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ヤギが墓地の雑草を食べてお掃除



インドネシア 見たり、聞いたり


 外国を歩いていると日本ではありえないことやびっくりするようなことによく遭遇しませんか? ここでは、私がジャカルタの街を歩いていて驚いたことや、 習慣や考え方の違いなど、見たまま感じたままに書いてみようと思います。 一部不適切な表現等があるかもしれませんが、特定の人物団体等を誹謗中傷するつもりは全くありませんのでご理解下さい。


エ〜ンャコ〜ラ〜

 この街の移動手段としてかかすことのできないもののひとつがバス。でも、走っているバスのほとんどが、はっきり言ってもうボロボロ・・・。 いつどこで壊れてもおかしくないようなバスなんですが、でもしっかり現役で走っています。 ある日のこと、あまり暑いのでAC(エアコン)バスに乗っていたら(ここではエアコンがないのが普通・・・)、突然エンスト!。別に気にもとめないでいたのですが、何か様子が変?。 どうもセルモーターも動かないみたいで、道路の真ん中に立ち往生。車内はどんどん暑くなってくるし、他のバスにでも乗り換えないと仕方ないかなあと思っていたら、乗務員のひとりが慌てる様子もなくバスを降りていったんです。 エンジンでも見に行ったのかなあと思いきやバスが少し揺れているような・・・。そうなんです、1人でこの大型バスを後から押しているんです。 そのうち、乗客がひとりふたりと降りていきます。道端で何か作業していた人も集まってきて、みんなでバスを押しています。 バスはゆっくりと動きはじめ、10メートル程進んだところで急に大きなショックとともにエンジン音が・・・!。 後から押していた人が車内にもどると、何事もなかったようにまたバスは走りだしました。
バスの押しがけとは・・・・・!?。
もう一回

 BLOK Mからでるバスに乗った時のこと。乗客も少なく席にも座れ、暑いのでちょっとポーとしていたら、バスの進む方向が違う・・・。 え?あれ?バスを間違えたかなと思っていたら、そのうちまたさっき乗ったばかりのバスターミナルに戻ってきたのです。 どうやらお客が少なかったのでまたお客を乗せに戻ってきたらしい。後で知り合いに聞いたら、たまにそういう時もあるよって、平気な顔で言われてしまいました。
ここではどのバスをみても乗務員が必死でお客を自分のバスに乗せようとしているんですよね。バスの乗務員のお給料は出来高制なんだろうか・・・?。

えっ いいの?

 日中の炎天下、外にいればのども渇きます。バスの運転手さんも仕事中とはいえ、例外ではないでしょう。 交差点で止まった時など、お水やジュースを買っているのをよく見かけます。 でも、はらったお金は確かに先ほど僕たちから集めた運賃のはず・・・。いいのかなあ・・・?。
ここではそんな小さなことは気にしなくてもいいんだ・・・きっと!?。

途中からですから

 ジャカルタのバスの料金は距離に関係なく一律制・・・のはず。でも、場合によっては正規の値段より安くなることだってあります。 たとえば、全区間Rp.700のバスに、区間のまんなかあたりで乗ったとしたら、Rp.500くらいでも別にかまわないみたいですね。 もちろん、日本人がいかにも観光客ですというような顔で乗っていたらそうはいきませんけどね。
 それから、ACバスに乗っていた時のことです。 終点も近くになってきて満員だったお客も少しずつ降りだし空席がでかけてくると、一気にRp.500にディスカウント。またまた、新しいお客でバスは満員。 商売上手、商売上手。

 バスに乗っているといろいろなことが見られて面白いのですが、恐い思いをすることもあるので決してお薦めはできません。^^;

ブォ〜ロロロ〜〜

 ジャカルタで準タクシーとして使えるのが、3輪車バジャイです。細い路地も走れるし、ちょっとした手荷物がある時や近くを移動するには便利な乗り物です。2サイクルエンジンの甲高い、しかも強烈な爆音で走りますので、10分も乗ると疲れます・・・。
値段はバスに比べると高め、しかも交渉制。(上手に値切りましょう!)

おしゃれしましょ

 子供はどこの国でもかわいいものです。罪のない無邪気な笑顔は心を和ませてくれます。 女の子の場合、赤ちゃんの時からみんな金のピアスをしているのをよくみかけます。中には金のネックレスに金のブレスレットをしている赤ちゃんだっています。 こちらの習慣だとか。でも、小さな子供たちのこと、いたずらで引っ張られたりして怪我をしたりしないのかな。他人事ながら見ていてちょっと心配です・・・。
 それから、こちらでは赤ちゃんが生まれた時、一番最初に目がいくのがお鼻だそうです。すらりとしたきれいなお鼻だとみんな喜ぶそうですよ。

はかりましょ

 インドネシアには珍しい果物がいっぱいあります。路上でもスーパーでも日本ではなかなかお目にかかれないものがたくさん売られています。 値段も安いしおいしいし、食べてみる価値は十分あると思います。でも、買う時にちょっと気をつけて下さい。こちらのスーパーなどで表示されている金額はすべてgもしくはKg単位です。 ですから買うときにはビニール袋にほしいもの(同種のもの)を入れて、近くの計量器で計ってもらって下さい。ちょっと面倒ですが、むしろ大小関係なく、良いと思えるものが全部自分で選べるのでいいかもしれません。 ただ、計ってもらうまで値段がわからないので、思ったより高かったり安かったりすることもあります。野菜も同じ要領で買います。

