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(July-Aug. 2011)
(Compiled by Haruo Hirose)
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(Aug.28, 2011)

"それは僕です、彼女にキスを教えたのは"



(Aug.21, 2011)

ライリー・キーオ、 スティーヴン・ソダーバーグ監督の 新作に出演

 スティーヴン・ソダーバーグ監督、 チャニング・テイタム主演で 男性ストリップの 世界を描く新作 「マジック・マイク (Magic Mike)」に、 ライリー・キーオ、 マシュー・マコノヒーが 出演することが 分かった。

 テイタムが 男性ストリッパーとして働いていた、 下積み時代の実体験をもとに 映画化される。 テイタム演じる 元ダンサーの主人公 マジック・マイクと、 若手俳優 アレックス・ペティファー演じる 若手ダンサーの 師弟関係と、 仕事を超えた 友情を描く。

 米EWによれば、 マコノヒーは マイクが働くクラブ 「エクスクィジット」の オーナーで、 元ストリッパーの ダラス役を演じる。 また、 俳優マシュー・ボーマー (「ホワイトカラー」)も ストリッパー役で出演。 ほかに、 俳優ジョー・マンガニエロ (「トゥルー・ブラッド」)、 ジェシカ・ビールも 出演する。 エルヴィス・プレスリーの孫娘で、 リサ・マリー・プレスリーの娘である ライリー・キーオは アレックス・ペティファーの恋人となる ストリッパー役を演じる。 ライリー・キーオの役は リンジー・ローハンが 予定されていたが、 ローハンの 度重なるスキャンダルにより キャスティングは 断念された。

 イケメン俳優たちが続々と キャスティングされている 「マジック・マイク」は、 9月14日にクランクインの予定だ。

ライリー・キーオの最新CM映像

 ライリー・キーオは すごい美人になりましたね。 実は私、 ライリー・キーオに 会ったことがあります。 会ったというよりは 見たという 表現の方が 正しいかと思いますが、 2003年2月に リサ・マリーが CDデビューするにあたり、 日本で 記者会見を開きました。 その時、 リサは 二人の子供、 ライリーと ベンジャミンも 日本に 連れてきたのです。

 記者会見が始まる前、 目白の 椿山荘のロビーで 私は人を待ってたのですが、 その時 リサの友人である ガード役の男性に 連れられて、 ライリーと ベンジャミンが ロビーに 下りてきて、 私の目の前を フロントの方に 歩いて通り過ぎました。 ロビーにいたのは 2,3分でしたが、 私はしっかりと 目撃しました。 その時のライリーは 13歳で、 体形も顔も まだ子供っぽかったです。

富士額の美人

 現在のライリーは 昔のハリウッド女優を 彷彿とさせる 美人になりました。 女性って メイクや髪形で 別人に 見えたりするのですが、 ここで ライリーを判別する 良い方法を お教えしましょう。 それは 彼女は "富士額" なんです。 左の写真では ちょっと 判りずらいですが、 綺麗な 富士額をしてます。 昔はよく "富士額の美人" なんて言いましたけど、 最近は 聞かなくなりましたね。

映画 "ランナウェイズ" 日本盤DVD発売

 発売予定日: 2011年8月26日
 価格: ¥3,990   価格: ¥2,927

 日本で特に人気を博した 本格派女性ロック・バンド、 ランナウェイズの伝記映画。 映画初出演となった ライリー・キーオは ランナウェイズのボーカル、 シェリー・カーリー (ダコタ・ファニング) の双子の妹役を 演じました。



(Aug.15, 2011)

I Miss You, Elvis Presley



(Aug.12, 2011)

<エルヴィス関連放送のお知らせ>

ウィークエンド サンシャイン
 NHK FM、 8月13日(土) 午前7時20分 〜 9時
 ピーター・バカランさんの ナビゲートでお送りする 音楽番組。 今週は エルヴィス特集です。

 ウィークエンド サンシャイン 公式HP



(Aug.11, 2011)

"Viva Elvis" が生まれ変わります

 ラスベガスのアーリア・リゾートで公演中の "Viva Elvis"。 かねてより何度も パフォーマンスの微調整が 施されてきましたが、 この度、大幅に プログラムが 刷新されることと なりました。

 現在、 東京ディズニーリゾートで 上演中の「ZED」が 12月末で 終了するのに伴い、 「ZED」に出演中の アクロバティック・パフォーマーたちを "Viva Elvis" に投入します。 生バンドを使った ダンス・パフォーマンスの 色彩が濃い 現在の "Viva Elvis" を、 シルク・ドゥ・ソレイユ 本来の サーカス色の強いものに 変えるようです。 そのため、 来年1月に "Viva Elvis" は一旦、 幕を閉じ、 4月に 新しく生まれ変わって 再登場することに なりました。

