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(Nov.2009)
(Compiled by Haruo Hirose)
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(Nov.26, 2009)


オー・モーレツ!

 あれから40年。 1969年の夏に MGM映画の試写室で 「バギー万才」を見て以来 ずっと 気になってることがあります。 それは、 「オー・モーレツ!」で有名な 丸善石油のCMは 「バギー万才」の ワン・シーンをヒントに 作られたのではないかと。

丸善ガソリン 猛烈ダッシュ (1969年 CM)

 エッチCMのさきがけとなった 「丸善ガソリン 猛烈ダッシュ」の テレビCM。 このCMは 1969年の春に 放送され始め、 小川ローザを 一躍人気者にするなど、 当時すごく 話題になったものです。 「バギー万才」を 1969年7月に 初めて見た時には すでに このCMは 放送されていましたので、 上記写真の 映画のシーンを見たときは 「アレ!?」っと 思いました。 モデルの お尻の突き出し方、 スカートのまくれ具合、 帽子(ヘルメット)の感じまで そっくりだったからです。

 「バギー万才」の日本公開は 1969年7月でしたが、 全米公開は 1968年10月です。 「丸善ガソリン 猛烈ダッシュ」の CM製作者がアメリカで 「バギー万才」を見ていたとしても 不思議ではないでしょう。 映画「7年目の浮気」の中の マリリン・モンローの スカートがまくれ上がる 有名なシーン (写真) は もちろん知ってます。 でも、 モンローから この「オー・モーレツ!」は 生まれそうにないと 思うのです。

 その後、永井豪のエッチ漫画 「ハレンチ学園」の中で、 スカートめくりが 「モーレツごっこ」として 取り上げられ、 子供たちに 影響を与えましたが、 私たち団塊の世代の 子供の頃には スカートめくりなんて 悪戯は なかったです。



(Nov.26, 2009)


 チラシ拡大
< Elvis 75th Birthday Party >

<日時> 2010年 1月10日 (日)
<場所> 有楽町 よみうりホール (地図)
     東京都千代田区有楽町 1-11-1 (03-3231-0551)
     JR 有楽町駅前 読売会館7階(ビッグカメラ上)

<TIME TABLE>
    13:00 ● 開場
    13:30 ● ライヴ Part 1
    15:00 ● 湯川れい子 トークショー
    16:30 ● 「アロハ・フロム・ハワイ」上映
    18:00 ● ライヴ Part 2 (桐生大輔、Kohji)
    19:00 ● 終了

<料金> チケット発売中
    エルヴィス・ソサエティ会員:5,500円
    一般前売:5,800円 
    一般当日:6,000円 

<チケットのお求め>
    チケットぴあ (0570-02-9999) (Pコード 555-853)
    キング・クレオール (045-471-5647)
    銀座タクト (03-3571-3939)
    エルヴィス・プレスリー・ソサエティ・オブ・ジャパン (03-3541-6503)
<主催・問い合わせ>
    エルヴィス・プレスリー・ソサエティ・オブ・ジャパン (03-3541-6503)



(Nov.24, 2009)


 (Elvis Theater の内部)

Cirque du Soleil, "Viva Elvis"

Elvis Creation in Montreal
 モントリオールでのリハーサル風景。 生バンドの出演者や プリシラも出てきます。

Dreams
 2分43秒あたりから Elvis Theater 内部の映像が出てきます。 グレースランドの門なども 見えます。

Video Gallery of "Viva Elvis"

Facebook of "Viva Elvis"



(Nov.16, 2009)

King Of Rock 'n' Roll

 アメリカ国内での話ですが、 「キング・オブ・ロックン・ロール」 という称号は エルヴィス・プレスリーに 与えられたもので、 他の歌手が使うことは 許されてません。 何故なら、 EPEが "King Of Rock 'n' Roll" を商標登録していて、 無断で商品や 広告宣伝活動に "King Of Rock 'n' Roll" というフレーズを 使うことを 許してないからです。
 "キング・オブ・ロックン・ロール" エルヴィス・プレスリーの ベスト・パフォーマンスを どうぞ。

のっぽのサリー、 "Long Tall Sally"
レディ・テディ、 "Ready Teddy"



(Nov.14, 2009)

「サスピシャス・マインド」
Suspicious Minds - Stereo Master

 こんなのが RCAから発売されてたとは 知りませんでした。

 「サスピシャス・マインド」の スタジオ版マスターは、 後半の "Caught in a trap. I can't walk out. Because I love you too much baby" 部分が 何度も何度も 繰り返される途中に 「フェード・アウト、 フェード・イン」加工が 施されてるものだと 思ってるでしょ? 私も、 FTD-CD などに 収められてる アンダブド・スタジオ・テイクを 除いて、 普通の ベスト盤に 収められてる 「サスピシャス・マインド」は 全てに 「フェード・アウト、 フェード・イン」加工が 施されてると 思ってました。 ところが、 米国で 1988年に 発売された CD, "50 Worldwide Gold Hits, Volume 1, Part 1" に収められてる 「サスピシャス・マインド」には この「フェード・アウト、 フェード・イン」が 無いのです。