こんにちは

 よそのお家を訪問した時、一般的に『こんにちは』と挨拶をするのが普通でしょう。インドネシア語で『こんにちは』は『Halo』です。しかし、イスラム圏のジャカルタではちょっと違った言葉が聞こえてきます。
それは『ASSALAMU'ALAIKUM(アサラムアライクン)』という言葉です。イスラムの人がイスラムの人のお家に来た時は、Haloではなく大抵この言葉を使います。 帰る時もこの言葉を使いますし、また、電話をかけた時や切る時もこの言葉を使います。こんにちは、さようなら、もしもしといった言葉が『アサラムアライクン』という言葉にまとまってしまうようです。
ただ、最近の若い人たちはあまり使わないようになってきているみたいですし、もちろん他宗教の人も使うことはないようです。

ミャ〜

 帰国するために深夜0時前、スカルノ・ハッタ国際空港のチェックインカウンターで手続きをしている時のことです。 どこからか、『ミャ〜 ミャ〜』とかわいい声が・・・。荷物を運ぶコンベアの横から猫ちゃんが2匹3匹と次々と顔を出してきます。 職員の人は別に驚くこともなく笑いながらかまっています。そういえば、さっきロビーにも1匹歩いていたような・・・。
もしかして、空港で飼っているんだろうか・・・?。 まさか・・・ねぇ。

ムズカシイ・・

 宗教の自由が認められているとはいえ、インドネシアは世界最大のイスラム教人口を抱える国家です。でも、少なくともここジャカルタでは12月ともなると、クリスマスの匂いがいっぱい感じられます。 空港でもショッピングモールでもクリスマスの飾り付けをよく目にしますし、クリスマスの音楽もよく耳にします。 ここまでは、日本と同じ。でも、よく見てみるとクルドゥンを頭にかぶった、あきらかにイスラムとわかる女性がクリスマス用品を売っている姿を見かけることがあるのです。 クルドゥンを身につけているということはイスラムに対する信仰心が強いと思って間違いはないと思うのですが、これはなんとも不思議な光景です。 他のイスラム圏の国ではまず考えられないことだと思うのですが、この国(この街)ならではの一場面ではないでしょうか。

 クリスマスに因んで話をすると、イスラムの家庭によってはテレビのCMなどでもクリスマス関係のものが流れるとスイッチを切ってしまうようなところもあるとのこと。 反対に他宗教同士でもお互いの特別な日には挨拶やプレゼントをやりとりする家庭もあるようです。 クリスマスを単なるお祭りのようにとらえている私のような一般的な日本人からは宗教というものを理解するのには大変な難しさを感じます。 また、このような社会にいる人々の『生活』も難しいものだと思われます。(←ホント・・・難しいんですぅ。)

キャンディ・・・?

 インドネシアへよく行く人には珍しくないかもしれませんが、この国では通常手にする一番小さな額のコインはRp.25です。 スーパーなどで買い物をした時に、Rp.25よりちいさなおつりがあるとお金の代わりにキャンディやガムを1つか2つくれます。 馴れてしまえば別にどうってことはないのですが、1円の単位までちゃんともらえる日本と比べるとレジの中にコインとならんで入っているキャンディの姿はやっぱりおもしろいですね。

あっち行ったり、こっち行ったり

 こちらで買い物をする時、ちょっと戸惑うことがあります。日本だと大抵ほしい商品をそのままレジへ持っていってお金を払いますが、こちらではちょっと違うんですね。 まず買いたいものを近くにいる店員さんに渡して伝票を書いてもらい、それを持ってレジへ行きお金を払います。支払いが済んだら伝票に支払済みのスタンプなどを押してもらえますから、それを持ってまたもとの所へ戻り商品を受け取ります。 これも馴れてしまえば別に大したことではないのですが、同じフロアでも離れた場所でいくつも買う場合は結構大変です。支払いはまとめてできても、商品の受け取りはそれぞれの売り場へまた行かなければなりませんから・・・。 こんなシステムですから店員さんの数が日本と比べてとても多いんですよ。
勝手な私の想像ですが、こうやって仕事の内容をはっきりと分担しているのは、少しでも多くの雇用を生み出すためのものなんでしょうか・・・?
でも、中には直接商品をレジへ持っていくところもありますし、食料品売り場に関しては普通レジへ直接持っていきます。

