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モンゴル族の支配から脱却し、漢人文化への回帰を打ち出した明王朝。 しかし三百年に渡る統治の過程で徐々に国家は腐食していきます。
そして、明末… 万暦帝の在位は50年に渡るが、その殆どを後宮で過ごし政治を省みようとしなかった。 皇帝は自らの私欲に国費を浪費し、民衆は過酷な税制に苦しめられる。 相次ぐ天変地異、治安の悪化がさらに民衆を追い詰め、やがてはその怒りが明を滅ぼす事となった。 内政の失敗に加えて、軍事面でも圧迫されていく。 秀吉の朝鮮出兵、南方ではミャオ族の反乱、そして東北ではヌルハチら女真族の台頭−− 帝国各地で大規模な騒乱が相次ぐのである。 それを対処しなければならない皇帝は政務を放棄し、官僚は不毛な派閥争いに熱中する。 宦官の台頭と、それを糾弾する東林党の対立である。
大国「明」が新興勢力「清」に飲み込まれていった明末清初。 第一集は明が倒れる過程を紹介したい。
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■特集「明は、何故滅亡したのか?」 朱家の落日。万暦〜天啓まで
■この人物に注目 ・福王朱常洵 ・王安 ・顧憲成 ・魏忠賢 ・楊漣 ■出来事 「三大疑獄〜皇位継承を巡る闘争〜」 ・梃撃事件 ・紅丸事件 ・移宮事件
■あとがき
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