Cirque du Soleil, "Viva Elvis" 公式サイト

シルク・ドゥ・ソレイユ 「ZED」 公式サイト



(Aug.10, 2011)

E・プレスリーの有名キス写真、 相手の女性の身元判明

[ニューヨーク 8日 ロイター]  1956年に撮影された、 米歌手の故 エルビス・プレスリーさんと 女性とのキス写真で、 これまで 「謎の人物」 とされてきた 女性の身元が 明らかになった。

 サウスカロライナ州 チャールストンに住む バーバラ・グレイさん(75)は、 「ザ・キス」と題された写真に プレスリーさんと 一緒に写っているのは 自分だと、 バニティ・フェア誌に 告白した。

 写真はバージニア州 リッチモンドにある 劇場の舞台裏にある 階段の吹き抜けで 撮影された。 写真家の アルフレッド・ワートハイマーさんは、 撮影時に 女性に名前を聞かず、 女性も 自分の名前を 告げることはなかったという。

 グレイさんは、 名乗り出た理由について、 金銭や名声のためではなく、 写真に写っているのが 自分であるということを はっきりさせたかったと コメント。 グレイさんは 「本当に彼は美しかった」と、 プレスリーさんが滞在していた リッチモンドのホテルでの 出会いを振り返った。 グレイさんは 劇場まで プレスリーさんに付き添い、 2人は 階段の吹き抜けで キスをしたという。

 その後 グレイさんは ニューヨーク行きの列車の客室で プレスリーさんと 時間を過ごしたものの、 列車の出発を告げる 声を聞いた際に、 自分も立ち去ると プレスリーさんに伝えた。

 2010年初めに 新聞がワシントンDCで開催された ワートハイマーさんの写真展を報じ、 「ザ・キス」を背景にした ワートハイマーさんの写真が 掲載されたことが きっかけとなった。 グレイさんは 会員制交流サイト 「フェイスブック」を通じて ワートハイマーさんに メッセージを送信。 写真に写っているのは自分 と伝えた。

 しかし、ワートハイマーさんは、 これまでにも 写真の女性は自分との連絡が 多数 寄せられていたことから、 グレイさんのメッセージには 当初 答えなかった。 その後 グレイさんの主張は ラジオ番組で伝えられ、 バニティ・フェア誌により、 主張が正しいことが 証明された。

バニティ・フェア誌



(Aug. 9, 2011)

1976年 サン・フランシスコ公演

 世間には ほとんど出回ってない 1976年11月29日の サン・フランシスコ公演の映像。 この頃のエルヴィスは 痩せていて 体調も良かったのです。

Fever

Hurt - Hound Dog

Mystery Train - Tiger Man



(Aug. 6, 2011)


 チラシ拡大
湯川れい子さんと過ごす
 ELVIS MEMORIAL 2011


<日時>
   2011年8月16日 (火)

<会場>
   ニノカンカンポア (Nino Quincampoix) 078-361-3188
     神戸市中央区東川崎町 1-5-7
     情報文化ビル カルメニ B1F (地図)

<イベント>

■ 13:30 〜 15:00 (開場13:00〜)
 “湯川れい子音楽セミナー” (有料)
    “音楽は心のふるさと 〜 あなたのふるさとは?”
    会費 2,000円 (ワンソフトドリンク付)
    MC:国木田かっぱ

■ 16:00 〜
 “湯川れい子さん懇親食事会・サイン・握手会” (有料)
    会費 3,000円 (パスタ等+ワンソフトドリンク付)

■ 19:00 〜
 “エルヴィス・ライト・ビジル” (無料)
    エルヴィス銅像前 参加自由・無料 (蛍光ライトはご用意いたします)

<参加お申込>
  ● 振込先:郵便振替 <8月10日(水)> → 12日(金)まで延長
     口座番号 00980-8-232779
     加入者名 エルヴィスウィーク推進委員会事務局

<お問い合わせ>
  ●電話:090-3626-6126 (柳)
  ●FAX: 078-452-5953(難波)
  ●メール: ch-nam-3@ezweb.ne.jp (難波)

<主催>
  エルヴィスウィーク推進委員会、 L・E・F・C神戸



(Aug. 5, 2011)