ウ〜ン、まいった・・・

 お買い物と言えば、気になるのは値段ですよね。こちらの物価は日本と比べれば結構安いのですが、でも数字の桁がとにかく多いのです。例えば、缶ジュースならRp.1000〜1500といった値段がつけられていますし、マクドナルドのセットメニューにはRp.6000〜15000ぐらいの値段がつけられています。 電気製品や車など高価なものになるとぱっと見ただけでは全然判断がつきません。ちょっと馴れないと高いのか安いのか、一瞬頭の中が???となってしまいます。
このような値段ですから、銀行などで円をルピアに両替する時に、小額紙幣でお願いしたものならすごい札束になっちゃうんです。一瞬だけお金持ちになった気分が味わえます。すぐなくなっちゃいますけどね。
 そういえば、最近テレビや新聞でもインドネシアの話題がよく出てきますが、今のルピア安で物価がすごく上がっているようです。 今インドネシアはラマダンといってイスラムの断食の期間で、これが終わる(今年は1月の末)と田舎へ帰ったり、お祝いのパーティをしたりするそうです。日本でいえばお正月のようなものだということです。ですから、この時期はお祝いのための買い出しで値段があがるのは別に珍しいことではないらしいのですが、今回に限ってはちょっと大変みたいです。 食料品でだいたい20〜30%、物によっては2倍くらいになっているのもあるとか。 一時は買い付け騒ぎであまりの人の多さにお店の中に入ることもできず、たとえ入れても店頭から商品がなくなってしまっていたようです。知り合いに聞いたら、今は大分平静をとりもどしたようですが、この値段の上がり方にはまいったとこぼしていました。毎日値段が『上がる』んじゃなくて、『変わる』んだと・・・。(1/15)

2時間だけ?

 この国でも日本と同じように小学校は義務教育です。私の知り合いの家にも小学生の子供さんがいるのですが、学校に行ったかと思っていたら気がつくと家にいるんですね。 よく聞いてみると2時間で終わりなんだそうです。始まる時間も朝の7時からだったり、10時からだったりとこの国の学校事情を知らない者にとってはとっても不思議です。 もちろん公立、私立などいろいろな学校があるのでそれぞれシステムは違うらしいのですが・・・。
 今まで私が会った人の誰もが口をそろえて言うのは、日本の教育はすばらしいということです。生活するためには働かなくてはならない子供たちもたくさんいるこの国の現状をみるとなるほどとも思うのですが、多くの一般の家ではファミコンもパソコンもなく、街角ではしゃぐ素朴で無邪気な子供たちの笑顔を見ているとどちらがいいのでしょうか・・・
 私はたまたまジャカルタという街を通してですが、外国から日本を見つめてみるといろいろなことが、さらには自分自身のことがよく見えてくるものですね。(2/14)

お〜い

 何回目かのジャカルタ訪問のときのこと。ある日、道を歩いているとどこからか大きな声が聞こえてきました。べつに気にもせずいたのですが、あまり何回も聞こえてくるので気になって周りを見ると道路の反対側から警備員のおっちゃんがこちらに向かって大きく手を振っています。 その時すぐには誰だか全然わからなかったのですが、2ヶ月程前にジャカルタへ来たときにとあるワルンでたまたま会った人でした。私はすっかり忘れていたのですが向こうはちゃんと覚えていてくれてあいさつしてくれていたのです。 また、ショッピングモールで食事をしようとうろうろしていた時、あるお店の中から飛び出してきた店員さんに呼び止められたのです。この時もまた私はすっかり忘れていたのですが以前この店に食事に来たことを覚えていてくれたのです。
それだけのことなんですが、数ヶ月前に1回会っただけの人間をちゃんと覚えていてくれて、しかも声をかけてくれるなんて・・・日本を遠くはなれた国で、なかなかうれしいものです。(2/16)

男はたいへん!

 他のページでもちょっと書きましたが、こちらの結婚式(イスラム)では男がちょっとたいへんです。 それぞれの家庭によっても多少異なってくるでしょうが、かかる費用はみんな男性が負担するのですから。
日本のように結婚式場を使う人も増えてきているようですが、こちらでは自宅で結婚式をする人もまだまだ多いようで、 自宅の場合は女性方で行うのが普通のようです。 宗教や習慣は違っても式と披露宴(パーティ)、指輪の交換というのはどこでも同じのようですね。 指輪といえば日本では婚約指輪と結婚指輪がありますが、こちらでは結婚指輪と金製品(ネックレス、ブレスレット、イヤリング、指輪の4点セット)が一般的のようです。 それとこれもちょっと驚いたのですが、ベッド・タンス・ドレッサーの3点セットも結婚式には必需品のようで、式当日には部屋全体をきれいに装飾してみんなに見てもらうようです。 もちろん全部男が買うんですよ♪。なかには自分の土地を売ったりしてお金を作る人もいるということですから本当にたいへんみたいです。
お金の面は別にして、ジャカルタのような都市圏ではまだ簡素なようで、田舎の方では3日ぐらいかかるようなところもあるようです。多民族、多文化、本当にいろいろなやり方、考え方があるようです。(2/28)

ジュースで乾杯

 この国はイスラム教徒の人がほとんどなので基本的にお酒は飲みません。インドネシアの場合はちょっと他のイスラム教圏の国と違ってマイルドなところがあるので、人目のないところでは『ちょっとかるく』という場合もあるようですが、 でも、やっぱり日本と比べると街中でお酒くさい人に出会うことはまずありません。日本だと夜一杯やりながらという場合でも、こちらではジュースやコーヒーを片手に語りあっている若者の姿もよくみかけます。 夕方、道端に腰掛けておしゃべりする人たちの姿も決して珍しくありません。
どう言えばよいのか言葉が見つからないのですが、一日中忙しく走りまわっている私たちからみると、なんか素朴でいいです・・・。
 確かに経済的な面においては、この国の多くの家庭が決して安定しているとはいえません。 でも、この国の人たちを見ているとなにかしら私たちのまわりから消えてなくなってしまったものを見ているような気がしてなりません。
(3/18)

