事のジョージさんのお二人が来日されていました。
ナバジョティスクールは南インドのケララ州にある知能に重い障がいをもつ人たちの学校です。
1982年にリリーさんという女性が一年間の研修に来られ、それから7人の方がこれまで止揚学園で研修されています。
今回の来日の目的は、ナバジョティスクールと止揚学園の絆を一層強くするため、止揚学園で教育や支援を学び学校の運営に反映するためです。
カケカケという南インドのマレアラーム語の歌を何度も一緒に歌いました。カケカケというのはカラスのことです。
手と手をつないで一緒に踊りました。
言葉はちがっても心はいつもひとつです。
日本滞在の間、広島や京都に行かれたり、彦根の障がい者支援施設のかいぜ寮さんやつばきはらファクトリーさんの見学もさせていただきました。丁寧に案内して下さりありがとうございました。
22年前に天に召された、入園していたみちよさんの記念会にも一緒に参加しました。
校長でもあり、牧師でもあるジェイコブさん「私は牧師なのでいつも天国のことを思い、天国のことを色んな人に語っています。皆さんの献身的な姿を見て、まさにここに天国があると思いました。」
ジョージさんは「止揚学園の仲間たちはとても障害が重く、話をしたり、一人で歩いたりすることが難しい。でもひとりひとりが明るく、活き活きとしていてその存在がみんな素晴らしい働きをしている。」と語って下さいました。
本日の朝、インドに出発されました。
さようならではなくSee You Again~また会いましょう~です。
これからもナバジョティスクールと止揚学園は深い絆で結ばれていくことを感じた10日間でした。
国や習慣、言語は違っても、障がいをもつ仲間たちを中心に、みんなの笑顔が広がることを求めて歩む思いはいつも1つです。