アン・マーグレットのファンの方へ

 知らなかったです。 日本版が出てたんですね。 アン・マーグレットの 映画デビューは 「ポケット一杯の幸せ」 (1961年) ってことに なってますが、 実際の撮影は 「ステート・フェア」 (1962年公開) の方が早くて、 映画で見られる 最も若い アン・マーグレット (20歳) は 「ステート・フェア」の 彼女なんです。

 そのアン・マーグレットが パット・ブーン、 ボビー・ダーリン、 パメラ・ティフィンと共演した 1962年版の 「ステート・フェア」は、 2005年に アメリカで、 1945年版の「ステート・フェア」の ボーナス・ディスクとして 発売されました。 その当時 日本版の発売予定が なかったので、 私は泣く泣く アメリカ版を 買ったのですが、 2008年に 日本版が出ていたとは 私は先月まで 知りませんでした。 早速 注文して 見ましたが、 やはり 日本語字幕が付いてると、 内容もよく分かって 楽しめますよね。

ステート・フェア (60周年記念版)

 2枚組DVD
 Disc-1 が 1945年版「ステート・フェア」
 Disc-2 が 1962年版「ステート・フェア」

 新品の出品が \590よりですから、 かなりお安く買えます。
 何と言っても アン・マーグレット 生涯の ベスト・パフォーマンスは 「ステート・フェア」の この曲じゃ ないでしょうか。 アン・マーグレットが 歌い踊るは "Isn't It Kinda Fun"。 (2分20秒辺りからが 素晴らしい)

 この映画のパット・ブーンも悪くないですよ。 「ラスベガス万才」の エルヴィスみたいに、 カーレーサーの役で 出てきます。 DVD特典として入ってる パット・ブーンの解説も 楽しめました。 パット・ブーンといえば、 私が中学生の頃は まだ映画館で 「四月の恋」など 上映されてたように 記憶してるのですが、 実際、私は 映画館で パット・ブーンの映画は 見たことないです。

 今でもはっきりと覚えてるのは、 1966年頃、 テレビで エルヴィスのデビュー映画 「やさしく愛して」が 放送されたのに 前後して、 パット・ブーンの デビュー映画 「バーナディン」 (Bernardine、 劇場未公開) も放送されたことです。 この映画の中で 歌われたのが 彼の大ヒット曲 「砂に書いたラブレター」 です。

Love Letters In The Sand - Pat Boone (Bernardine, 1957年)

 私は中学生から高校生の頃まで、 映画をよく見てまして、 年に100本近くは 見てたでしょうか。 特によく 利用したのが 古い名画を 3本立で上映していた 京都の祇園会館。 この映画館、 先月、 よしもと祇園花月 と言う お笑いの劇場として リニューアル・オープン されました。



(Aug. 4, 2011)

もしエルヴィスだったら?  1958年、ポール・アンカの初来日!

 1958年9月、ポール・アンカが日本にやって来ました。 ポール・アンカ、 17歳。 初めての アイドル歌手の来日に、 日本側の歓迎振りが すごいです。 羽田空港には 三橋美智也、 トニー谷が お出迎え。 歓迎会場では 江利チエミの顔も 見えます。 松竹歌劇団の美女たちに 囲まれてゴキゲン。 オープン・カーで 春日八郎が公演中の 浅草国際劇場へ。 三橋美智也、 江利チエミ、 春日八郎、 皆さん ポール・アンカが レコードを出してた キング・レコードの 所属歌手でして、 全ては キング・レコードの 計画だったのでしょう。

 ポール・アンカが日本の音楽に与えた影響は大きく、 1959年の水原弘の大ヒット曲、 「黒い花びら」 は明らかに ポール・アンカの 「君はわが運命」 (You Are My Destiny) の影響を 受けてるように 思います。

黒い花びら - 水原弘 (1959年)

 1962年に 戦争映画大作、「史上最大の作戦」の主題歌が ミッチ・ミラー合唱団で 大ヒットしましたが、 これが ポール・アンカの作品 ということで、 当時 話題になりました。

史上最大の作戦マーチ - ミッチ・ミラー合唱団 (1962年)

 1958年、「ロカビリー・ブーム」と言われてますが、 この頃にテレビで ロカビリーの演奏を 見ることは ほとんど 無かったです。 平尾昌晃が テレビで歌うのは 「星は何でも知っている」 や 「ミヨちゃん」 ばかりで、 当時小学生の私でさえ うんざりしてました。 ミッキー・カーティスや 山下敬二郎に到っては、 2、3度しか テレビで歌ってる姿は 見なかったです。 もっと ロカビリーを歌うのを 見たかったです。 ミッキー・カーティスは 「ザ・ヒット・パレード」 の司会をしてたのですが、 芳村真理と結婚した途端に 消えましたね。