 今年に発売された 「エルヴィス・イン・メンフィス、 レガシー・エディション」の オリジナル・ モノ・マスターと 聞き比べると 若干の テープ・スピードの差 (4分目の時点で2.8秒、 レガシー盤が遅い) と、 ステレオ、モノラルの 違いの差はあれど、 コーラスや ホーンの オーバー・ダブの付け方が まったく 同じように 思えます。 それと、 "50 Worldwide Gold Hits, Volume 1, Part 1" 版は 最期のフェード・アウトが 約10秒も 遅いのです。

 「サスピシャス・マインド」の 波形の比較

 このことから 私の推理では、 "50 Worldwide Gold Hits, Volume 1, Part 1" 版が 「サスピシャス・マインド」の 完成ステレオ・マスター ではないかと。 そして、 このマスターを元に、 途中に 「フェード・アウト、 フェード・イン」 加工がなされ、 最期のフェード・アウトも 早い目になされ、 モノラル盤が 作られたと 思うのです。

Suspicious Minds ("50 Worldwide Gold Hits" Stereo Master)

 注意: 米国で 1987年に発売された3種類の LP/CD, "The Memphis Records", "The Number One Hits", "The Top Ten Hits" に収められた 「サスピシャス・マインド」は、 「フェード・アウト、 フェード・イン」 前に終わってしまう 短縮版です。



(Nov.11, 2009) (Nov. 3, 2009)

今一度ご確認を

 日本や米国のアマゾンに 米国盤4枚組 "Elvis 75" CD を注文された方は 今一度、 確認してください。 2、3日前まで 日本や米国の アマゾンに於いて、 2種類の4枚組 "Elvis 75" が アップされてましたが、 その内のひとつが 来年1月5日発売の 1枚物の "Elvis 75" に 変更されてます。
 4枚組のつもりで 注文したものが、 1枚ものに 変更されてることが 考えられますので、 アマゾンのアカウントから 注文履歴を確認の上、 変更されてる場合は、 一旦 その品物を キャンセルした上で、 再注文されることを お勧めします。

12月8日発売 "Elvis 75; Good Rockin' Tonight" (米国盤 4-CD Box)
1月5日発売 "Elvis 75" (米国盤 1-CD)
1月6日発売 "Elvis 75" (日本盤 3-CD)


(米国盤)

(英国盤)

 英国盤3枚組 "Elvis 75" のジャケット写真が 明らかになりました。 日本盤 "Elvis 75" の選曲は 明らかに 英国の シングル盤コレクションですので、 恐らく 日本盤は 英国からの輸入盤に 日本語解説書を 付けただけのものに なるのでしょう。 米国盤 "Elvis 75" に付く 80頁のブックレットは 英国盤や 日本盤には 付かないと思われます。

(Nov. 3, 2009)
"Elvis 75" 日本盤は3枚組

 これには驚きました。 アメリカで 12月8日に発売される 4枚組CD、 "Elvis 75 - Good Rockin' Tonight" は 100曲入りなのですが、 日本盤は 日本独自の選曲で、 75曲入りの3枚組。 タイトルも 「エルヴィス 75 〜 75 クラシック・ヒッツ」 となり、 来年1月6日に ソニーから発売されます。 詳しい曲目リストは CDニュースの頁を 見てください。



(Nov. 9, 2009)


ランウェイから ランナウェイズへ
女優デビューするエルヴィスの孫娘、 ライリー・キーオ

 ファンション・モデルとして 活躍している エルヴィスの孫娘 ライリー・キーオ (Riley Keough) も 今年20歳になり、 身体つきも すっかり 大人っぽくなりましたが、 来年、 女優デビューを 果たすことになりました。

 出演する作品は、 70年代後半、 過激な衣装で 日本でも すごく人気のあった ランナウェイズの 伝記映画です。 ダコタ・ファニングが演じる ランナウェイズの メイン・ボーカル、 チェリー・カリーの 双子の姉妹、 マリー・カリーを ライリーが演じます。 上の写真が 撮影中のものです。 ライリーは ダコタ・ファニングに 似てるからという理由で 選ばれたと 思うのですが、 美人ですよね。 気になる 彼女のサイズは、 エージェントの発表では、 身長170cm、 86-66-82 らしいです。