コケコッコ〜

 この街の朝ははやい!3時頃からにわとりの『コケコッコ〜』『バタバタバタ』からはじまる。そして、空が明るくなってくるとモスクのスピーカーからクルアン(コーラン)の大きな声が鳴り響く。 やっ〜と終わったかと思いきや、近所のおばちゃんたちの井戸端会議がはじまる。この声が結構家の中まで聞こえてきて気になるもの。これが終わってもうひと眠りしようという時には部屋の温度はどんどん上がってきて暑くてとても寝られない。 (^o^;)
暑い国ですから朝の涼しい間に仕事をしてなるべく早く終わるという合理的な考えなのでしょうね。国立博物館でもゆっくりお昼ごはんを食べてからでは間に合わないこともありますし(閉館の早いこと・・・)、銀行も2時くらいで閉まっちゃいますから。 こちらでは早寝早起きが大原則ですね。
ちなみににわとりはどこの家にでもいるわけではありません。ただ、見る機会は多いです。そういえば、どこかの大使館の前の大通りをお散歩している姿を見たこともありましたしね。 (3/28)

ヒヤヒヤ

 なぜかジャカルタの道路には横断歩道というものがほとんどないのです。歩道もThamrin通りSudirman通りのような場所を除けば、ほとんどありません。 たとえ、それらしきものがあってもガタガタでとても安心して歩けるようなものではありません。道路は車とオートバイのためのもの、そんな感じをうけます。 いちばん恐い時、それはやっぱり道路を横断する時です。 ここでは車もオートバイもどんどん突っ込んできますから、相手が自ら止まってくれたり、よけてくれると思ったら大間違い! 片道3車線以上もある道路で車と車の隙間を縫って渡るのは結構スリルがありますよ。 でも、こちらの人は馴れたものでタイミングよく渡っていきます。あえて自分の体を半分車の前にだし、無理やり車を止めさせて渡る、そんな風にも見えなくはありません。
何にしても、自分の身は自分で守るという気持ちは常にもっている必要がありますね。 保険制度もまだまだ十分に整っていない国ですから、もし事故にでもあったら本当に大変です。 気をつけて・・・!(4/1)

ゴォォ〜

 土曜の深夜。道路の脇を若者たちが埋め尽くす。誰もが楽しそうに煙草をふかし、おしゃべりしながらひたすら時がくるのを待っている。 ジャカルタの市内を深夜車で走っていると、こんな光景が所々で目にとまる。そのうち、たくさんのライトと共に爆音が響いてくる。 沿道を埋め尽くした若者たちの目が一点に集中し、目の前を数十台のオートバイが猛スピードで駆け抜けて行く。
 何のことはない、ジャカルタ版暴走族?の見物客だった・・・。どこの国でも同じようなことをみんなしているんですねぇ。 日本とちょっと違うのは猛スピードで駆け抜けていくということと年齢層が20代と高いこと。 もちろん警察が目を光らせているというのはどこも同じですけどね。
この他にも土曜の夜にはモナス周辺の広場に、ミーティングと題して自慢やバイクを持ちよって若者たちが集まってくる。 土曜の夜、若者たちにとって何か特別な時間であるようだ。(4/10)

フクザツなのね・・・

 イスラムが大勢を占めるこの国で特に女性の服装については、テレビなどで目にする他のイスラム諸国とはかなり違うように思います。 イスラムの女性といえば頭からつま先まですっぽりとベールに包まれている姿を思い浮かべる人が多いと思います。 でも、ジャカルタではそんな姿の女性を見ることはほとんどありません。 せいぜい、クルドゥンを身につけている人をそこそこ見る程度です。 ほとんどの人日本と変わらない服装で街を歩いています。 どうして?という疑問があります。これには人それぞれいろんな理由があるようですが、そのひとつにはこんなことがあるようです。 もし、そのような服装をして、例えどんなに小さなことでもイスラムに反する間違ったことをしたら、とても恥ずかしいということでした。世間体というものが結構重荷になるようです。 例えばゲームセンターのようなところにちょっと入ってみるというようなこともだめらしいですよ。でも、高校生くらいの若い女の子たちには誘惑の方が強いのかなあというのが現実のようですけどね・・・。 前に書いたクリスマスのときの様子などにも現れているように、宗教はイスラムだけれども仕事は仕事と、理屈だけでは説明できないいろいろな要素が絡み合って存在する社会のようですね。 (4/13)

ウソ?ホント?