 私は笠置シズ子も好きだったのですが、 1958年には 彼女も 歌手を引退していて、 TVドラマで 大阪のおばちゃん役を やる姿しか笠置シズ子を 見られなかったのは 残念でした。

買物ブギ - 笠置シズ子 (1950年)



(Aug. 1, 2011)

Unreleased "Elvis in Hawaii, 1972"

 1972年11月、ハワイ公演の未公開 8mm映像 - 私が撮影した ハワイ公演の映像は "Blue Hawaii 1972" というタイトルの ブートレッグDVDになって 広く世界に 出回ってますが、 当然、 私以外にも 撮影した人は いまして、 私と同じツアーで行った 京都のファンの方も 15分間ほど 撮影しており、 1度 見せてもらった ことがあります。 この映像は また別の人が 撮ったもので、私が撮り損ねた 1回目のショーの ケープを広げてる部分も 写ってます。



(July 30, 2011)

"エルヴィス・オン・ステージ" 日本公開40周年記念
ELVIS FAIR IN YAMANO 2011


<実施期間・時間>
   2011年8月12日 (金) 〜 8月16日 (火)  10:30 〜 20:00
<場所>
   銀座 山野楽器本店 7F イベントスペース "JamSpot"
    東京都中央区銀座 4-5-6 (地図)

<ビデオ上映> 入場無料
    11:00 〜 ● エルヴィス・オン・ステージ、 2001年 スペシャル・エディション
    13:00 〜 ● エルヴィス・オン・ステージ、 1970年 オリジナル劇場公開版
    15:30 〜 ● エルヴィス・オン・ステージ、 2001年 スペシャル・エディション
    17:30 〜 ● エルヴィス・オン・ステージ、 1970年 オリジナル劇場公開版

 * 入退場は自由ですが、 混雑時には 入場制限等をとる場合もございます。
 * CD、DVD など エルヴィス関連商品の 販売もあります。



(July 27, 2011)

Elvis in Las Vegas, 1956

 "Young Man with the Big Beat" にも入る エルヴィスの1956年、 ラスベガス、 ニュー・フロンティア・ ホテルでの ライブ音源。 エルヴィスは たったの4曲 (Heartbreak Hotel, Long Tall Sally, Blue Suede Shoes, Money Honey) しか 歌っておりませんが、 これって 短かすぎますよね。

 エルヴィスとリベラーチ。 当時のリベラーチは 押しも押されもしない トップ・スターであり、 エルヴィスは 駆け出しの 新人歌手に過ぎません。 私は リベラーチも大好きで、 DVDも数枚 持ってます。 ピアノの魔術師 と呼ばれた 彼のテクニック、 とくとご覧あれ。

Liberace - Boogie Woogie

 Rusty Draper - 上のビデオの冒頭に フロンティア・ホテルの ビルボードが 出てきますが、 よく見ると、 一番下に ラウンジ・アクトとして Rusty Draper の名前が 出てますよね。 この人は エルヴィスと同時期に カントリーや ロックンロールを 歌ってた人で、 ヒット曲もあります。 何故ここで 彼の名前を 出したかというと、 エルヴィスよりも2年早く、 1958年に "Shoppin' Around" を出してるからです。 彼の "Shoppin' Around" は、 エルヴィスの "Shoppin' Around" のファースト・テイクの 歌い方に そっくりなんですよ。 聞き比べてください。

Rusty Draper - Shoppin' Around (1958年)
Elvis Presley - Shoppin' Around - take 11 (1960年)

Rusty Draper - Pink Cadillac (1958年)



(July 21, 2011)

"Paralyzed" 40 sec. sound sample

 "Young Man with the Big Beat" から、皆が一番聴きたかった "Louisiana Hayride" から "Paralyzed" の一部。 "Paralyzed" は シングル・カット される予定でしたが、 タイトルの Paralyzed (麻痺して)が災いして 取り止めになりました。



(July 19, 2011)

エルヴィスの貴重映像

 1957年1月4日、 エルヴィスはメンフィスの ケネディ・ベテランズ病院に 予備徴兵検査を 受けるために 出かけました。 この時に撮られた エルヴィスと ドティ・ハーモニーの 2ショット写真は 有名ですが、 動く映像は珍しく、 内部の映像は 今まで 見たことがありませんし、 外の映像も 英国のTVで 放映されたきりで、 市販のDVDで 見ることが無い 貴重映像です。



(July 14, 2011)

"カーニバル・ロック" (Carnival Rock)