 映画「ランナウェイズ」、 来年の公開が 楽しみですが、 この映画の 本当の主役は もうひとりのボーカル、 ジョアン・ジェットを演じる クリステン・スチュワート らしいです。 アメリカでは すぐに グループを脱退した チェリー・カリーより ジョアン・ジェットの方が 人気者だったらしいですし、 彼女らの歌ってた曲も ジョアン・ジェットの 作品のようです。

Runaways - Cherry Bomb (Vo. Cherie Currie)
Runaways - Wasted (Vo. Joan Jett)
映画 "The Runaways" 予告編

映画 "The Runaways" オフィシャル・サイト

 クリステン・スチュワート の日本デビューは、 映画「パニック・ルーム」の ジュディ・フォスターの 病気の娘役ですが、 何といっても、 昨年、 アメリカでは 社会現象まで 巻き起こした ベストセラーの 映画化作品 「トワイライト 〜 初恋」の ヒロイン役は 素晴らしかったです。 右の写真の ジョアン・ジェット役の クリステン・スチュワートとは まるで 別人のようです。 「トワイライト 〜 初恋」の 吸血鬼の恋人役の ロバート・パティンソンは ちょっと デビュー当時の エルヴィスの雰囲気を 持っていました。 11月28日に 公開される 「ニュー・ムーン、 トワイライト・サーガ」も すごく 楽しみな映画です。

「ニュー・ムーン、トワイライト・サーガ」 オフィシャル・サイト
「トワイライト 〜 初恋」 オフィシャル・サイト


(本物のポスターはこれ)



(Nov. 6, 2009)


(ポスター)
Viva Elvis

 既報のとおり "Viva Elvis" と公式発表された ラスベガスのシルク・ド・ソレイユの エルヴィス・ショー。 アーリア・リゾート・ホテルの グランド・オープンが 12月16日とだけ 発表されたのみで、 "Viva Elvis" の チケット発売開始日さえ まだ発表されず、 ファンを やきもきさせておりますが、 下記HPによると、 "Viva Elvis" は 12月18日から 12月27日までは 夜7時のショー 1回のみ、 12月28日から 1月12日までは 夜7時と10時の 2回のショーが 予定されてます。 気になるチケットのお値段は 175ドルから 99ドルと かなり高いです。

Cirque du Soleil, "Viva Elvis" オフィシャル・サイト

Aria Resort & Casino, "Viva Elvis"

"Viva Elvis" デスクトップ用 背景画像 (1480×834)



(Nov. 1, 2009)

君はちゃんとエルヴィスを聴いてるか? (パート2)
映画の中の「ラヴィング・ユー」は 2度とも 同じ録音を 使用している。

 エルヴィスは映画「さまよう青春」の中で 2度、主題歌の 「ラヴィング・ユー」を 歌います。 農場のシーンと ラストの ステージのシーンですね。 背景や エルヴィスの表情が 違うので、 皆さんは エルヴィスは 歌い方を変えてる と思ってるでしょ?  ところがどっこい、 両方とも 同じ録音を 使用しているのです。

"Loving You" (Farm - Stage) (農場シーン 〜 ステージ・シーン)

 「ファーム・バージョン3、テイク12」 (Hz 12, Farm Version 3) にオーケストラが オーバーダビングされたものが 使用されてます。 実際の映画では、 農場と ステージのシーンでは オーケストラの入り方が 多少 違ってますが、 同じ録音であることに 違いはありません。 「ラヴィング・ユー」の テイクは 全てが 発表されたように 思われてますが、 このオーケストラが オーバーダビングされたものは 今だに未発表のままです。

 農場のシーンで オーケストラ・バージョンってのも 可笑しな話で、 当初 考えられていたのは、 ギターとハーモニカだけの シンプルなものでした。

"Loving You" (Farm version) (本来はこうあるべき 農場バージョン)

 ラストのステージでは、 フル・オーケストラが バックに控えてますので、 オーケストラ・バージョンが 相応しいと思いますが、 エンド・バージョンも 用意されていました。

"Loving You" (End version) (エンド・バージョン、 映画版と比べて 良くないかも)

 ここで注目は ファーム・バージョンで 素晴らしいハーモニカを聞かせる ジョージ・フィールズです。
 ジョージ・フィールズって こんな人
 エルヴィスとは この "Loving You" と映画「ブルー・ハワイ」の中の "Beach Boy Blues" でハーモニカを 吹いてます。
"Beach Boy Blues" by Elvis Presley
"Moon River" by Andy Williams

 ジョージ・フィールズの 古い映像もありました。
George Fields - Rockin' In The Rockies (1945) (右から2番目の人)
George Fields - Radio Stars On Parade (1945) (左端の人)



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