 もうひとつ、イスラムに関する出来事を。バスに乗っているとイスラムの名を借り、寄付という名目でお金を集める人たちをよく目にします。 それなりの格好をしていますので、なにも知らない者にとっては普通の宗教活動かなとも思ってしまうのですが、一部の人を除き大体は単なるお金もうけということらしいです。 そんなことは地元の人たちにとって周知の事実らしいですが、それでも他の物売りに比べお金を渡す人がそこそこいるのです。 その人たちがどんな思いでお金を渡しているのかはわかりませんが、やっぱりイスラムの国なんだということを感じる一場面です。 。十分な仕事がなく食べていくためにやむをえずということもあるんでしょうが・・・難しい社会です。 (4/15)

ニャムック!

 ニャムック!。ガイドブックでもおなじみですが、インドネシアでは彼女たちがいっぱい。そう、『蚊(nyamuk)』です。 こちらの蚊、日本でよく見る蚊とは種類が違うのか、色が薄くて細めです。夕方頃からやたら増えはじめ集団でお出迎えしてくれます。 外にいるとこの数が半端じゃない!絶えず体を動かしていないとすぐにさされちゃいます。それに、さされると無茶苦茶かゆいんですよね。 おまけに体が軽くてふわふわしているのか、すばしっこいのか、なかなかたたかれてくれません。たたく時の手の風圧で飛ばされちゃうという感じですか・・・。
でも、地元の人たちは結構平気な顔で外の椅子に腰掛け、おしゃべりしながら夕涼みしているんですよね。 そばで見ているとのんびりした光景に思えるのですが、私なんかとてもじっとしていられません。 一番困るのが寝る時。暑いのにくつしたをはき、上下長袖のパジャマに、虫除けを塗って、蚊取り線香をつけて・・・、完全武装してもこれがダメなんですよね。
こんな状態ですから、蚊取りグッズ?はスーパーなどでも一通りそろっています。蚊取り線香、電子蚊取器、名前は忘れましたが昔懐かしい霧吹き型の防虫剤(ちょっと頭が痛くなるにおいですがこれが一番効果的かも)などすべて売られています。
もちろん、旅行される方などはホテルを利用されるでしょうから、そんなに神経質になることはありませんよ。 (4/18)

迷っちゃう・・・

 日本ではほとんどの家で靴を脱いで入ることと思います。 ジャカルタでも私が知る限り、靴を脱いで家に入るのが一般的なのですが、お客さんが来たときなどは靴を履いたまま部屋に入ってもらうこともあるようです。 家の床がタイル張りになっていることが多く、少々汚れても掃除が非常に簡単なようではありますが。 でも、お家の人は裸足でお客さんは靴を履いて話しているのは、そばで見ているとちょっと変かな・・・。 自分がよそのお家を訪ねたりしたときも、靴を脱がなくてもいいからそのまま入ればいいなんてことを言われたりします。 やっぱり、ちょっと戸惑ってしまいますね。
このタイル張りの床、衛生面はさておきちょっとした使い道も・・・。暑い時は床に腰をおろしたり、寝転ぶとひんやりと気持ちいいんですって。 (4/22)

たいせつに

 ジャカルタの中心部では高層ビルが立ち並び、道路には車が溢れ、まさに大都会そのものという印象を受けます。 こんな大きな街でも意外に普及していないのが『水道』です。 もちろん、大きなビルやショッピングモールなどではちゃんと整っていますが、一般家庭ではまだまだ十分に整備されていないようです。 じゃあ、みんなどうしているの?ということですが、多くのお家では井戸水を電気ポンプでくみ上げて使っているようです。 使っているポンプの種類も家庭によっていろいろで大きな貯水槽を備えているところから、使うたびにスイッチを入れなければならないものまで様々なようです。 去年は水不足で無駄遣いをしないようにとのアナウンスもあって場所によってはちょっと大変だったようですよ。
 また、水質も決して良いというわけではないらしく、それでも生活のためには使わざるを得ないという現実もあるようです。 一番ショックを受けたのは数人が悪臭漂う川で体を洗い、その側で小さな子供が食事をしている姿。驚きを通り越して、これが現実かとなんともやりきれないものが・・・。 (4/29)

抱っこ

 小さな赤ちゃんを連れた夫婦やお母さんと言えば、みなさんどんな姿を思い浮かべますか?日本だとベビーカーに赤ちゃんを乗せて歩いている姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 こちらではベビーカーというのはあまり見ません。ほとんどの人が赤ちゃんを腕に抱えて歩いています。 みなさんもテレビなどで見られたことがあるかもしれませんが、赤ちゃんを布で包み首からぶらさげるようにして抱きかかえています。 日本のようにベビーカーを押して歩いている方が一見様になっているようにも思えます。でも、最近日本ではスキンシップが足らず『サイレントベビー』などと呼ばれ親とコミュニケーションのとれない無表情の赤ちゃんがかなりの割合を占めているとか・・・。
こちらの子供はよくしゃべります。喜怒哀楽がはっきりしているようにも感じます。私にはまだ子供はいませんが、甥っ子や姪っ子を見ていると何だかいろいろと考えたりもします。みなさんはどうですか? (5/5)

ごま入り!