 もしエルヴィスが "ルイジアナ・ヘイライド" に残っていたら、出たかもしれない映画

 1957年に ロジャー・コーマンにより製作された C級映画に "カーニバル・ロック" というのがあります。 もちろん 日本未公開の作品ですが、 この映画の製作に 全面協力したのが "ルイジアナ・ヘイライド" なのです。 そのため、 当時の "ルイジアナ・ヘイライド" で人気上昇中だった 若手シンガー、 ボブ・ルーマンデビッド・ヒューストン の二人が 出演しています。

 そして、このボブ・ルーマンのバンド、 "ザ・シャドゥズ" で リード・ギターを 弾いていたのが 弱冠17歳の ジェームス・バートンで、 数多くの映像が残っている ジェームスですが、 その中でも 特に若いジェームスの勇姿を ここで 拝むことができます。 その後のジェームス・バートンは ボブ・ルーマンと 西海岸をツアー中に、 ベースの ジェームス・カークランドと共に リッキー・ネルソンの専属バンドに スカウトされたのです。

 エルヴィスは1956年12月15日の舞台を最後に "ルイジアナ・ヘイライド" を去りましたが、 もし エルヴィスが あのまま "ルイジアナ・ヘイライド" に残っていたら、 この映画で 歌ってたかもしれないと 思えるのです。

The Creep (Instrumental) - The Shadows (feat. James Burton)

"カーニバル・ロック" (Carnival Rock) 予告編 1957
This Is The Night - Bob Luman & The Shadows
All Night Long - Bob Luman & The Shadows
One And Only - David Houston & The Shadows
Teenage Frankie And Johnnie - David Houston & The Shadows

 これらの映像を見れば、 "ルイジアナ・ヘイライド" 巡業中のエルヴィスも このような小さな場所で 歌わされていたんだと 想像できますよね。

 "ルイジアナ・ヘイライド" とは ルイジアナ州シュリヴポート発の カントリー音楽番組の タイトルなのですが、 このヘイライドの意味は、 ヘイ (干し草 hay) を載せるための荷車に 家族や友人たちが 大勢乗って 遊びに行くことを 言うらしいです。 先日、 午前十時の映画祭で 古いミュージカル映画 "バンド・ワゴン" を見てたら、 "ルイジアナ・ヘイライド" というタイトルの歌が 出てきました。 歌ってたのは ナネット・ファブレィで、 シェリー・ファブレィの 叔母さんでした。

"バンド・ワゴン" より (Louisiana Hayride は 3:20 辺りから)

 ナネット・ファブレィを知らなくても、 このシーンだけは 誰でも知ってるでしょう。
"バンド・ワゴン" より "三つ子 (Triplets)"

 エルヴィス、 ナネット・ファブレィ、 シェリー・ファブレィの 3ショット写真

 私は 50年代から60年代の 音楽映画も好きで、 集めてるのですが、 50年代の音楽シーンが よく分かるのが "女はそれを我慢できない" (The Girl Can't Help It) でしょう。 主演が ジェーン・マンスフィールドですから お色気映画みたいですが、 エディ・コクランや ジーン・ビンセント、 リトル・リチャード、 ファッツ・ドミノや プラターズなど 音楽史に残る 貴重な映像の 宝庫なのです。

"女はそれを我慢できない" (The Girl Can't Help It) 予告編 1956

 "女はそれを我慢できない" は 英語の元タイトルを 直訳しただけだから 仕方ないにしても、 "女体入門" には許せません。 これは 1959年公開の クリフ・リチャードの映画 "Expresso Bongo" の日本タイトルなのです。 今でも覚えてますが、 私が中学生の頃、 京都・ 新京極にあった映画館、 美松大劇で この映画が上映されてて、 "女体入門" のポスターを じっくり見るだけでも 恥ずかしかったものです。 音楽映画だとは とっても 思えませんでした。 私は 成人指定の映画だと 勘違いしてましたので、 もちろん 入ることは ありませんでした。

"女体入門" (Expresso Bongo) 1959

 クリフ・リチャードの映画が 日本でDVD化されたのは "若さでぶつかれ" (The Young One) だけです。 "太陽と遊ぼう" (Summer Holiday) が 私が映画館で見た クリフ・リチャードの 唯一の映画ですが、 あの頃の私は イギリス映画は あまり好きでは ありませんでした。

"若さでぶつかれ" (The Young Ones) 予告編 1961
"太陽と遊ぼう" (Summer Holiday) 1963
"太陽をつかもう" (Finders Keepers) 予告編 1967


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