 私、コーヒーが好きなものでインドネシアへ行くと必ず買って帰るのですが、この間とうとうきれてしまったので知り合いにお願いして送ってもらいました。 いつもは、トラジャコーヒーを好んで飲んでいるのですが今回はそれに加えて変わったコーヒーを一緒に送ってくれたのです。 無地の袋に入っていたので種類もメーカーも何も分からないのですが、何が変わっているかって、胡麻が一緒にローストされているのです。 コーヒー豆は胡麻の油でテカテカしていて、こんなの飲めるのかなあと疑いつつもさっそく作ってみました。 胡麻の香りが少しありますが、でも、これがなかなかコクがありマイルドな味わいで結構おいしいのです。
みなさんもインドネシアへ行かれることがあったら一度お試しになられてはいかがでしょう。  (5/11)

感心感心

 インドネシアでは一応、子供の数は3人までと決まってはいるようですが、やはり各家庭での子供の数が日本に比べ多いのです。当然、両親にかかる負担は大きくなり、そのとき頼りになるのがお兄ちゃんお姉ちゃんなのです。 忙しい両親に変わって弟や妹の面倒をよくみます。年の差が結構離れていても外で遊んだり、ひざの上に弟や妹を抱きかかえ一緒にテレビを見たりしている姿をよく目にするのです。 それが兄弟ではなく、従兄弟や近所の子供であってもこういった光景は比較的よく見られるものです。
 両親に変わってお兄ちゃんやお姉ちゃんには責任といったものが当たり前のようにあるようなのですが、でもだんだん大きくなってくるに従って、『お兄ちゃんやお姉ちゃんはうるさい』なんて声も聞かれるんですよ。 でも、やっぱりここでは人間的ふれあいがまだまだ残っているのです。 (8/2)

あいうえお?

 『あいうえお』。これを唱えるのは日本語だけではありませんでした。ある日、『あいうえお』と小学校1年生の子供が口ずさんでいました。 小学校から日本語を勉強しているの?と最初は驚いたのですが、どうも違う様子・・・。よく聞いてみるとなんと『インドネシア語』の勉強中ということでした。 つまり、インドネシア語の母音は日本語とよく似ているのです。『あいうえお』だけでなく、この他にも私たちが幼少の頃学習した五十音に関連する発音とそっくりの言葉を繰り返し勉強しているようです。 言語学についてはよくわかりませんが、どうして五十音と同じ並びなのかは不思議であり、興味深いところでもあります。 日本とインドネシアは密接な関係が昔からありますが、以外と身近なところでも共通するところがあったのですね。 (8/22)

まけてまけて

 買い物をする時に私たち日本人にとってちょっと戸惑うのが価格が表示されていないこと。 スーパーとか百貨店では価格が表示されているのが普通なのですが、一般的な個人のお店では価格なんて全く表示されておらず商品が並んでいるだけなのです。 買う時は値段をお店のご主人と交渉して決めるのですが、お金をいっぱい持っていると思われている日本人にはなかなか手厳しいですよ。 円に換算すれば大した価格ではないものの、通常の2倍くらいの値段は平気で言ってきますから。 でも、厳しい経済情勢のなか商売に必死になっているのも事実・・・、これも買い物の醍醐味と思って怒らないでの〜んびり笑顔で交渉するのも楽しいものです。 価格と質を見比べて買うことに馴れている私達にはなかなか馴染めないことかもしれませんが・・・。 地元の人たちでも安く買うためには服装にも気をつけて出かけるようです。きれいな服装をしているとあまりまけてもらえないんですって・・・。 (9/21)

ピーチクパーチク

 ジャカルタペット事情・・・。などと言うほど大したことはないのですが、愛玩動物として飼われているものでよく見かけるのが小鳥。 細い路地を歩いていると家の軒先に鳥かごがかかっていて、心地よいさえずり声が聞こえてくることがしばしばあります。 庭を網で囲って小鳥をたくさん飼っている人もいますし、本当に好きな人は部屋の中まで鳥かごだらけというようなこともあるのです。 ジャティネガラなどへ行くと鳥や鳥かごをずらりと並べて売っている所があって、結構たくさんの人たちが集まっています。 でも困ったことに鳥好きが過ぎて部屋の中でたくさん飼っている人の中には病気になっちゃう人も多いんですって。
鳥の中でも大きなガチョウが道路をうろうろしていた時はさすがにびっくりしましたよ。あれはペットなのか、それとも食べるために飼っているのか未だに???です・・・。 (10/1)

ジャブジャブ

 インドネシアでは1日に何回もマンディ(水浴び=お風呂)をします。これはガイドブック等にもよく載っていますからご存知の方も多いことと思います。 暑い国でエアコンもまだまだ普及はしていないものですから日中マンディをすると体の火照りがとれてとっても気持ちいいんですよね。 (ただ、慣れるまでは暑い国と言えども結構冷たく、一瞬体が硬直してしまいますが・・。) また、その度に着替えもしますから普通1日1回しかお風呂に入らない私達よりは余程清潔にしているのかもしれません。 そのかわり毎日洗濯物が多くて大変なのよという主婦の声も聞こえてきますが・・・。
私がこの国へ初めて訪れた時に感心したのが外出する際には必ずマンディをし、身なりをきちんと整えて出かけることです。 今でこそインドネシアを訪問した時には何回もマンディをすることが珍しくなくなりましたが、当初は面倒くささもあって夜しか水浴びをすることがなく、もしかしたら日本人って何て不潔なのと思われていたのかもしれませんね。 だって、「マンディは・・?マンディは・・?」って何かにつけてよく言われていましたから・・・。 (10/11)

うまいもんはうまい

 またまたバスの中でのお話。ジャカルタではバスの中で「営業」をする人たちが実にたくさんいます。 流しのおにいちゃんたちもしょっちゅう入れ替わり立ち代わり歌っているのですが、流石に耳の真横でギターなんか弾かれたらうるさいうるさい!。 ちょっと一眠りしたいなあなんて思う時に限って、うるさいのが入ってくるんですよね。 暫く聞いていれば上手いか下手かはすぐにわかるものですが、お金の集まり具合も大体これに比例しているのが何回か見ていると分かります。 時々、年配者に多いのですがこれならお金を払ってもいいかなと思う程本当に上手な人に巡り会う時があります。 聞いている方も気持ちは同じなんでしょうね、支払う人の数も金額も普段とは全然違うんですから・・・。 バスの中での人間模様、見ているとなかなか面白いものです。 (10/28)

デモプライス

 最近、ジャカルタもまた不安定な状況が続くようになってきています。 テレビや新聞、インターネットでも状況が伝わっていますが、実際にデモを目の当たりにするとその緊張感が恐怖に変わります。 今日は先日の騒動で亡くなった方を弔う集会が各大学で一斉に開かれたようですが、かなりの数の軍・警察が警備にあたっていました。 学生たちが動き出す頃、私はインドネシア大学の前を通るバスに乗っていましたが、外の様子を見て通過する道路を変更するよう大声をあげる乗客など一瞬にして緊張感が車内に広がりました。
このような状況でも中には仕事に励む人たちも・・・。普段道路脇でワルンで商売している人たちです。テレビのニュースによると通常の50%UPの価格でよく売れるとか。 何とも皮肉な様子ですが、これ以上犠牲者が出ることなく苦笑いで終止することを祈るばかりです。 (11/19)

お得ですよ!

 『みなさん、こんにちは。道中お邪魔しましまして申し訳ありません。私はガムを売っています。このガムはスーパーで買ったら2000ルピアくらいしますが、わたしはこれを1500ルピアでお売りします。 500ルピアもお得ですよ。どうぞ手にとってご覧ください。スーパーで売っているものと一緒のものですよ。どうぞお買い求めくださ〜い。』
前席から順にガムが1つ1つ乗客の膝の上に配られていく。配り終わったらもう一度前へ戻る。欲しい人はお金を渡し、欲しくない人は商品を返す。 バスの中でのいつもの光景。 (12/2)

ン?雨だ!仕事仕事!

 今、インドネシアは雨季。ポツポツと滴が肌に当たり始めると突然すっご〜い勢いで大粒の雨が降り出し、あっという間にびしょ濡れということも・・・。 日本のように細かな天気予報というものはなく、この突然の雨をビジネスチャ〜ンスとしてしまう人がいるのです。それは傘代行業?。 傘を持っていない人の為に、ある一定区間雨に濡れないように一緒に傘に入れてあげたり、貸してあげたりしてお金をもらうのです。 例えば、雨が本格的に降りだすとスーパーの玄関口には一斉に傘を持った人たちが店内を見つめるように並びだします。 そして、お客さんの車のある所やバス・ミクロレッに乗るまで傘に入れて行くのです。 突然の大雨には確かに助かりますが、ただ、傘を貸した相手の後ろをびしょ濡れになりながら付いて歩いている子供たちの姿も結構見られこれはかなり複雑な心境になります。 色々と難しい国であることは承知していますが、少なくとも小さな子供達が辛い思いをして働く必要のない社会にはやくなってもらいたいものです。 (12/18)

クリックリッが好き

 赤ちゃんが産まれた時にお鼻がすらりとしているとみんなが喜ぶと以前書いたことがありましたが、この他にもぱっちりした目に二重まぶたと長いまつげ、そして細くてすらりとした指先も喜ばれるそうです。 以外にも肌が白くて、髪の毛がクリックリッとくせ毛なのがうれしいそうですよ。もちろん、人によって好みは違うでしょうが大きくなっても、くせ毛の方がかわいくていいと言う人も多いようです。 (1/16)

すやすや

 最近では日本でも安眠グッズなるものが販売されていますが、インドネシアでも眠る時に欠かせないものがこれ、GULING(抱き枕)なんです。 みなさん、毎日この枕を抱きかかえるようにしてすやすやとかわいく眠っているんですよ。 実際、これがあると気持ちよ〜く眠りに就くことができて、私も今では安眠必需品になってしまいました。 大人用から子供用まで大きさや固さもいろいろあり、人それぞれこだわりもあるようです。 何といってもかわいいのが赤ちゃん用のGULING。すやすや眠る赤ちゃんの横にもちっちゃいちっちゃいGULINGが一緒に並んでいます。 (1/16)

さくらの国

  春と言えば「桜」。日本を代表するお花でもありますね。 インドネシア語では日本のことを「JEPANG(ジュパン)」と言いますが、別名「NEGRI SAKURA(ネグリ サクラ)」とも表現するようです。 そのまま訳せば「桜の国」。私はこの表現の仕方が好きで、何かやわらかい、いい感じを受けませんか? 以前、日本からつぼみのままの桜の枝を少し送ってあげたことがあります。 インドネシア全土に言えることではないかもしれませんが、少なくともジャカルタではみんなお花が大好きですから日に日に花開く桜が物珍しさも手伝って大好評だったようです。 もし、1年中暑いインドネシアに桜の木を植えたら何回も花を咲かせてくれるの・・・かな? (1/28)

あっま〜〜い!

 日本では来客の際に、お茶を出すのが一般的でしょうが、インドネシアではお茶の代わりに紅茶がよく出されます。もちろんコーヒーの場合もあります。 紅茶自体は日本と比べて味にそれ程違いはありませんが、紅茶の味というよりも砂糖水を飲んでいる感じがするくらいとにかく甘いのです。 甘いものは大好きですが、普段コーヒーや紅茶には砂糖を入れない私にとっては本当にびっくりする甘さです。 でも、「お砂糖は結構です」なんて言うと反対に相手の方が目を丸くしてびっくりしてしまうんですよ。 (2/17)

かっら〜〜い!

 ご存知の通りインドネシアは香辛料の豊富な国でもあります。 日本でも最近は数多くのスパイスがスーパーなどでも簡単に手に入るようになりましたが、 インドネシアのパサールに行けば見たこともないようなスパイスが特有の香と共にたくさん並んでいます。 代表的なものと言えば、そう「とうがらし」です。これにも赤、緑、乾燥、生、大小、様々な種類があり、料理によってそれぞれ使い分けているようです。 日本でとうがらしと言えば辛いだけですが、ここでは決してそうではなく実に深みのある味わいを出してくれます。(中には辛くないとうがらしもあります。)
でも、辛いとうがらしを生のままおかず代わりにしてかじっている姿を見た時はさすがにびっくりしてしまいました。 美味しいからとすすめられるまま、私も試しに食べてみましたがとてもとても・・・。 極端に甘かったり、辛かったりとこの味覚の差も食文化の違いなのでしょうね。
反対に梅干しを食べている私の姿をみて、みんなは口をすぼめていましたけど・・・。 (2/28)

ハッピバースデー!

 皆さん、誕生日といえばやっぱりケーキが一番に頭に思い浮かびますよね。 そのまわりにはいっぱいご馳走が並び家族や友達といっしょにわいわいがやがや・・・特に子供たちにとっては1年の内で大きな楽しみの日のひとつではないでしょうか。 私なんかはそろそろ誕生日があまりうれしくない日になりつつある年齢になってしまいましたが・・・。 さて、インドネシア(ジャカルタ?)では誕生日にほぼ確実に出てくるお料理があります。 それは、日本でも珍しくはない「焼きそば」です。またはこのかわりにビーフンゴレンという場合もあるようです。 どれも細くて長〜い材料を使っていますよね、そうこれにはどうか長生きできますようにという意味があるそうです。 形は違っても縁起をかつぐところは日本人の考え方とよく似ていますね。 (3/7)

オチツイテ・・・

 ここ暫く、宗教対立とか民族対立とか暗い話題もまた大きく取り上げられるようになり、この国の行く末を心配します。 日本では選挙の話題が続いていましたが、インドネシアでももうすぐ選挙が始まります。どうか平穏に終わってもらいたいものです。
選挙と言えば日本での投票率はあまり高くはありませんが、インドネシアではどうでしょう。 公の数値は知りませんが、少なくとも私の周囲の人たちの言動を見ていると、日本と比べ投票に対する義務感というのを非常に強く感じます。 日本でもこちらに滞在しているインドネシア人の間では日本での投票に関しいろいろな情報が飛び交っているようで、その関心の強さを感じずにはいられません。 この意識の違いはちょっと見習わなければならないかもしれません。ただ、人によって言うことがバラバラな為、大事なことだけに混乱している場合もあるようです。 大使館や領事館からのアナウンスを待って、それに従えば問題ないんですけどね。噂・話好きなインドネシアの気質をちょっと垣間見た感じがします。 でも、日本人もよく似たものかな・・・? (4/25)

おおきいね。

 1999年6月7日はインドネシアの総選挙の投票日。 今回、全部で48もの政党があるようですが、投票用紙の大きいこと。 政党のシンボルマークがずらりと印刷されています。 支持する政党のマークの中央に鉛筆などで穴をあけて投票するようです。 それにしてもこの大きな投票用紙、集計するのが大変そう・・・。因みに、インドネシアの選挙権は17歳からのようです。 (6/7)

ハリイブ

 日本ではもうすぐ父の日ですね。インドネシアでもこのような日があるのかと聞いたら、クリスマスの直前、毎年12月22日が「母の日」だそうです。名前も字の如く「Hari Ibu」。 家族でお母さんにプレゼントを贈ったり、お父さんがごちそうを作ったりして日頃の感謝の気持を表すそうですよ。どこの国でも人としての気持は変わらないんですね。
ところが、「母の日」はあるのに「父の日」がない!どうして?と言っても仕方ありませんが、男としてはちょっぴり寂しいかな・・・。 (6/17)


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